思い出

2009/11/29(日)11:26

米欧中東を歩く(18)-パリ4日目

紀行(105)

2009年10月16日(金) 今日もゆっくり、8時に起きます。 朝食を食べ、10時半に出発。 すごく寒いです。 気温は10度くらいでしょうか。 地下鉄に乗り、エッフェル塔に到着。 このエッフェル塔ができたのは、1889年のパリ万博の時。 日本の年号では、明治22年です。 この時代に、フランスはすでに、エレベーターで、 地上300メートルまで、観光客を上げていたわけです。 さて。 エッフェル塔近くの駅へ。 若い男性2人、そして、中年女性に、立て続けに、 ○○駅は止まる? と、聞かれます。 駅の地図で教えます。 列車を降り、 ここは、パリ万博のメイン会場だった、グランパレ。 ここは、国民議会下院、日本でいう衆議院である、ブルボン宮。 ここは、大通りが交差する交通の中心、コンコルド広場です。 フランス革命時に、この広場で、 ルイ16世や、マリーアントワネットが、処刑されました。 ここは、ヴァンドーム広場。 この風景、ある一定の年代以上の方は、 パリに行ったことがなくても、見覚えがあるのではと思います。 オードリーヘップバーン主演映画 『昼下がりの情事』(1957年、アメリカ)の、最初のシーンです。 左側に見える建物が、ホテルリッツ。 次に、優雅な回廊パレ・ロワイヤルへ。 サスペンス映画『シャレード』(1963年、アメリカ)で、 オードリーヘップバーンが、この回廊を銃から逃げながら、 走りまわります。 フレッドアステアとのミュージカル映画 『パリの恋人』(1957年、アメリカ)、 映画『おしゃれ泥棒』(1966年、アメリカ) なども他にありますが、パリを舞台にした、 オードリーヘップバーンの映画は多いですね。 さらに、パリの街を歩きます。 ここは、日本でいう日銀にあたる、フランス銀行。 フランスはユーロを採用していますので、 年々、フランス銀行の役割は減ってきているものと思われます。 ここは、フランス証券取引所。 そして、有名なオペラハウス、パリ・ガルニエに到着です。 ここは、『オペラ座の怪人』のモデルにもなりました。 このオペラ座の周りは、プランタンやラファイエットなど、 かつては上流階級しか出入りできなかった、 老舗のデパートが、軒を連ねています。 しかし、びっくりしたことに、その一角に、ユニクロ! 最近オープンしたそうですが、 日本のユニクロよりも、ファッション性が高く、 そして、入場制限をするほどの繁盛ぶりです。 寒いので、防寒着をと思い、 パーカー29.9ユーロ(約4,180円)を買います。 そして、パリ観光の締めくくりとして、 地下鉄で、バスチューユ広場へ。 生活苦にあえぎ、王政への不満が鬱積し、 パリの民衆が、バスチューユ監獄を襲撃したのが、 フランス革命のはじまりでした。 ホテルまでの商店街で、夕食の買い物。 パリ最後の夜なので、ちょっと豪華にしたいと思います。 まず、なすのキッシュ2.95ユーロ(約410円)。 大きな円形を、8分の1に、カットした大きさの値段で、 お店のおばさんが、「サービスだ」と、 2倍、入れてくれます。 メルシ! ありがとう! 次に、道端に、鳥のローストを吊るしているお店。 お姉さんに、まる焼きを4分の1にしてもらい、 なんと、値段は2ユーロ(約280円)。 チョコレートと小さなワイン(約190円)も買い、 ホテルで、また窓を開けて夕食。 色々な経験ができました。 明日は、ローマに向けて、出発です。

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