2010/07/18(日)13:53
ホツマツタエ
本を読んだわけではありません。ネットで見ましたが、元は本です。
古事記→日本書紀→ホツマツタエ
の順で見ていると、古事記では謎だったことがあっさり書いてあったりして、面白いわけです。
ホツマツタエは江戸時代にあったわけです。
本居宣長が古事記を発見したのも江戸時代です
であれば偽物を作るとしても本居宣長が古事記伝を書いて、それを読んだ何者かがその話を変えたり不足したところを補ったりして創作したことになります。
ホツマツタエによれば
アマテラスは男です
姉に和歌姫(シタテルヒメ)がいます。
厄年に生まれたので一度川に流したそうです。 昼に生まれたので昼子
和歌姫の夫が思兼
和歌山県の和歌はここから来ています
有田にある須佐神社はスサノヲのことです
ツキヨミ、スサノヲもちゃんといます
古事記で全然出てこないツキヨミ
ツキヨミが人の糞を肥料にして作った米を出されて怒って斬った
古事記ではスサノオにしています
スサノヲが川をはさんで対立したのは和歌姫
伊勢神宮外宮の豊受はアマテラスのおじいさん
イザナギがイザナミの死体を見たのは墓であって、追っかけられたのは夢の中の話
スサノヲの山火事を消そうとしてイザナミは火傷をした
イザナミの妹の菊理姫は位山のイチイで刀を作ってアマテラスの出産に使い、帰りにへそのを(えな)を恵那山に埋めた
GoogleMapを見れば、白山から富士に向かう途中で、位山も恵那山も通るわけですが、江戸時代に捏造した人がそこまで考えて話を作ったんでしょうか
ではそれはそれでいいでありませんか
江戸時代に創られたSFフィクションとして楽しめば、捏造だから何も価値はないってことはないでしょう。
古事記とは少し話がちがってっるのですが、現実味が帯びています。