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2020.02.18
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皆さまこんにちわ😄

今日は初の作家にチャレンジしてみました。

それがコチラ!!



地面師たち [ 新庄 耕 ]

タイトルを見たとき疑問が沸きました。

「地面師たち」の「たち」という言葉です。

何か第三者が地面師を見ているような、

そんな印象を受けました。

私自身も「地面師」という言葉を聞くのは

初めてでしたので、

「土地を売る詐欺師」のような印象で

この本を手に取りました。

実際に「不動産専門の詐欺師」の話で、

世相を反映した特殊詐欺の内容でした。

主人公が気持ちの上で「地面師」となる

キッカケになった、不動産取引の際に、

自分の心を醜く豹変させていく様子には

只々醜悪さだけが漂っていて

気持ち悪かったです。

地面師として騙す者と

不動産屋や地主として騙される者、

そして地面師を追う警察官、

三者からの目線の思惑が交錯しています。

対決の時の分刻みの心理戦は

ハラハラドキドキの展開で、

登場人物達の焦りと不安が絡む

騙し合いが見事でした。

ラストの真実で明らかになる悪党には

同情の余地もなく醜悪さを感じました。

本日もオダブックの「一日一冊📚」を

ご覧頂きありがとうございました😊











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最終更新日  2020.02.18 13:29:43
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