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2007.10.21
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カテゴリ:防犯
ニセ「社保庁職員」にご注意 1年2カ月で被害18億円
2007年10月21日10時36分

 税務署や社会保険庁などの職員になりすまし、納めすぎた税金や年金の還付が受けられると偽って現金をだまし取る「還付金詐欺」の被害が、今年8月までの1年2カ月に1664件、総額で約18億2100万円に上ることが、警察庁のまとめで分かった。この手口は埼玉県内で昨年6月に確認されて以降、今年になって倍以上に増えており、警察庁は「振り込め詐欺グループが、手口のあまり知られていない還付金詐欺に移行したのではないか」とみている。

 この手口は、被害者がだまされたことに気づくのが遅れるのが特徴。例えば、税務署員になりすまして「税金の還付が受けられるので銀行に行って下さい」とうその電話をかける。被害者とは携帯電話で連絡を取り合いながら、還付金を振り込む手続きと勘違いさせ、現金自動出入機(ATM)を操作させて被害者の口座から別の口座に振り込ませる。

 被害は昨年の487件、5億1200万円から今年は1177件、13億900万円と急増。しかし、検挙は1件2人しかない。

 同庁は今後、還付金詐欺も振り込め詐欺に含めて統計を取る方針だ。





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最終更新日  2007.10.21 12:56:53
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