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音の棲む場所より

青い鳥

ミュージカルコラージュ 「青い鳥」

注:この作品は「コラージュ技法」を使用しています。
  既存の楽曲も使用されますが「ボランティア目的」てあることを明記
  その目的にのみ使用したので、上演が可能でした。
  ある意味「ミュージカルナンバーの紹介・流布」も目的とします。

客席暗転
画像1「学校 夕方」 
(スニーカーを引きずって歩くような音(生 効果音) 

受験生の声(影マイクナレーション)

受験生 「(うんざりしたように)あ~あ。 
      今日も一日 終わりましたっと…。」

(スニーカーの音 しばらくして、ぴたっと止まる)

受験生 「(吐き捨てるように)いや、これからまた、塾があるってかぁ…
      本日も、ウチ帰ったら、「飯 フロ 寝る」ってだけか。
     やってらんねえよなぁ まったく!」

(ふたたび スニーカーの音、少し足早に)

受験生 「あれ? 図書館 電気まだついてるよ。だれかいんのかな?
     あれか?図書館で シケンベンキョウってやつですか?
     図書委員ってのは、どいつもこいつも、
     クソまじめなやつばっかで、やんなるね。
     まったく、たまには、
     (女の子の物まねをするように、ふざけて)
      『皆様のストレス解消のために、
      どど~んと、マンガ本百冊購入しました!!っ』
    とか言ってみろよなぁ。」

ヒカリ(影)「ねえ、もう、みつかった? 
       君がこの世に生まれるとき持ってきた物。
       君がそこにいるために、未来の国から持ってきた物は、
       もう見つかった?」

(スニーカーの音 急に止まって)

受験生 「(びっくりしたように)
     おい…。今、だれかなんか言ったか?」

(ヒカリのテーマ 遠くからきこえる)

画像2 幻想の城

ヒカリ(影) 「君の帽子、魔法の帽子。本当のコトが見える、魔法の帽子。
      ねえ、もういちどあの帽子をみつけてよ。
      いっしょにでかけようよ。
      本当の自分をみつける旅に!」

(ヒカリのテーマ 大きくなって、ふっと止まる)

画像3 古い本

受験生  「なんだ、この本。「メーテルリンク作 青い鳥」。
      なんだよ、おとぎ話か! 
      だれとかが、青い鳥を探しに行きましたってヤツだろ。
      何でこんなもんが、中学の図書館にあるんだよ! 
      幼稚だっての!」

(未来の子供の声 未来のテーマ うっすらと )

画像4 青い風景

未来の子供(影)「だって、きみはまだ、みつけてないじゃないか。
        なにをもって、うまれてきたのか。 
        なにをするために、そこにいるのか、
        そんなに、おおきくなったのに、
        きみは、まだ、みつけてないじゃないか!」


(未来のテーマ 大きく)

画像5 未来への扉

受験生 「(自分にいいきかせるように)
     そうだよ、オレ、この本を読んだことあるんじゃないか。
     けっこう感動したりしたんだっけ。
     たしか、青い鳥は、最後のさいごまで
     人間の手におさまってなんかいなかった。
     やっと見つけたのに、飛び立ってしまうんだ。
     だから、主人公は、最後に客席のみんなにたのむんだ」

(見つめ合おう テーマ うっすらと)

チルチル(影)「どなたか あの鳥を見つけた方は、
       どうぞぼくたちに返してください。
       僕たち、しあわせにくらすために、いつかきっと
       あの鳥がいるはずなんです。」

(見つめ合おう テーマ 大きくなって)

受験生 「そうだな。本当にいいたいことは言葉にしなきゃわからない。
     ほんとうに必要なものは、本気でみつけなきゃ、
     手にはいんないよな。
     あ~おれ、最近、誰かと まともにしゃべってないかもしんない。
     バカな話はするけど。
     ぶっちゃけてしゃべるってのが、てれくさくてさ。
     もういちど、ここから始めてみようかな。
     この本を読んでいた、あのころ。
     「大きくなったら、なんになるの?」って、
     大人たちが聴いてくれた、あの頃。
     小さかったけど、
     抱えきれないくらいの夢をもってた、
     あの頃のおれにもどって、
     あいつらといっしょに、もう一度旅をしてみようかな。」

画像6 物語の入り口

ヒカリ 「そうよ。もう一度一緒に、でかけましょう。
     本当の青い鳥を、
     そして
     本当の自分を探す旅へ!!」

(ファンファーレ 物語の始まりを告げて)

画像7 タイトル

ナレーター「これは、むかしむかしのおはなしです。
      ある町はずれの、とてもまずしい家に、
      ふたりの兄弟がおりました。
      お兄さんの名前は、チルチル。
      妹の名前は、ミチルと言いました

(チルチル・ミチルナレーションの間に 板付きスタンバイ)

画像8 木こり小屋

(舞台1/2客席1/2明転して、)

ナレーター「明日は楽しいクリスマス。
      でもふたりの家にはごちそうなどはありませんでした
      そこへ、ひとりの不思議なおばあさんがやってきて、
      二人にこういったのです。」           

影の声(妖女)「さあ、この魔法のぼうしをあげよう。
       そのダイヤモンドをまわすと、 
       この世の中の「本当のこと」がみえてくる。
       その目をようく開いて、 
       この世のどこかにいる「青い鳥」をさがしてきておくれ。
       さあ、ダイヤをまわすんだ。今だよ」

CD1「ぼうしのダイヤをまわせ」(原曲CDあり:問い合わせを) 

画像9 妖女の城

音はいったら、客席まで前面ライト 
ものたち、客席奥のドアから登場

『もの』たち全員  ―ぼうし ぼうし ぼうしのダイヤをまわせ ー
光(セリフ)     「みんな、今こそ動き出すのよ」
『もの』たち全員  ―ぼうし ぼうし ぼうしのダイヤをまわせ ー
母の愛(セリフ)   「みんな、話せる。動けるのよ!」
『もの』たち全員  ―だまってばかりは もうごめんだ。あふれるおもいをかたりあおう ―
光(セリフ)     「さあ、いっしょに冒険の旅へ!」
『もの』たち全員  ―ぼうし ぼうし ぼうしのダイヤをまわせ ー
全員(歌)     ― いま ひかりあびて、ときをこえて。あのとびらあけて、でかけようよ」
(全員センターで チルチル・ミチルをとりかこむように あつまって)
チルチル(うた)  ―(ふしぎそうに) なんだか ふしぎ ちょっぴり こわい ー 
『もの』たち全員(うた)―(あきれたように) いつでも となりに いたのに -
ミチル(うた)    ―(たのしそうに) なんだか すてき わくわく するの -
『もの』たち全員(うた) ―(うなずきながら) そうとも となりに いるから -
光・母の愛(うた)   ―そう いっしょならばみつけられる しあわせはこぶ 青い鳥を ―
「火」 みんなの真ん中に割り込んで 前に飛び出して 
火(うた ソロ)   ―(えらそうに)かたくるしい あいさつは なし!  
ほらもう 時間がないぞー
光(セリフ)  「(チルチルに)火の精よ。 気をつけて」
水(うた ソロ)   ―(火に言い返すように) だいじょうぶよ 
じゅんびならば とっくにできてるはずよー -
母の愛(セリフ) 「(ミチルに)あれは 水の精」
パン(うた ソロ)  ―(くるしそうに) こんな いきのつまる 
せまいとこは とびだそうよ!―
光(セリフ)   「(チルチルに)そしてパンの精」
ものたち合唱 ― そして いつかきっと 青い鳥を みつけだして つれてかえるのさ ー
いぬのチロー チルチルたちから鳥かごをうばって歌う
いぬのチロー(うた) - あいたい 青い鳥  夢にみた 青い鳥―
ものたち合唱    ― あいつは 犬のチロー    ちょっと おちょうしものさ -
ねこのチレット いぬのチローをおいはらって、歌う
ねこのチレット(うた)― わたしを つれてって 青い鳥 飛ぶ世界へ ー
ものたち合唱(うた) ―あれは ねこのチレット  ちょっと すましたやつさ ―
全員 歌いながら、チルチル・ミチルに一歩ずつ近寄り、最後のポーズ位置へ移動
全員    ―みんなで みつけよう 本物の 幸せの 青い鳥 みつけよう!― 

後奏 決めの音で、センターに集まって  ポーズ
暗転
画像10 黒画面

(暗転後 ねこ・いぬ・水・火・砂糖・パン を残して 下手にはける)

受験生(影)「そう、こうしてチルチルとミチルは
       イヌのチローとねこのチレット
       それに、水や火の精 
       パンや砂糖やミルクの精たちといっしょに
        そうだ!それに!
       いつもみんなを見守っている光の精と、
       青い鳥をみつける冒険の旅へとでかけることになるんだ
        ところが、物語が始まってすぐに、
       あんなにかわいがっていたねこのチレットの
       ひでえ言葉にびっくりするってわけだ」

テキストp41 ねこのセリフから「青い鳥」原作テキストままに進行
ページ数は文庫版を参照(訳者・版元などはお問い合わせを)
   
ねこのチレット 「みなさん おしゃべりはもうたくさんです。」

(ねこの台詞きっかけで、舞台1/2/客席1/2明るく 画像変えて)

画像11 妖女の城(内部)↓
想い出の国へ(P47 幕)までライト・画像ともに そのまま


p45 チルチルの「ぼくたちだけでいくの?」のあとに

妖女 「いや、みんなでいくんだよ。 よく話し合って、力をあわせてね。」

(音楽 見つめ合おう 語り合おう)

(劇団四季HPに楽譜掲載あり「人間になりたがった猫」ナンバーです)

みつめあおう かたりあおう 
きみと ともに この手 つないで
・・・中略・・・
みつめあおう かたりあおう
きみと ともに いきていこうよ

(音楽 盛り上がって 1番を2回くりかえし)
全員 客席の通路まで移動して、歌う
(P47の残りカット 暗転)

画像12 黒画面

受験生(影)「そうして、想い出の国に行った二人は、
       前に死んじまったじいさん・ばあさんや
       弟・妹に会った。
       じいさんは
       「おまえ達が想い出してくれさえすれば、
        この想い出の国で
         わしたちはいつまでも生きていけるんだ」
       といった。
       でもそこで見つけた青い鳥は、
        すぐに黒い鳥にかわっちまった。
       それで、次に二人は「夜の国」へ出かけていったんだ。」

(音楽 すこし不気味に)

画像13 夜の宮殿
(テキストP66 夜「そこにいくのは だれ?」から
         ↓

テキストP71 チルチル「この扉はなんですか?」の後 

急激に暗転(画像も)

(音楽不気味に、静かに)

画像14 不思議なドア

受験生 「あの扉は、なんだったんだろう。
     言葉ではわかったつもりだったんだ。
     自分が「恐れ」なんて名乗っている怪物のくせに、
     人間を怖がっているやつ。
    「病気」っていう名前のくせに、
     自分が病人だなんていうなさけないヤツ。
    人間を脅かすのが仕事だってのに、
    自分がびくびく逃げてばっかりいる幽霊たち。
    へんなやつばっかり、しまってあったっけ。
    ただ、戦争だけが、ものすごい勢いで扉を押し返したんだった。
    そうだよ、
     それに、この国でも、月の光の中で飛んでいた青い鳥は、
    夜の国をでたとたん、死んじまったんだよなあ。
    それから、
    そうだよ。ここが肝心なんだ。
    さっきの声が言っていた。
    「未来の国」へと出かけていくんだ。
    まだ、生まれない命たちの住む、
    「未来の国」の青い城へむかうんだ。
     そこには、、
    チルチルとミチルのところに生まれるはずの弟もいたんだ」

(音楽 ファンファーレのように)
画像15 光の城
   ↓
テキストp160 子供の「チルチル こんにちは」 から


p168 
光の「そうすれば、あの人達は あとかたもなくなるから」の後

暗転

画像16 黒画面
(音楽 やわらかく)
     ↓
受験生 「そう、それが魔法の帽子の威力だ。
     ものごとの 本当の姿をみせる。
     そして、今度は それをあとかたもなく元に戻す。
     そこで、思ったんだ。
     本当の姿を見ることが出来るんなら、なんで元に戻すんだ?
     そのまま、本当の姿を見せておけばいいじゃないか
     って、思ったんだ。
     でも、今ならわかる。
     世の中の全部が、本当の姿を見せてる訳じゃない。
     みんなが、魔法の帽子を持っている訳じゃない。
     でも、もし おれが、未来に 何かしでかすために、
     おれだけの 何かをもって、この世に生まれてきたのなら、
     そのために必要なこと、自分にとって、大切なことだけは、
     じっと目をこらして、本当の姿を見つけるように
     がんばんなくちゃイケナイって事をさ。
     今なら、なんとなく わかるんだよ。」

(音楽 せつなく 静かに)

受験生 「さあ、そろそろ、物語のおわり。別れの場面だ。」

舞台1/2 客席1/2 明るく
画像17 もとの木こり小屋
p170 あたまから
     ↓
p178終わりで 音楽 暗転

受験生(影)「さあ、もういこう。
       塾がなんだってんだ。シケンがなんだってんだ。
       上等だ。 やってやろうじゃねえか。
       おれの道は、オレが決める。 
       もっと先の、ずっと先の おれの未来のために。
       おれが、この世にたしかに持ってきた物を、みつけるまで
       なんにだって、ぶつかってやるぞ。」

(さっきより元気な、スニーカーの音 だんだん遠くなる)

ヒカリ(影) 「こうして、物語は終わります。
        本は、閉じてしまえば、もう終わり。
        でも、あなたの心に、一筋のひかりがさしていたら、
        あたたかい、涙が、あふれていたら、
        きっと、私たちのことを、想い出してくださいね。」

音楽 さようなら前奏
画像18 未来への扉

舞台1/2客席1/2明るく
全員 そろっていて

さようならのテーマ(四季「ドリーミング」より)
   
さようなら、わすれないで、
もう おはなしはできないけど
わたしたちは いつだって 
あなたの まわりで いきている
ほら、 まどをたたく あめのおと 
ねえ、 おやつのときに
そうさ テーブルのうえでも 
みんなが いつでも はなしかけてる
さよなら わすれないで 
もう おはなしは できないけど
わたしたちは いつだって 
あなたのまわりで いきている

うたの終わり、全員下手にはける。
見送るように受験生 出る。 客席に礼

いったん暗転
未来のこども(影)「これで、おはなしは、おわりです。
          でも、、ここから楽しいフィナーレがはじまるよ。
          だって、私たちのミュージカルは」

全員(板付き)  「いつだって 絶対に ハッピーエンディング!」

客席全面ライト 明るく
画像 19 はばたく鳥

CD2 フィナーレ ☆
イントロ・トゥッティで、2列横隊 レベランス→ 歌位置に移動
全員(合唱)  ゆめに 見ていた すてきな せかい  
        あこがれていた ぼうけんの たび
        みんなに みせてあげる ほら 心ひらいて
        そっと みみを すませば 
光(セリフ)  ほら! そこに 青い鳥が!

(青い鳥 タップ・ソロ)

青い鳥(ソロ) きっと あなたの そばで
        いつも うたって いるよ
        いつか きがつくはずさ わたしが ここにいることに
 
(全員一列で、手を繋いで 一歩前へ 中央に受験生はいって)

全員(合唱)  おぼえていてね 
        ちいさな ひとみに うつるせかいを 
        わすれないでね 
        あなたの いのちの そのかがやき
        こどものじかんが すぎてしまっても
        ちいさなゆめのかけらを むねに だいて

音楽おわりで、全員礼をしたまま、暗転
画像 20 エンディング
          ↓
画像 21 メリークリスマス

ナレーター 「もうすぐ クリスマス。
       しめくくりに、このうたを、みんなで歌おうと思います。
       どうぞ、ごいっしょに、お歌い下さい。」

全員 立ち上がって 歌う

音楽 「しずかなクリスマス」

画像 22 しずかなクリスマス

ひつじかいは ひつじとねむる しずかなクリスマス
くつみがきは こいぬとねむる しずかなクリスマス
ひゃくねんむかしから ひゃくねんみらいまで
せんねんむかしから せんねんみらいまで
とおいそらに ほしがまたたく しずかな クリスマス

マッチうりは はだしでねむる しずかなクリスマス
にんぎょひめはあぶくにとける しずかなクリスマス
ひゃくのものがたりが ひゃくねんくりかえす
せんのものがたりが せんねんくりかえす
とおいまどに あかりがともる しずかなクリスマス

音楽 続けて 「ジングルベル」 

全員ノリノリで、手拍子(後拍打ち)・スズを入れて

画像 23 ジングルベル

はしれ そりよ かぜのように
ゆきのなかを かるく はやく
わらいごえを ゆきに まけば
あかるい ひかりの はなになるよ
ジングル★ベル ジングル★ベル
すずが なる
すずのリズムに ひかりのわが まう
ジングル★ベル ジングル★ベル
すずが なる
もりに はやしに ひびきながら

画像 24 さよなら 

音楽の続く中 客席に手を振りながら 下手に退場


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