2016/07/26(火)15:07
一般コミックス×3冊
塩島れいさん「ぶっこん~明治不可思議モノ語リ~」
時代は明治です。
修繕屋の天助は、ガラクタを拾って笑っていると
巷の人たちには、少し気味悪がられています。
しかしそれは・・・。
人の想いが強くこめられた物には、魂が宿ります。
天助には、その物に宿る魂が見えます。
その魂を修繕すれば、おのずと実体も直ってくるというわけです。
廃材場で刀を抱えた女性を見つけます。
彼女の名は、森嶋あやりといいました。
代々剣術を生業としている名門道場の一人娘でした。
先日、父親が急死しました。
助けてくれると思った唯一の叔父が道場を閉鎖し、
家財道具、土地を売ろうとしたので逃げていたのでした。
すずりは、にわかには物の魂が見えるとは信じませんでしたが、
あることで刀の魂が見えて信じます。
そして、刀を直してほしいと頼むのですが・・・。
他に十二神将の修繕のお話、かんざしのお話、天助の過去話などあります。
面白かったです。
1巻だけじゃなくもっと続いて欲しいなと思いました。
前田ともさん「旅は猫連れ」
「ねこぎらい治します」×4話
人間の言葉を話すふわふわしろ猫のホコリは、
ねこぎらいの人をこっそり魔法で治そうと旅をしています。
しかし、知り合った人にその話をしてしまうので、こっそりじゃなくなります。
しかも、皆猫好きで・・・。
他の猫話×3話
「旅は猫連れ」×3話
友人から旅行をキャンセルされためぐみ。
飼い猫のココを連れて、一人旅をすることになります。
行った旅で不思議なことが・・・。
「ねこのフキゲン」×3話
雨の中、女性が黒猫を助けます。
猫を飼う気はないようで・・・。
その部屋には、昔、白猫のミルクがいたようでした。しかし・・・。
黒猫は、エサを食べたら出ていくつもりですが・・・。
可愛かったです。(^^)
いろんな猫ちゃんがでてきますが、皆、飼い主に幸せを運んでしますね。
今市子さん「百鬼夜行抄 25」
「我が家の神様」
律の母の弟の開の仕事に付き合う姪の晶が、行った先の廃村になった村で・・・。
村から階が持ち帰ったものが・・・。
「アルマイトの箱」
祖父との契約の切れた青嵐は、今も律の父親の体の中にいます。
律は・・・。
「鬼の相続人」
祖父の伶の若かりし頃の話
「最後の一人」
従兄弟の潮が・・・。
「満願成就の月」
祖母と母の営む茶道教室で・・・。
相変わらず、飯島家の面々は、いろいろ巻き込まれていますね。
今回は、律は珍しくそれほど大きく困ったことにはなりませんでしたね。(^^*)
26巻も楽しみです。