一日一歩。

確か去年の今日、
2006年10月27日、
私がリフレクソロジストとしてのスタートを切った日。

こぶたカフェでのスリングイベント。
スリング講習を聞きながら、
各種施術が通常よりお得な価格で受けられる
大人気イベント。

当時私は
9月からライチさんのヒーリングリフレ講座を受講しており、
宿題の10人モニターをやっとこさっとこ終わらせたところ。
施術は終わったのだが、
「受けて下さった方に『自分のいいところと悪いところ』を直接聞く」
（確か、こんな感じの）という課題は
ご近所のママ友の手前あまりにも恥ずかしくて
「出来ませんでした・・・」と報告した情けない受講生だった・・・

実技の方は
「ちゃんと学校も出たし、多少手技が違っても
なんとかなるでしょう」なんて
高をくくっていた。
が、5年のブランクは思った以上に大きく、
指は動かない、感覚がわからない、人様の足に触るのが怖い・・・と
さんざんな状態だった。

でも、一緒に講座を受けた仲間とともに
イベント参加の機会を与えていただき、
おっかなびっくりの参加。

もう、今思えば、
足を預けて下さった4名の方には
申し訳ないやら、ありがたいやら・・・。
手順も時間もめちゃくちゃで、
最初の施術料30分100円も
いただくのが申し訳ないような状態だった・・・


でも、あの日があったから今日がある。


その後も、こぶたカフェで施術をさせていただき、
下北沢の「ぶりっじ」で”ままんすまいるかふぇ”の仲間と出会い、
ちょっとづつ、ちょっとづつ
前へ進んできた。

今年はすでに180人超の方の足に
ふれさせていただいた。
「100人過ぎると感覚がわかってくる」とお聞きしていたが、
明らかに100人過ぎたあたりから
私の施術も変わってきた。
その変化が自分でもわかって、とてもうれしい。


そして、
ライチさんの「井の頭公園でも施術していた」というお話、
私には衝撃的だった！
学校では施術ベッドを使って習っていたので、
ベッドがなければ出来ない・・・と思いこんでいた。
でも、
工夫さえすればどこででも出来る。
そのことを教えていただいたおかげで、
今の「出張リフレ」が出来るようになり、
子どもがいても仕事が出来るようになった。
今の私は、ライチさん無しには存在しない。

そして、
この一年、たくさんの人に出会ってきた。
たくさんの人のおかげで仕事が出来るようになり、
たくさんの人のおかげでいろいろなことを考える機会を与えてもらった。
ありがとう。ありがとう。ありがとう！


私は「リフレ」が大好き。
でも、
そう思っていても、足を預けて下さる方がいなければ
好きなことが出来ない。
一人では出来ないんだと、
そんな当たり前のことに最近気づく。
施術を受けて下さったかたにも、ありがとう！


次の1年は、
自分が楽しむだけのリフレでなく、
相手の方により「心地よく」なっていただくリフレを目指したい。

こんな楽しい思いができる、
自分の「手」にもありがとう・・・。