カテゴリ:虫
子供の頃、どこにでもいたミノムシ 皮を剥いだり、色紙をまとわせたりして遊んだ思い出がある。 そのミノムシが最近は見かけなくなった。 ご存じの方も多いと思いますが 中国でこのミノムシ退治にために移入した天敵のオオミノヤドリバエ という寄生昆虫が、何らかの理由で1990年代に日本に入り 日本のミノムシを絶滅の危機に追いやっているそうです。 ほんとうに、あれだけどこでも普通にいたミノムシがいなくなりました。 ミノムシがいなくなり喜ぶ人もいるだろうけど 生態系にどのようなダメージがあるのかはわかりませんが あの愛きょうのある虫がいなくなるのも寂しいかぎりです。 ”ミノムシがいなくなった”関連情報 ミノムシ追記: 上記の記事によるとオオミノヤドリバエはミノムシが食べる葉っぱに卵を産み その葉っぱを食べたミノムシの体の中に寄生してミノムシは死んで寄生蜂が育ってゆく訳だ 昔、ミノムシが多かったのはサンゴジュとかサクラだったと思う。 推測ではあるが、写真の木はアカメガシワである、近くにサンゴジュもありこちらはほとんど死んだ個体だった。 当のヤドリバエもまさかミノムシがアカメガシワを食べると思わなかったのか この個体は生き延びているようだった。 ミノムシがアカメガシワを食べるかは調べないとわからないが もしそうだとしたら、生き延びる道を開拓したという事なのだろうか。 ただ、単にサンゴジュから移動しただけなのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006/09/29 05:46:10 AM
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