カテゴリ:人物
10代の頃の体験が、人生の糧になることってありますよね。
先日のワールドカップ前に、 日本代表チームと練習試合をした高校生達。 全てが、貴重な体験であったはずです。 私の貴重な体験は、1995年、高校1年生の時に、 田中秀征氏から手紙をいただいたことです。 高校の教育内容に失望し、いつもむなしさを感じていた私は、 一念発起して、日本社会の問題点について私なりの意見を書き、 田中秀征氏(当時衆議院議員)に訴えました。 まじめな方だと思い、きっと一生懸命書いた意見は ないがしろにはしないだろうと思ったのです。 すると、驚いたことに、選挙区民でも何でもないのに、 手紙を添えて著書までも送ってくださったのです。 感動しました。 前略 お便り拝読致しました。 貴君のまっとうな感性に敬服しております。 自分の肌で感じ、自分の頭で考え、 自分の責任で行動する人が少なくなりました。 そういう人が今は一番必要なのですが―。 どうか有意義な高校生活を送ってください。 草々 田中秀征 11月13日 落合貴之君 当時の日本の舵取りをしていた人物から手紙をもらうという この体験が、その後の私の人生における原動力となりました。 いつか、彼と話ができるような人間になりたいと奮起し、 大学、社会人での生活につながり、 多くの方々との出会いが生まれたのでした。 田中秀征さんに感謝。 *田中秀征 1993年新党さきがけ結成、細川内閣首相特別補佐 1996年橋本内閣経済企画庁長官 現在、福山大学教授 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 30, 2006 08:05:02 PM
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