抜き足差し足
テレビは早くから地デジに対応していたが、ビデオレコーダーは、家内がブックレビューを録画するくらいで、カセットもDVDもあまりつかわないので地上波の古いもののままでいた。いよいよ切り替えられて、家内がどうしてもブックレビューを録画するというので、仕方なく暮れにビデオレコーダーを入れた。 ちなみに我が家のテレビ環境は、地上派受信のためにマスプロのUHFアンテナがあったので、地デジTVに対してはそのアンテナが利用できたし、BSもパラボラだったのでそのまま使えた。テレビもビデオレコーダーにしても、マニュアルをみながら素人でもなんとか配線できたらしく、当座はなんとか見られていたのだが、正月が開けてから、テレビが突然画像が入らなくなってラジオ状態になるようになってしまった。 クリアに見えていて、なにもしないのに突然画面が暗くなり、そしてまた突然復帰する。ブースターから出ている同軸ケーブルなど素人仕事だから銅線がソケットからはみ出していたりするので、そのせいかと思って、何度か修繕を試みたが状況は変わらない。振動を与えたり、ぐにゃぐにゃに絡んだ配線をあちこちと移動してみたりするが、映ったり映らなかったり、どうもテレビ自身の意思で勝手に暗くなっているとしか思えない。映るときの法則が読み取れないので手の打ようがない。まぁブックレビューも3月末で終わるらしいし、そうすりゃ、レコーダーを外してしまえばいい。こりゃダメだと投げ出した途端、映り出して、この3日間は調子がいい。 とりあえず障らぬ神に・・・とそのままにして、テレビの前は抜き足差し足で歩いている今日この頃である。