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2014.01.11
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 ああここが岐路か、

 ターニングポイントか、

 と立ち止まり熟考したことがある、

 友や、先輩にも相談した、

 でも、結果として誤った選択をした、

 と長く思い続けた、

 なぜなら、

 それから職を転々とする歳月が続いたからだ、

 深く後悔した、

 あのとき、別の道を選択していれば、

 と地べたをたたいて泣き喚いたこともある、

 今で言えば起業して少し成功した人物に請われたのだ、

 自分を買ってくれていると嬉しかった、

 友や、先輩もチャンスじゃないか、

 その人を支える人間になれよ、

 とすすめてくれた、

 でも、何かが僕をためらわせて断った、

 その人の人間性がよく見えなかったからかもしれない、

 職を転々するようになってから、

 その人と、その人の会社は、

 経済誌でちょくちょく取り上げられるようになった、

 あのとき、入っていれば、

 と何度となく後悔した、

 最初は営業畑の仕事で、

 どこへ行ってもさっぱり成績が上がらず、

 ついで調査畑の仕事を、

 頭を下げなくてすむぞ、

 と何社か渡り歩いた、

 気がついたら週刊誌の取材記者、

 特集記事のアンカーライター、

 総合雑誌のルポルタージュライターを経て、

 この間、小説の新人賞への応募を始めて、

 7年がかりで受賞し、

 職業作家への足がかりを掴むことができた、

 この間に、岐路だな、

 と思って立ち止まったことは1度もない、

 でも、何度か岐路はあったに違いない、

 岐路と気づかず選択していたのだろう、

 それまでの経験や、知識の蓄積、

 さらには前に進もう夢に向かおう、

 という強い情熱が、

 岐路と意識せずに、

 僕に選択をさせてきたのかもしれない、

 僕を見込んで誘ってくれた人は、

 出資法違反などで罪に問われ、

 業界中堅までのし上がっていた会社ともども、

 消えていった、

 岐路はそのときは見えないもので、

 後で振り返り、

 あれが岐路だったんだと納得するもので、

 仕事の段取りを熟考して決めることとは、

 わけが違うと思う、

 だから、岐路を誤ったと後悔することはない、

 岐路は気づかずに選択している。

 





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最終更新日  2014.01.11 20:01:46
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