そね家ブログ

2015/05/14(木)03:19

サンデーとマガジン感想・・・と思ったのに。「ある日のできごと」

サンデー感想(55)

パソさんの具合がどうも良くありません。 いつ消えるかびくびくしながらこの文を書いています。 写真アップや絵文字が使えない状態なので、マガジンとサンデー感想は明日にして、先日の出来ごとを少しばかり。 「そんなもんどうでもいい」という方はスルー願います。 先日、久しぶりに道でばったりママ友に出逢いまして。 5分とかからない近所に住んでいても、生活リズムが違えば驚くほど逢いません。 子供達が小学校に通っていた頃はなんやかんやで逢ってたけど、別々の高校に行ってしまえばホント逢わなくて。 だから嬉しくて色々話しながら歩いていたら、道の前方に何やら盛り上がったものが見えます。 「あれ、何・・・?(二人ともド近眼)」と近寄ってみると、お年寄りが倒れていて、その下に赤い液体が・・・え!?? ちょっ!嘘? 血ってこんなに真っ赤だっけ?もう少し茶色っぽいとかそんな色じゃなかったっけ。 その方はハイキング風の服装でリュックを背負っていらしたので、何処かの公園でスケッチでもされて、転んだ拍子に絵具をぶちまけたのか、と間抜けな想像をしてしまい・・・って、そんな場合じゃない! 「だ大丈夫ですか!?」と声をかけると、お年寄りは力なく微笑み、手を軽く振って大丈夫という動作をなさったけど・・・大丈夫なわけない! 「きゅ救急車!」と携帯を取り出すと、また手を振って「呼ばなくてもいい」的なことを。 呼ばれたら却って迷惑なのかな・・・そういや救急車呼ぶの初めてだけど、これって呼んでもいい状況なのかな・・・よく軽傷で呼ぶ人とかいて迷惑かけてるって聞いたことあるけど。 ・・・ご自身で起き上がれない状態で、お名前や住所をお訊きしても答えられない。それに・・・この血! 今呼ばなくていつ呼ぶんだ!と119番する。 昔、子供達が小さい頃、防災センターで救急車呼ぶシミュレーションしたし・・・と、コール無しで電話をとる気配が。 救「消防ですか、救急ですか」 私「救急お願いします」 救「どんな状況ですか」 私「お年寄りが転んで動けない状態でいらっしゃいます。出血もされているようで」 救「意識はありますか」 私「呼びかけには反応されますが、お名前等をお訊きしても答えられない状態です」 救「住所は何処ですか」 私「(具体的な住所はわからんな・・・)●●小学校の裏です」 とにかくテンパってたのでスムーズに説明出来ませんでしたが、さすがプロ、すぐに地図で調べて下さったらしく 救「○京区の●●小学校ですね。そのどの辺りですか」 私「えーと、裏で・・・」 救「裏ではわからないので(そりゃそうだ)、東西南北で言って貰えませんか」 私「あ…って、すみません!南です南!車の通れない細い道です」 救「わかりました。▽通りの辺りまで行きますんで、サイレンが聴こえたらそこまで出て来て誘導して頂けますか?」 私「わ、わかりました」 というようなことをオロオロとしていたら、自転車で通りかかった高校生くらいの男の子が「どうしましたか?」と来てくれて、状況を説明すると、「じゃあ俺がその通りまで行ってきます」とさっと行ってくれて。 その際、上着を脱いでお年寄りにかけるということまでさらっとしてくれて。 ・・・私らが思いつきもせんかったことを・・・格好いいなぁ。←思いつけよ。 その間お年寄りは何とか身を起こそうとしたり「すみませんなぁ」としきりに恐縮したり。 こんなに血を流してるのに・・・。 「動かない方がいいですよ」と寝かそうとしていると、私達より少し年上くらいの男性がまた「どうしましたか?」と来られて、「頭が下がってる」と支えて下さって。 御礼を言いながら、とにかく血を拭こうと見てみると。 口元の辺りから血が流れてるような。転んだ時に口の端でも切ったかな。でも口切ったくらいでこんなに血が出るかな・・・って! さっきは気づかなかったけど、顎がぱっくり割れてそこから血が出てる!それがシャツを真っ赤に染めて・・・! う・・・いかん、私がここで声をあげたら不安がらせてしまう、と悲鳴を呑み込む。 と、男性が「あ~顎切っちゃったかぁ。おじいちゃん、病院で縫って貰いなぁ。大丈夫やしな」とのんびりした声で励まして下さり。 う~~ん、さすがだ・・・。 サイレンが聴こえてきて、暫くすると男の子が「来ました!」と。 救急隊員の方が寄ってきて、しきりにお年寄りに話しかけました。 「お名前言えますか?」「どうしましたか?」等々 お年寄りは苦笑しながら「どうしたんかな~~」としか言えないようです。 くらっときて転んだのかなぁ・・・その瞬間を目撃した人がいなかったので何があったのかわかりません。 とにかく隊員の方たちは、「もう大丈夫ですよ~」とお年寄りを抱えるようにして担架に乗せて、私達にも「後はお任せ下さい」と言ってくれました。 更に、出血を抑えていた私の手に血がついているんじゃないかとしきりに気にして下さり。 救急隊員さん、優しいなぁ。 気にはなったけど、私らがいても役に立たないし・・・御礼を言って「よろしくお願いします」と去ろうとしたら、お年寄りが「ここにいた人達によろしくお伝えください」と救急隊員さんに仰っているのが聴こえ。 名前も言えない状態なのに、話すのも大変だろうに、他人を気遣うことは忘れないんだ・・・。 御礼を言おうと思ったら、男の子は既に去った後、男性の方は、猫が虐待されているという知らせを受けて保護する為に探していた途中だったと去って行って。 お年寄りを見つけた時、私達はバッグや荷物を放り出していたのですが、当たり前かもしれませんが、それを誰かが持ち去って行くこともなく。 ・・・なんというか・・・。 あちらこちらで陰惨な、やりきれない事件が起こっていますが。こういうことがあると、人間っていいなって思えます。 最近、近くの公園の池で幼い男の子が命を落とすという惨い事故があり、ひどく気が滅入っていたのですが、救われた気が致しました。 それにしても・・・良かったなぁ友達が一緒で。 一人だったらきっともっとテンパって右往左往してた。 あのお年寄りがご無事で、今頃元気になられていますように(-人-) 調子悪いなりに結構書けたなぁ。絵文字や写真の機能が上手く使えなかっただけで。 明日こそサンデーとマガジンの感想を・・・マギが、今マギが熱いのに・・・!

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