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カテゴリ:本
皆さまこんにちわ😄
今日は初の作家にチャレンジしてみました。 それがコチラ!! 地面師たち [ 新庄 耕 ] タイトルを見たとき疑問が沸きました。 「地面師たち」の「たち」という言葉です。 何か第三者が地面師を見ているような、 そんな印象を受けました。 私自身も「地面師」という言葉を聞くのは 初めてでしたので、 「土地を売る詐欺師」のような印象で この本を手に取りました。 実際に「不動産専門の詐欺師」の話で、 世相を反映した特殊詐欺の内容でした。 主人公が気持ちの上で「地面師」となる キッカケになった、不動産取引の際に、 自分の心を醜く豹変させていく様子には 只々醜悪さだけが漂っていて 気持ち悪かったです。 地面師として騙す者と 不動産屋や地主として騙される者、 そして地面師を追う警察官、 三者からの目線の思惑が交錯しています。 対決の時の分刻みの心理戦は ハラハラドキドキの展開で、 登場人物達の焦りと不安が絡む 騙し合いが見事でした。 ラストの真実で明らかになる悪党には 同情の余地もなく醜悪さを感じました。 本日もオダブックの「一日一冊📚」を ご覧頂きありがとうございました😊 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.02.18 13:29:43
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