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カテゴリ:観劇・演奏会記録や舞台全般について
世界3大テノールのうち、高校生の頃からドミンゴのファンだった。
パバロッティのイタリアの太陽のような高音も、カレーラスの甘い歌声も好きだけど、元々バリトンから始まった、深みのあるテノールのドミンゴが好きだった。 高校生の時、学校にあったオペラ「カルメン」のビデオ。 ドンホセ役のドミンゴが「花の歌」を歌った後のなりやまない拍手、あれは本当に素晴らしかった。 しかし、時間がある時はお金がなく、お金がある時は時間がない。 そんな人生を送っていたらどんどん素晴らしい演奏家が亡くなってしまった。 チケットを取っていたのに直前に亡くなってしまったバーンスタイン、聴きたかったのに聴けなかったホロビッツ、パバロッティ、小澤征爾、ショパンのエチュードが大好きだったポリーニ・・・。 フジ子・ヘミングは結構前に聴けた、憧れのグルベローヴァも最後の日本公演でルチアを聴けた。 そしてドミンゴ!最近は指揮もやっているし、今はバリトンで歌っているし、何よりもう80歳を過ぎていて、昔の歌声は期待できまいと思っていたのだが・・・ ごめんなさい!! 素晴らしい歌声だった!! オーケストラをバックに、まったく声量も負けていないし、輝かしい歌声は健在だった!! ![]() 上野の文化会館の4階席で、私は本当に感動して聴いていた。 共演のソプラノ、モニカ・コネサさんの歌声も美しく。 前半のオペラから後半のサルスエラまで、素晴らし歌声のオンパレード!! カレーラスの歌声を聴いたときも思ったけど、やっぱり、世界の一流の音楽はどんなにお金が高くても聴くべき。 本当に行って良かった。高校生の時からの憧れの人にやっと出会えた、そんな夢のようなひとときだった(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年05月26日 22時09分08秒
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