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テーマ:鉄道雑談(1541)
カテゴリ:鉄道模型
東京・渋谷の東急東横百貨店で、鉄道ファン向けのイベント「鉄道フェスティバル」をオープンした。総合プロデューサーは、カシオペアのキーボディストで、音楽界きっての鉄道好きで知られる向谷実さんだ。「ファンの視点」にこだわった内容だ。(アサヒ・コム編集部 内山洋紀)
目玉は、今回のために作られたフルハイビジョンの運転シミュレーターだ。向谷さんにとって、シミュレーターは十八番だが、今回は特に本格仕立てだ。廃車になった車両の運転台をそのまま使用、映像は今回のために回送電車を仕立てて撮り下ろしたという。電車の揺れに合わせて、画面も揺れる凝りようだ。 会場には、ファンの手による鉄道模型レイアウト(ジオラマ)も展示されている。04年に廃止された桜木町駅周辺や、路面電車の分岐点だったころの三軒茶屋など、長年のファンには懐かしいシーンも再現されている。 他にも電車の行き先を表示する方向幕を自由に回せるコーナー、古い車両の部品や、駅名板などが展示されているコーナーがある。ステージでは、本物の運転士、駅員らによるトークショーや、鉄道に関するものまねをする「エアトレイン大会」も開かれる。 イベントは、東横線の開業80周年にちなんだものだが、東急としてファン向けのイベントを開くのは20年以上ぶり。そこで、向谷さんを総合プロデューサーに起用した。 音楽活動のかたわら、運転シミュレーターゲームを制作するなど、鉄道に関する仕事も多くこなしている。東急沿線で生まれ育った向谷さんは、今も沿線在住で「東急ファン」を公言している。 向谷さんがこだわったのは、ファンの視点だ。 「私も趣味でいろいろな鉄道イベントに行くのですが、今回は自分だったらこういう内容だったらうれしいな、というものを集めました」 もう一つの目玉は、自身によるライブだ。このイベント開催と同時に、「東横特急」というCDを発売した。「車掌ラップ」で知られるSUPER BELL”Zとの共演で、東横線の特急が、渋谷―元町・中華街間を33分で走ることをモチーフに、同じ長さの曲を作った。本物の列車の進行にあわせて、歌詞やメロディーが進んでいく構成だ。ライブではこのCDの曲の一部を実演する。 鉄道フェスティバルは7日まで。シミュレーターの利用には整理券が必要。午前10時、11時半、午後1時半、3時半、5時半に配布される。向谷さんらのライブがあるのは2日、3日、5日、6日。 出典:http://www.asahi.com/komimi/TKY200805020116.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.03 17:24:10
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