5255575 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

カゲキ隊長のブログ

カゲキ隊長のブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

kageki4373

kageki4373

カレンダー

お気に入りブログ

おひる ざあ6869さん

ヤン・コウジン の … yankoujinさん

コメント新着

フリーページ

ニューストピックス

2015.09.01
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

 日本の宗教団体が公称している信者数を総計すると、

 日本の総人口の2,3倍になるだろう。

 いかにに水増しが多いかの証拠である。

 大学予備校が得々と発表する自校受験生の合格者数にも水増しが多い。

 各大学予備校が発表する東大合格者の総数は、

 今の東大の規模を2倍にしても収容しきれないのではないか。

 もちろん、複数の予備校に在籍している合格者は、

 その複数の予備校すべてにカウントされるだろう。

 むろん、新宗教にもダブって在籍している信者は多い。

 日本最大の新宗教団体創価学会は、

 このところずつと800万世帯余と公称している。

 この世帯というのが曲者で、

 アパートの1人住まいの若者が入信しても1世帯、

 4人家族の1人が社会人になれば1つ屋根の下に住んでいても、

 別に本尊を受持して自室に祀り1世帯増える。

 1世帯✖3なら2400万人の信者がいることになるが、

 それだけいれば数歩、歩いたら信者に当たるがそんなことはない。

 世帯で数えるのはこの教団特有の数え方である。

 ところで各教団が任意で文化庁へ提出した信者数を見ると、

 新宗教の衰退ぶりがはっきりする。


         1993年    2013年

 * PL教団   180万人 →   92万人

 * 霊友会   320万人 →   137万人

 * 立正佼成会 640万人 →   308万人

 * 天理教   180万人 →   116万人


 日本を代表する新宗教の衰退が数字に顕著に表れている。

 創価学会の800万世帯強と言う数字は、

 文化庁に提出されたものがなく教団発表の数字である。


 ところで、新宗教衰退の原因は何だろう。

 要因を挙げようと思えばいくつかは挙げられる。

 新宗教は戦後の日本社会が貧しく、

 生活苦と病苦にあえぐ人が多かった時代に勢力を伸ばしている。

 一生懸命信心して信者を増やし寄付をすれば、

 生活苦、病苦から解放される、

 と現世利益を説いた。

 
 その日本社会が裕福になれば現世利益は、

 あまり効き目がない。

 飽食時代の若者は高学歴を得たり、

 優秀な会社へ就職するために拝むことはない。

 そんな暇があれば受験勉強に勤しみ就活に熱を上げる。

 新宗教は熱心な布教活動で信者を獲得してきた。

 その布教の足腰は熱烈な信者で、
 
 若者も含めて中年層がその担い手だった。

 その人たちが高齢化して布教の足腰は弱り細った。

 今の人達は時間を多くとられカネがかかることを嫌う。

 その時間や、オカネはもっと楽しいことに使いたい。

 宗教活動では割が合わない、と利己主義的に

 現世利益の自分の算盤を弾いている。

 
 若者に限らず現代人は心に変調をきたすことが多く、

 癒しを求めている。

 その癒しを新宗教には求めない。

 実は新宗教衰退の大きな原因は、

 その癒しに対応できなくなったことである。

 座談会や、集会に出れば癒しを求められるかもしれない。

 しかし、時間もかかりカネもかかって面倒くさい。

 その現代人にとってすぐつながることができて、

 カネもかからず癒やされる途方もなく大きな教団が、

 新宗教が衰退を始めた時期に誕生した。

 それはネット世界なのだ。

 LINEで小学生中学生までがつながりを得て癒しあっている。

 高齢者でもSNSを利用して癒され、

 悩みを打ち明ければ必ずどこからか返事が返ってくる。

 ネットは現代人の神様なのである。

 新宗教を衰退させただけでなく、

 ネットは20世紀のあらゆる価値観をどんどん塗り替えて、

 増殖していく気配がある。

 人類にとってそれが是となるか非と出るかは、

 今後の問題になるが、

 とりあえずは我々がネット世界を客観視できる目を持つ必要がある。



 

 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.09.01 17:16:01
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.