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Birdman's Blog

・キミシニタモウコトナカレ

キミシニタモウコトナカレ
 イラクに自衛隊が派遣された。今回の派遣は従来の国連平和維持活動(PKO)とは、まったく異なるもので実際の戦地への派遣である。その結成完結式の模様を流すニュースを見ていると「崇高な国益のためがんばってきてほしい云々」と某長官が言っていたが、そのすぐ後に自衛隊の家族の方が涙ながらに手を振って見送っておられるシーンが写されていた。戦時下かと錯覚するようなシーンであった。第二次世界大戦中に出兵していく兵士たちを見送る家族の映像をTVなどで見たことがあるが、それと今回の一連の報道が重なって見えてしまうのは、僕だけだろうか?人の生命が奪われるかもしれない事態において「崇高な国益」が優先されるべきであろうか?ならば、何故、彼らの家族は涙して見送るのであろうか?それはとても「崇高な国益」のためにイラク入りする身内を喜んで見送っている涙とは思えない。「崇高な国益」という名の下に身内の生命が奪われてしまうかもしれない悲しみの涙ではないのだろうか?日本は戦後、世界でも稀に見る「平和憲法」を掲げ再出発した。戦争の放棄を謳っている憲法は、世界に誇れるものである。今回の自衛隊派遣が新たなナショナリズムの引き金にならなければよいと願うのは、杞憂だろうか?
 僕にとっての環境教育は、ある意味、生命のつながりを科学的視点を交えながら理解し、そこから人間のあり方を問う、広い意味で「人間教育」であり「平和教育」である。したがって、環境教育においては、平和が何よりも優先されるべきである。その対極にあるのが、人や生き物、すべての生命を奪ってしまう戦争である。
Nothing is more precious than peace. The dignity of life must be taken precedence over the national interests.

17/1/2004


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