カテゴリ:小説
ずっと、本を読む気になれず凹んでいたんですが、やっと復調してきました。
一発面白い本(『透明人間の告白』)を読んで、面白い映画(『かもめ食堂』)で、GWに散歩してゆっくり休んだら元気になったみたい。ありがとうございました。 さて、ということで読書もボチボチ復活しましたよ。 1冊目は星野智幸『ファンタジスタ』(集英社文庫) 読んでいても、よくわかりませんでした。なんのことかさっぱりでしたが、最後まで読むのは読みました。変なの。ということで、あらすじも感想もなしです、すみません。中篇3篇ありますが、私は「砂の惑星」が好きです。 最後のどんでん返しがびっくりです。 2冊目は南伸坊『李白の月』(ちくま文庫)です。 『仙人の壷』につづく、中国古典シリーズです。 中国古典の不思議な話(アンチクライマックスの変な話)を基にした、マンガとエッセーが1組で、17組入っています。 私、南伸坊さんの漫画好きです。(このシリーズしか知らないけど) シンプルな線なんですが、1コマ1コマにすごく工夫が凝らされている感じがします。 短い作品だからかもしれませんが、1コマにかける気合が他の人とは違うみたい。 元になったお話しも面白いけれど、南さんの漫画はもっと面白くなっている。 ただのおにぎりおじさんだと思っていましたが、この漫画とか、本の装丁とか「うさぎ好み」な方だと最近知りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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