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カテゴリ:観劇・演奏会記録や舞台全般について
前回の観劇は1月の「キエフ・バレエ」。
あれから9ヶ月。こんなにも長い間観劇をしなかった年はない。 電車に乗るのも9ヶ月ぶり。 久しぶりすぎて駅でSuicaをはねられた(笑)すぐに駅員さんが更新してくれたけど。 何もかもが変わってしまった9ヶ月。 でも、色々なものが動き出している。私も、そろそろ動かなければ。 観劇復帰作に選んだのは・・・劇団四季「キャッツ」。 大井町のキャッツシアター。 2018年の10月以来。まさか台風の中行くことになるとは(^^;) まだ、客席は50%制限だから、そんなに混雑している感じではなかった。 しばらく四季を観ていなかったので、もう知っているキャストはほとんどいない。 席に着いてふと隣の席を見ると・・・ ん?なんだ?と思ってもっとよく見てみる。 なるほど。座席を1つ1つ空けるために、猫さんが案内してくれているのですね。 開演する。 いつもの猫の世界。でも、回転席にお客はいない。猫が寄ってくるのも、回転席のエリアまで。 演出の変更のアナウンスもあったし、こういうことだろうと予測していたけど、少し寂しい・・・。 しかし、拍手の質量は、お客が半分なのにいつも通りだった! 私は、久々の観劇もあってか、舞台が始まった瞬間、観劇して涙がにじんでしまった。 やっとまた劇場に来られたんだなぁ、と思ったんだよな、きっと。 内容について。 以前見た時の「犬のケンカ」の違和感は、まだあるな~。随分長い間それがないバージョンに慣れてしまっていたからなぁ。マンゴーシェリーとランプルティーザの曲変更も、やっぱりまだ慣れない。ま、2回目だし(^^;) 演出でいただけなかったことがある。 私が大好きな、2幕のガスとジェリーロラムの「芝居猫」のナンバーとところだ。 後ろの猫たちがガスの歌の途中に暇そうにオールドデュトロノミーの尻尾にじゃれている!! やめてくれ!! ガスの歌に集中させてくれ!! こんな演出いらない。 なぜこの名曲に集中させてくれないのか。若い人には曲の美しさを感じて欲しいし、私のように人生を結構過ごしてきた人間は、同じようなほろ苦さ、切なさを感じるいい場面なのに・・・。 そこだけが不満だった。 さて、コロナ禍の観劇ということの感想を言えば、50%制限は、劇団にとっては大赤字で大変なことだろう。でも、いつもの休憩時間の殺気だった雰囲気、混雑したロビー、それらが緩和されて、実はとても快適だったんだよね。トイレから階段に上がると常に消毒液を持った係員の方がいて、床には間隔を知るシールが貼ってある。相当気を遣って公演を行っていることが分かる。 しかし残念ながら、くしくも同じ日、「アラジン」がコロナのために休演になってしまった。 そして、他の劇団だが、ミュージカル座でクラスターも起きてしまった。 何が正しいのか。何をどうすればいいのか。 よく分からない。 どんなに気をつけてもなるときはなってしまう。 色々考えさせられた。 しかし、コロナ禍で、気持ちがずっと上に向かなかった私に、一歩を踏み出させてくれたのは確かだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年10月11日 14時09分42秒
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