|
カテゴリ:雑談
こんばんは。職場での昼休みにPCフリーセルを楽しむ、アイリーンです。
旦那と遊んでも・・・彼は元々トランプに強い上私の性格を熟知しており、勝てません。 その鬱憤を、コンピュータ相手に晴らしている今日この頃です。 ちょっと間があきましたが、トランプエピソードの続きです。 ■スペードのエースだけ随分大げさに派手じゃない? つるもじゃさんからも「?」を頂いていた件ですが、納税証明の名残だそうです。 イギリスでトランプが流行って、1600年以降バカ売れしたんですって。 で「コレはイイぞ♪」とイギリスのチャールズ1世が、カードに税金かける事に決定。 納税したカードには何か印をつけよう!という事に。そしてスペードのエースが選ばれた。 スペードのエースに納税の印を刻印したり・・・ 政府が自分達で作って大げさに王冠等を印刷したスペードのエースを、差換えたり。 とにかく一組のカードが税金を払ったかどうかが、スペードのエースを見て判断されていた。 なのでスペードのエースはデューティ・エース(関税エース)と呼ばれるそうです。 今も政府から差し替えられたバージョンの形式が残っていて、派手なんですって。 ■絵札の意味の続き ●クィーン どれもお花(バラ)を手に持っていますね(^^) スペード・・・「パラス・アテナ」 ギリシャ神話の、オリンポス十二神の一人です。(ローマ神話ではミネルウァ) 戦いの神なのですが、領土獲得等の攻める戦いではなく、祖国防衛の為に戦う女神。 都市の安全をがっちり守る、平和の女神といったニュアンスのようです。 カードのデザインでも、一人だけ武器を持っている事が多いとか。 松本零士作品に出てくる女の人って、スペードの女王っぽくありません? メーテルとか、クィーン・エメラルダスなど。 私の勝手なイメージなんですけれど(^^;) ハート・・・「ジュティス」 ※ユディト カール大帝の息子ルイ1世の奥様。それかユダヤの女戦士、との2つの説が。 個人的にはルイ1世の奥様の方がいいかなぁ、なんて。 「ユダヤ女戦士のユディト」は旧約聖書の登場人物らしいんですけれど・・・ ダイヤのクィーンも旧約聖書からの様なので、被っちゃうのもね。 それに、ハートのキングがカール大帝なら、義理の娘がクィーンという事で。 しかしながらフランスでは、モデルはユダヤの女戦士と信じられているらしい。 ジュティスにはちょっと淫蕩傾向があったらしいので、そのせいでしょうね~。 ダイヤ・・・「ラケル」 旧約聖書の創世記に出てくるヤコブの妻、だそうです。 聖書関連はよくわからないので、調べてみました。 ユダヤの方って、皆このヤコブの子孫を称するそうです。 “イスラエル”という国名も、ヤコブが神と戦って勝利した事が由来とか。 「イシャラー(勝つ者)」+「エル(神)」ですって。へえ~。 そしてラケルに関しては、美女だった事以外には特に・・・。 聖書にお詳しい方には、別の思い入れがあるかもわかりませんね。 クラブ・・・「アルジーヌ」 表向きは架空の女性です。しかし、ちゃんとモデルがいるそうです。 フランス貴族とアラゴン(今のスペインあたりにあった国家)の王女様が結婚。 その間に産まれた、伝説の美女マリーが「アルジーヌ」である説が多い様です。 時代は100年戦争の頃なので、今から600年位前でしょうか。 ジャンヌ・ダルクが活躍して包囲をとき、シャルル7世を国王にしました。 マリーはそのシャルル7世に嫁いだのですが、彼にはお妾さんがいたとの事。 かなり宮廷で力を持っていて、マリーとお妾さんのどちらが女王なのかわからない位。 で、後にトランプの世界では彼女を本当の女王として強調したのだと。 なぜアルジーヌ=マリーなのかというと、ラテン語で女王を「レジーナ」と呼ぶそう。 レジーナのスペルを並び替えると「アルジーヌ」。 アルジーヌのモデルはマリーなので“本当の女王はマリーですよ”という事なのです。 ジャックと、トランプの枚数と占いの関連性、ジョーカーについては次回にします。 ところでねえ、叫ばせて。なんで一日は24時間しかないの? この最近の「そして全てがあっという間」現象はなんなんでしょうか・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[雑談] カテゴリの最新記事
|
|