カテゴリ:カテゴリ未分類
小学校からの帰り道。
先を歩く大ちびに「こら、もっと端っこ歩かないと」と声を掛けました。母に返事しようと振り向いた大ちび、一瞬固まった後に「うわああぁぁ~!!」 その視線を追って首を巡らせて見ると、母の横を歩いていたはずの小ちびの姿がイリュージョンのように消えていました。 …いえ、道の脇の深さ1m弱(水深は5cm)の溝の中からまるで「拾ってください」と書かれたダンボールの中の仔犬のような目をした小ちびの顔が覗いています。 歩いていてそのままストーンと落ちたらしく、足から着地したので大した怪我もなく済みましたが…びびび、びっくりしたあぁぁぁ。 溝から引っ張り上げていたら、近くにいた男の人が「大丈夫ですか?」と手伝ってくださいました。 ……が、その顔は明らかに爆笑したいのをこらえている顔でした。 きっと小ちびが落ちる瞬間をバッチリ見られたんだろうなー。 とほー。 ちなみに大ちびは母とその人が小ちびを引っ張り上げる間中「小ちびちゃん、大丈夫~!?ああぁぁぁ~」と動転しまくっておりました。 夕方、母が草の葉で作ったバッタを「ほい」と手渡すと、突然「Yくんちに行く!」と言い出す大ちび。 登校班が一緒の同級生が今日熱でお休みしていたのをずっと気にしていたようで、そのバッタをお見舞いにプレゼントしたいと言うのです。 ん~……具合が悪くて寝てるなら、お騒がせしたらまずいかも…と思ったのですが、玄関先でお母さんにお見舞い品(という程のもんじゃない…)を渡して帰るくらいならいいか、と許可。 Yくんは熱はあるものの横になるほどではないそうで、お母さんと一緒に玄関に出て来てくれました。大ちびからの小さなプレゼントを受け取ると「ありがと」とにっこり。 きっと大ちびが彼のことを心配していた気持ちが伝わったんだな、と思える素敵な笑顔をいただきました。 Yくんのおうちから戻る間、大ちびは「Yくんね、元気になった!よかった~」と上機嫌。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月01日 23時42分27秒
コメント(0) | コメントを書く |
|