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カテゴリ:観劇・演奏会記録や舞台全般について
日比谷に来るのはいつ以来だろう・・・。
日生劇場を見た瞬間、なんだか嬉しさがこみあげてきた。 来たで~~~!!! そして観劇したのはこちら。 ガラス、光ってますな(^^;)急いで撮影したもので。 ミュージカル「ゴヤ」。 一番の目的は・・・山路和弘さん。もう私のブログでは何度も出てきていらっしゃる。 久々だな~山路さん。嬉しいなあ~。実は、このご時世、まだ観劇は無理かな、と思って諦めていたのだけれど、この舞台に出ている岡田誠さんが、「山路さん大活躍ですよ!」とSNSでおっしゃるので、これは行かねば、と(笑) 岡田誠さんは、音大時代の同級生。声楽家、そしてミュージカルの舞台と、本当に頑張っていらっしゃる。山路さんと「アンナ・カレーニナ」でも競演していて、すごいなあと、いつも思う。 ゴヤといえば・・・「なんだか恐ろしい絵を描く人だなあ」という印象。 そして、スペインの悲惨な歴史を思い出す。 そのゴヤを演じるのは、今井翼さん。う、かっこいい(^^;) 声も迫力があって、苦悩する雰囲気が殺気だっているようで、とても印象に残った。足長い!背は高い方ではないようだけど、存在感があった。 親友のマルティンは小西遼生さん。すごく久しぶり!歌のうまさは相変わらず。 ゴヤの妻、ホセーファは清水くるみさん。初見。高音がとても美しくて驚いた。 アルバ公爵夫人は、元宝塚、仙名彩世さん。コミカルな演技も、歌もダンス、もうまいし、所作の1つ1つがびしっと決まっていた。 ゴドイは塩田康平さん。多分初見・・・いや、どこかで観劇したか?(←調べろよ。)何せ観劇久々なもので。長身イケメン。そら、緑子さんメロメロですね(笑) 低めの声。なんとなく、ミュージカルっぽくない歌声だなあという印象。 ホセーファの兄、バイユーに天宮良さん。舞台では初見かも!こんなにいいお声だったのか。お兄ちゃん、いい人じゃんか(泣) 王妃マリア・ルイサにキムラ緑子さん。ドラマの印象が強いけれど、歌声に迫力があって、こんなに歌がうまい人だったのかと驚いた。 そしてそして・・・ ストーリーテラーともいうべき役どころ、テバ伯爵が山路和弘さん。ホント、歌の量もたくさんだし、見所満載!声がとても調子が良い感じ。コミカルな演技、ふてぶてしい演技、やっぱり、ファンなので、かっこいいと思ってしまいます そして、アンサンブルさんのレベルの高さ。 我が同期、岡田誠さんも、国王や民衆や聖職者その他その他・・・多くの役を演じていた。 目立っていたのが、さすがの福麻むつみさん。どんな役をやっても面白いし存在感がある。以前、すぐ目の前で拝見したけど、個性的なオーラが溢れていて、素敵だったなあ。 音楽は清塚信也さん。バラードの曲が美しくて、特にピアノメインの曲は鳥肌が立った。 フラメンコギターもとてもかっこよかった。フラメンコ、かっこいいけど実際に踊ると振動で頭がクラクラしてしまうのではないか、と素人は思うのであります(笑) 劇場が、こんなに空席が多いのか、と愕然とした。 このご時世仕方がない。劇場内の飲食も水分補給以外禁止。差し入れも禁止。一か八かで持って行ったけど、申し訳なさそうに係の方にお断りをされてしまった。お手紙だけでも渡せばよかったかなあと、今になって後悔。 でもトイレも大渋滞じゃなかったし♬帰りもブロックごとに退場で混み合うこともなかったし♬ みんなが、ルールを守らねば、という感じ。愛する演劇を守るためですものね。 そして、この観劇は、年度末から今までずっと、仕事のストレスマックスだった私に、一歩踏み出す勇気をくれた。まず、劇団の復帰を決めた。5月からアマチュア役者ひつじ復活!!そして・・・ずっと決断できずにいたけど、オンラインで声楽のレッスンを受けることに決めた。今、その方とやりとりをしていた。 なぜ、この1年ずっと仕事で、特に対人でストレスをためていたのか。それは、コロナのためのストレスもあるが、きっと今までは演劇やら音楽やら、好きなことにも目が向いていて、マイナスの感情になる前に発散できていたのだろう。それが、この1年、まったくなかった。 だからか! だったら、気をつけながら、好きなことをすればいいじゃないか。 楽しみが何もないから、仕事のことばかり考えて細かいことにあれこれ気づいてしまってストレスをためてしまっていたのだ。 もうそんな生活おさらばだ。 山路さん、岡田さん、ありがとう。一歩前に進みます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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