仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2015/02/19(木)20:15

磐梯町と地方創生

東北(1209)

昨日のことだが、早めに帰宅して所さんのTV見ていたら、ダーツの旅で福島県の磐梯町をやっていた。意外だったのが、人口3千人台ということ。国道49号の会津街道沿いだし、もっと集積があるというイメージだった。 しかし、後で地図を見たのだが、町域に磐越西線は走るが(磐梯町駅)、猪苗代湖に面しておらず、R49は実は通っていないのだ。磐梯という町の名前にも引きずられて、私のいい加減な感覚が形成されていたようだ。 最近のある雑誌で、磐梯町は小中の連携や英語教育など教育に力を入れている。小学校2校、中学1校だけで高校もない町で、ひとづくりを何より大事に考えている、という町長さんの談を拝読した。地方創生のモデル例という位置づけだ。 顔の見える小振りな町ならではの、良さがあるはずだ。ダーツの旅は、地域の良さと人の温かさをクローズアップしてくれる。期せずして、地方創生のヒントを何か教えてくれているような気もする。 安倍総理や石破大臣が言い出したからでは、決してないのだが、地方の崩壊や再生は以前から課題だ。気負わず、焦らず、等身大で、しかしながら本気で考える。マスコミが喧伝する「優良事例」には眉唾も多いが、かといって、よその事例を知ることが大切であることに変わりはない。 そこに住み続けたいという人たちがいる事実を重んじながら、謙虚で大胆に考えていきたい。

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