カテゴリ:読書
読書をしていると作者と対話をしている気分になることが
ありますね。 波長が合う作者の本は、読んでいて心地がいいですし、 波長がぴったりとは合わなくても、 言いたいこと、伝えたいことが、実に興味深く、 熱中してしまう本もあります。 また1冊、いい本に出会いました。 アルビン・トフラー著『富の未来』講談社(2006年)、 原題は『REVOLUTIONARY WEALTH』。 彼の著作で最も有名なのは、1980年に出された『第三の波』です。 いわゆる現在の社会、 「情報化社会」「知識社会」の到来を予言しました。 この『富の未来』は、12年もの歳月をかけて執筆され、 今、社会は、具体的にどのように変化をしているか、 また、今後、更にどのように変化をしていくか、 あらゆる学問を総合して書かれたものです。 科学技術、経済学、社会学、政治学、歴史など、 広範囲に及ぶ、深い見識。 彼は、本当に、世界を代表する知識人ですね。 現在の混乱の中から、世界はどこに進むべきか。 こういう時こそ、長期的な視野に立って、 歴史を勉強し、現在を分析し、 そして、未来を考えるべきではないでしょうか。 ![]()
Last updated
Nov 25, 2008 11:01:27 PM
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