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人間界日記(アカシックレコード)

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2008.03.26
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テーマ:防犯(380)
カテゴリ:防犯
25日深夜、JR岡山駅で起きた突き落とし殺人事件。今春、高校を卒業したばかりで、自力で大学進学を目指していたという容疑者は「おとなしくまじめな」18歳の少年だった。茨城県土浦市の8人殺傷事件などに続く、青少年の自暴自棄ともいえる凶行。一家の大黒柱として働き盛りだった男性の遺族や職場に怒りと悲しみが広がった。

 帰宅客が行き交う駅のホームは、突然の惨劇に一時騒然となった。25日深夜、JR岡山駅で男性が少年に線路に突き落とされ、電車にはねられ死亡した殺人事件。亡くなった岡山県道路建設課主任、假谷国明さん(38)の自宅では26日、悲報を知った父親が「はらわたが煮えくり返る思いだ」と声を震わせた。

 假谷さんが在職していた道路建設課によると、假谷さんは06年4月から同課に勤務し、主にバイパス道の建設や道路の拡幅工事など県道の改良事業に取り組んでいた。今春、水島港湾事務所への異動が決まっており、25日も引き継ぎ書類の作成や残務整理に追われていた。午後10時ごろ「お疲れ様です」と同僚にあいさつし、退庁したという。

 同課には26日午前0時過ぎに「岡山駅で事故に巻き込まれた」との一報が入り、職員3人が病院に駆けつけた。西本靖・同課改良班長は「病院でも状況が分からなかった。今はショックのほうが大きい」と話した。假谷さんら異動対象者を送り出そうと26日に送別会を行う予定だった。同僚の1人は「熱心で前向きな性格だった。まさか、という思いだ」と唇をかみしめた。

假谷さんの机には前日まで使っていたという、パソコンが1台だけ残っていた。

 倉敷の假谷さん宅では、父親の要さん(70)が「本当ならたたき殺してやりたいくらいに、はらわたが煮えくり返っている」と語った後、「しかし、日本は法治国家なので罪を償い、早く更生して世の中に役立つようになってほしい」と唇をかみしめていた。





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最終更新日  2008.03.27 00:14:33
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