巣落ち/気落ち
昨日、なにやら妙な動きを確認した蜂場を見に行った。86netさんの言うように、3群目を生き延びさすためにも早めの確認が必要と考えたからだ。が、しかし・・・ 奥の1群はかくのとおり。 数ヶ月前に落ちた巣がもう黒くなって分解されつつある。なかにはスムシがウジャウジャいる。 手前の1群もかくのとおり。 これは最近落ちたものか、まだ巣板の形が残っていた。 とりあえず、底板の残骸を片付けたが、上記2群は今年の採蜜は無理だ。うまくいっても、越冬できるかどうか怪しい。さて、どちらか巣落ちした箱から逃げたのだろう、並べておいた巣箱に入った1群であるが、これもなにやら巣落ちのような気配があったので内検してみた。巣落ちではないが、なにやら底板に富士山のような山をつくって巣づくりしている蜂たちがいる。ミラーで天板をみると5枚ばかり手のひらほどの白い巣板ができているので、この箱への転居は1月ほど前ということになる。とりあえず底板の山を撤去したが、随分蜜が入り口に流れ出た。 さらに不要と思われる継ぎ箱の待ち箱を片付けようとしたら、スズメバチが飛び出した。オオスズメバチかと思ったのは女王蜂で、な、な、なんと継ぎ箱に巣作りしようとしていたらしく、子どもの握り拳大の巣があり、4匹のスズメバチが巣を守っていたのだ。いきなり巣箱を動かしたので、驚いた女王様が飛び出したらしい。 まぁ、こんなこともあるさ。刺されなくてよかった! 巣落ちした2群は流蜜のあるうちに新しい巣箱に移さなければ自然消滅の可能性が高い。しかし、この暑さ。なかなか完全防備で行動するのはキツいのだ。