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カテゴリ:観劇・演奏会記録や舞台全般について
少し前、ブログのアクセスが4000を越えた日があって。
毎日ブログを書かなくなってからは、1日200~400アクセスってところだったのに何があった?!と思ってアクセスレポートを見たら、観劇ブログ「ラブ・ネバー・ダイ感想(辛口)市村・平原ver」へのアクセスが多くて、再演してるのかな、と思っていたら、今日知った、再演してました(笑) だからか~。 にしても(辛口)の方か(笑)その後、石丸・濱田verも書いておりますのよ。辛口なのは台本についてよ。役者さんの演技素晴らしかったから!! 「ラブ・ネバー・ダイ」、台本・演出は変わってないのかな。多少演出は変わっても物語は変わらないだろうから・・・うん、役者さんが素晴らしいのに物語に納得いかないとモヤモヤしたくないから行かない。 さて、本日は「ビリー・エリオット」を観劇しました! 何年か前に「リトルダンサー」だっけ?映画になってたよね。 なんの予備知識もなしに行きましたが・・・ ビリー役の子役さん、すごいな!今日は浅田良舞君でしたが、他の3人(クワトロキャスト)も素晴らしいのだろうな。 もうバレエが素晴らしくて(タップダンスやダンスも素晴らしい)、プロフィールを見たらご両親がバレエダンサーだそうです。それでも自分の努力の世界だし、歌も芝居もあるし、本当に努力したんだろうなと、それだけで感激でお姉様泣きそうになりました。お姉様です、おばさんじゃありま(以下略) (以下、ネタバレ) 炭鉱の町という知識はあったけれど、スクリーンに懐かしのサッチャー首相の映像が出てきて、当時の状況の説明から始まった。なるほど、ビリーの父(益岡徹さん)は炭鉱でストライキをしていたのか。 バレエと出会ってしまったビリーを指導するのは、ウィルキンソン先生(安蘭けいさん)。をを、瞳子さん久しぶりだあ!なんだかお名前から炭酸水を思い出してしまったよね。 すでに母は亡く、認知症気味の祖母役が阿知波悟美さん。 炭鉱の男達だから、バレエなんて許してくれない。 バレエ学校のオーディションなんて受けさせてくれるわけがない。 時代が反映されている台詞もちらほら。そうよね、つい数十年くらいまでは、女は女らしく、男は男らしくっていうの、世界共通であった概念だと思う。 それでも、ビリーが1人踊る姿を見て、父はなんとかしてやりたいと思ってしまう。 この時のダンスシーンが圧巻! ビリーと、ビリーが思い描いた未来の自分、オールダービリー(永野亮比己さん)が2人で舞う。 それが時にはリンクし、時にはパートナーとなり、そしてビリーは空高く舞う。もちろんそこはワイヤーでつっているが、夢が広がるようで素晴らしかった。 炭鉱のストはうまくいかない。 それでも、町のみんながビリーのために寄付してくれて、オーディションに行けることになった。 このあたり、ビリーの成長物語と社会情勢は切り離せないから大人達のパート(炭鉱スト)も当然同時進行していくのだけど、私の隣の席が、小学生くらいの男の子だったので(小学生くらいのお子さんもたくさん客席にいた)、大人パートをもう少し分かりやすくして、少年パートに重点を置いても・・・良かったかな~などと思ったりしたけど、大人パートも大事だから、難しいかな。 田舎町を表現するには方言にするのが分かりやすい。 宝塚のベルばらでもあったな、ナゼか子供の頃のアンドレが土佐弁だった、っていうの(笑) 今回はどこの方言だ?あまり詳しくなくて。でもつい日本の田舎町を想像しちゃうよね(^^;) 子役さんがたくさんでかわいい。ビリーの友達役のマイケル(西山遙都くん)、コメディパート担当って感じだけど、それってすごく難しい。よくふりきれて演技していたな~。 先生役の安蘭けいさん、相変わらず素敵、そしてスリム~。ダメよ、瞳子さんにおばさんだなんて言ってはいけませんっ!!でも夏だからかな、ちょっとやせすぎではなかろうかと心配になったが。 カーテンコールは写真オッケーでした。 帰り際、前を歩く人達が「映画はもっと泣ける」と言っていた。 確かに、物語が涙が出るほど感動ものだったかと言うとそうとは言えないけど、この舞台から、少年や少女達がどれだけ努力したかというのが、見えちゃうのよ。ただがむしゃらに、必死で、一生懸命に努力して努力してここに立っているんだろうなと思っただけで、私は泣けちゃいました(^^) それにしてもホント浅田君、バレエ素晴らしかったです!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年08月11日 23時11分57秒
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