構造変更:普通乗用車→小型貨物準備と物理的変更など*オーバーフェンダーを取り外す(幅1.69mになる) *リヤシートを撤去(今回は背もたれまで完全に撤去) *タイヤを215-70-15(107)に変更 *アルミホイールはJWL-Tマーク付きのものに変更 *通常の車検用の整備をする リヤシートの背もたれまで撤去すると・・・ ![]() 4ナンバー変更完了 乗車定員2名、最大積載量200kg、重量税¥13,200-、自動車税¥8,800- 車検期間1年、 ![]() 構造変更の流れ 事前 *構造変更検査の予約(ネット) 当日 陸事に入る前にテスター屋で一通りチェックする ここから陸事 *検査標とOCR1号と2号を購入(ナンバー変更になるので1号必要) *書類に必要事項記載 *検査手数料の印紙購入、貼り付け *受付する *検査ラインを通す(普通の車検と全く同じ) *計測ラインを通す *測定結果をOCRシートに記載する *自賠責保険をかけ、重量税を納付する *窓口に持参し、受理されたあと、しばらく待つ *登録事項等通知書が出るので、受け取る *古いナンバーを外し、返納する。 *自動車税の手続きをする *新しいナンバーを受け取る(購入) *車に取り付ける。リヤの左側のねじには封印の台座をつけておく *封印の係りが来るので、車体番号と照合後に封印してもらう。 *フロントガラスに新しいステッカーを貼る(古いものは事前にはがす) *最大積載量ステッカーを貼る ざっとこんな感じで完了(詳細は割愛) 参考:(平成25年12月現在) ・現在、貨物に変更するとき事前審査は不要だが、不明な箇所は問い合わせておくこと (エンジン形式変更や強度計算が必要な足回り変更や大幅なボディ形状変更は事前審査必要とのこと) ・強度検討が必要な箇所に手を加えない場合、改造箇所についての書類は不要 ・基本的に平成11年5月以前の登録でないと難しい(以降は貨物のブレーキ性能証明必要) ・車検証の型式に「改」は付かない(以前はオーバーフェンダーなど、横幅拡大でも付いたが、今は寸法変更程度では付かない。事前審査必要な改造は付くことが多い) ・リヤサイドガラスの保護バーは不要(確か15年?くらい前に不要となった) ・アルミホイールはJWL-Tマークを要求される(マークなしの場合、車種純正品等の条件あり)鉄ならほぼOK ・タイヤ、ホイールは陸事により見解が違う模様(以前は最大荷重が変わらないのでJWLでもOKの見解だったが、今はNG、継続検査でも通らないことがある) *注1: 後日、平成26年3月6日の自動車検査法人のプレスリリース発表で、軽合金ディスクホイールの堅ろう性の明確化があり、車両総重量3.5トン以下で最大積載量500kg以下のものは、JWLもしくは、車両製造メーカー純正品がわかるものでもOKとなった。(平成26年4月1日より施行) *注2: 後日、平成27年2月5日の自動車検査法人のプレスリリース発表で、「2-24-2制動装置の規定の適用で、定員10名未満の乗用の用途を貨物用途に変更する場合、4-15の規定のかかわらず、4-16(乗用車の制動装置)の規定を適用することができる」(総重量3.5トン以下など、諸条件あり)との発表があり、制動装置の性能証明が不要になり、年式にかかわらず可能となった。 *注3: 令和元年10月1日より、「使用過程車に係る事前提出書面審査の一部拡大について」というお知らせが出ました。 「貨物車から乗用車等への変更は事前書面審査を実施します」 使用過程車に係る検査※1において、自動車の用途等の変更※2により適用される技術基準が異なり、改めて当該技術基準の適合性審査を書面により行う必要があるものについては、当該検査に先立って事前提出書面の審査を平成31年10月1日以降より実施することとしますので、お知らせします。 これに該当する場合は、使用過程車に係る検査に先立って提出書面を事前に届け出てください。 ※1 「使用過程車に係る検査」:新規検査又は予備検査(法第71条の規定による自動車予備検査証の交付を受けた自動車、法第16条の規定による一時抹消登録を受けた自動車又は法第69条第4項の規定により自動車検査証が返納された自動車の新規検査又は予 備検査に限る。)、若しくは構造等変更検査をいう。 ※2 「用途等の変更」:以下に掲げる区分に変更があるものをいう。 ① 用途(貨物⇔ 乗用⇔ 乗合) ② 乗車定員(乗車定員9人以下⇔ 10人以上等) ③ 車両総重量(車両総重量が3.5t以下⇔ 3.5tを超え12.0t以下⇔ 12.0tを超える貨物自動車等) ④ 自動車の種別の変更(軽⇒ 小型等) 任意保険は保険会社にもよるが、若干安くなった。(車両入れ替え扱い) 貨物でも条件を付けられる部分ができたとのこと ナンバーが変わるのでETCの再セットアップも必要 以上、自分でやると、手間はかかるが余計な費用はかからない。 車検や登録と大して手間はかわらないのだが、変な業者に頼むと訳のわからない費用を請求されかねないので、検討を要する。 不明な点は、窓口に「教えてください」と謙虚に聞くこと。 こまかい基準は随時変わるので、「昔やったことがある」人に聞くと、現状とは異なっていることがあるので注意。 |