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音の棲む場所より

群読台本「雪の女王」その2

(つづきです 笑)

実際は休憩なしの上演でした。40分くらいかな?
ではでは
第2幕開演・・・「花園の魔女の場面」から、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

花園の魔法使い  さあ、庭にいって、花たちと話をしておいで、
         うちの庭の花は、みんなおしゃべりでね。
          どれも、いろんな話をしっているんだよ。
          きっとおまえも気に入るだろうよ。

ナレーターA 魔法使いは、ゲルダがむかしのことを思い出さないように、
       バラの花だけを土の中ふかく、かくしてしまいました。
       だから、ゲルダは一日中花たちとあそびましたが、
       自分がだれであったのか、だれを探していたのか
       おもいだすことはありませんでした。

ゲルダ    ここは、ほんとうにきれいなお花でいっぱいだわ。
       でも、なにか、たりない気がするの。
       わたしは、もっとほかの花をしっているような気がするのに、
       その花がどんな花なのか、なんていう名前の花だったのか、
       ちっとも思い出せないの。
       思い出したいのに 
       思い出せないの

(歌う:ウィスパリングにて、とてもゆっくり)
       呼んでいる 胸のどこか奥で
       いつも 何度でも 夢をえがこう
       悲しみの数を言い尽くすより 
       おなじくちびるで そっとうたおう

(コロス花をもってゲルダのまわりに集まって歌う)   
(花が開くように、音楽が広がって)     
      閉じていく 想い出のその中に いつも
      忘れたくない ささやきをきく 
      こなごなに くだかれた 鏡の上にも 
      あたらしい景色がうつされる。

(音楽続いて ナレーション)
ナレーターA ゲルダは、歌いながら、はらはらと涙をこぼしました。
       それはとてもあたたかい涙でした。 
       その涙は、地面に落ちると
       ゆっくりと まわりの土をあたためていきました。

       すると、どうでしょう、
        やさしい涙であたためられた土のなかから、
       するすると緑のツルが延びたかと思うと、
       見たこともないほど美しいバラの花が
       大空に向かって花開いていたのです。

ゲルダ    わたし、この花を良く知っているわ。
       この花はわたしの大好きなバラの花よ。
       そして、私は、
       このバラの花がだいすきな友達をさがしているんだったのに
       どうして、忘れていたのかしら。

ナレーターA 花園のバラも、
       ほかの花たちも次々にいろいろな話をしてくれましたが、
       どの花も カイがどこにいったのかは、
       教えてくれませんでした。
       そこで、ゲルダは、花たちにわかれをつげて、
       そうっと花園をぬけだして、
       もうすっかり秋になってしまった森をぬけて
       かけだしました。

(花のコロス 退場)
(音楽 ナレーターA→ナレーターCにチェンジ カラスたち 登場)

ナレーターC 深い森をぬけて、ゲルダはどんどんあるきつづけました。
       道が、北の国にむかっていたのでしょうか、
       歩けば歩くほど、あたりはどんどん暗くなり、
       冷たい風がふいてきました。
       とうとうゲルダはつかれはてて、
       道ばたにすわりこんでしまいました。
       そこへ、大きな大きなカラスが飛んできました。

カラス  こんにちは、ひとりぼっちで、どこへいくんですか?

ゲルダ  わたしは、お友達をさがしているの。
     カイちゃんっていう男の子を知りませんか? 
     ちょうどわたしくらいの、やさしい男の子なんです。

カラス  さあ、知らないなあ。
     でも、もしかしたら、
     ぼくがすんでいるお城の王女さまのところにいる男の子が、
     その子かもしれない。
     ぼくが、お城まで あんないしてあげよう。
     さあ、ついておいで、

ゲルダ  でも、もうつかれて 歩けないの。
     ずいぶんたくさん 歩いたんだもの。

カラス  きみは、大切なともだちをさがしているんだろう。
      さあ、元気をだして いっしょにいこう!
      ぼくたちもいっしょに、
     そのともだちをさがしてあげるからさ

ナレーターC  そういうと、カラスは、
        そのおおきな羽にゲルダをのせて 飛び立ちました。

(音楽 元気に「オリバーより 勇気をだして」)

カラスたち&ゲルダ(歌う)
    さあ 勇気をだして さあ ぼくらは 仲間なのさ
    言葉など いらない 目と目で かたりあえる
    さあ、勇気を だして 元気よく 歩きだそう
    どこにでもゆける なかまといっしょならば
    つらいことも なきたいことも あるだろう 
    でも 雨のあとは いつもお空に きれいな虹さ
    さあ、 元気をだして とおくまでゆこう
    よろこび かなしみをわけあう なかまになろう
(音楽かわって 全員退場 暗転)

カイ=男の子(声のみ影から) 
   ボクは、
   もうとっくに、この雪の女王の物語のなかにひきこまれていた。
   はじめは、自分が、カイになったような気分で読んでいて、
   悪魔の鏡で、目をやられちゃった時は、
   なんだかいやな気分になったりしていた。 
   でも、とちゅうからは、なんだか、ゲルダに成った気分っていうか、
   ゲルダのことを、応援したくなったんだ。
   カラスのいうことなんて、信用してだいじょうぶかいって思ったら、
   まあ気の良いカラスで、それはよかったんだけど、
   お城にいる男の子は、やっぱりカイじゃなくてがっかり・・・。
   ただ、そこの王子と王女はとても親切で、
    ゲルダに、金の馬車や、毛皮や、食べ物をくれたんだ。
    これで、またカイをさがす旅が、つづけられる。
   そんなわけで、読んでいるボクがちょっと安心した、
 
   その時だった。

(音楽 不気味に ナレーターD登場)

ナレーターD そう、この物語では、
       「安心」と「心配」が、かわるがわるやってくるのです。
       王子と王女からもらった金の馬車に乗って、
       また旅を続けるゲルダにおそいかかったのは、
       恐ろしい盗賊たちでした。
       盗賊どもは、ゲルダを馬車から引きずりおろし、
       温かい毛皮も、食べ物も、金の馬車も、
       すべてを、うばいとってしまいました。
       そして、盗賊達がゲルダの命までも、うばおうとした、
       
       そのときでした。

(音楽 変わって 盗賊の娘登場)

盗賊の娘  お待ち。その子は、あたしがもらってくよ。
      だれにも、文句はいわせないよ。

ナレーターD その子は、盗賊たちの頭(カシラ)の娘でした。 
       この子は、頭の娘として みんなに甘やかされて育ったので、
       いつでもいいだしたら、決してあとには引きません。
       こうして、ゲルダは、この娘に助けられたのでした。
       盗賊の娘は、ゲルダと同じくらいの年でしたが、
       ゲルダより大きく、ずっとたくましく見えました。
       でも、その黒い瞳には、
       いつも、深い悲しみがたたえられているのでした。

盗賊の娘   あたしに、その毛皮のマントをおくれ。
       そしてあたしと ずっとずっといっしょにいてくれたら、
       だれにもあんたを殺させたりしないから。
       さあ、こっちへおいで、あたしの宝物をみせてやるよ。

ナレーターD そういうと、盗賊の娘は、先へ立って、
        暗い森の中へずんずん進んでいきました。
        森の奥には、100羽ほどのハトと、
        真っ白いトナカイがいました。

盗賊の娘    これが私の宝物さ。どうだい、かわいいだろう。

ゲルダ     あなた、他に 友達はいないの?

盗賊の娘    友達? 友達って、なんのことだい。

ゲルダ    ともだちをしらないの? 
       いっしょに遊んだり、話をしたりする人のことよ。

盗賊の娘   それなら、ここにひとりいるじゃないか。 
       あんたがその、友だちってやつに なってくれないのかい。

ゲルダ    もし、あなたが、その刀をちらつかせたりしないならね。
       あなた、いつでも、その刀をもっているの?

盗賊の娘   そうさ でないと、みんなあたしから逃げていくだろ?

ナレーターD ゲルダは、盗賊の娘の大きな黒い瞳が、
       涙でうるんでいることに 気がつきました。
       この娘は、みかけはこわそうだけれど、
       本当は、心やさしい、寂しい少女なのだと、
       気がついたのです。


(歌う「ゲルダと盗賊の娘 ナレーターDとナレーターA」

(歌「二人の世界」夢から覚めた夢より)
  
  すきとおったような きれいな あなた
  声かけてくれた やさしい あなた
  はてしない空と えいえんのときを
  越えて おとずれた つかの間のであい
  二人のこころ ふれあえば
  すてきなことが はなひらく
  だれも しらない わたしたちの 夢が
  だれも しらない わたしたちの 夢が

(音楽続いて 盗賊のむすめ いったん退場して トナカイをつれてくる)

盗賊の娘 あんた。友達をさがしてるるんだろう?
      だったら、このトナカイに聞いてごらんよ。
     このトナカイは物知りでね。
     あんたのいう、そのカイって子のことも
     知っているかも知れない。
     友達をさがす、旅にでるんだろう?
     だったら
     こいつを、いっしょにつれていったらどうだい。

トナカイ ええ、その男の子のことなら、よく知っていますとも。
     あの、雪の女王につれられていった
     小さな男の子のことでしょう。
     雪の女王の国は、わたしのふるさと ラップランドの近くです。
     遠い遠い北の国ですが、とてもいいところですよ。

ゲルダ  でも、この子がいなくなったら、あなたがさびしいんじゃないの

盗賊の娘  しばらく、あんたにかしてやるだけさ。
      きっとかえしてもらうよ。
      だから、きっと、またここに来るんだよ。
      さあ!
      おまえを自由にしてやるよ。
      そのかわり、きっとこの子をラップランドまで連れて行くんだ。
      一生懸命走って雪の女王の城まで、とどけておやり。
     そして、きっとここへもどっておいで。

(音楽 しみじみと)

ナレーターD ゲルダは、盗賊の娘が用意してくれた、
       毛皮や長靴や帽子でみじたくをすると
       トナカイのせなかにまたがりました。

トナカイ  いいですか、しっかりとつかまっていてくださいよ。
      風よりも速く走って
      あっという間に 
      あなたをラップランドまで、お連れしますからね。
        
     ご主人様。
     わたしはきっと帰ってきます。
     きっとこの子を、雪の女王の城にとどけて、
     ここへ、あなたの森へ、かえってきますからね。

(音楽 「愛をありがとう」 夢からさめた夢より)

盗賊の娘 愛をありがとう やさしさをありがとう
     さびしいけれどさようなら
     いつか 光あびて あなたたちは 旅立つ
     あなたたちのやさしさ むねにだきしめて

ゲルダ・トナカイ
     愛をありがとう やさしさをありがとう
     さびしいけれど さようなら
     いつか 光あびて ボクたちはたびだつ
     きみがくれたやさしさ むねにだきしめて

三人   あいをありがとう  やさしさをありがとう 
     さびしいけれど さようなら
     こころとこころが わたしたちをつないで
     いつか旅立つ (いつか輝く) 愛を胸に さよなら
       
(音楽 もりあがって トナカイ ゲルダ 退場 
(ナレーターD、盗賊の娘ふたりをみおくってから 退場)
(音楽つづいて 暗転)

カイ=男の子(影より)
    再び、ゲルダの旅は続いた。
    ボクは、ときどきはゲルダの気持ちになって
    ときどきは、ゲルダをのせて、
    一生懸命はしっているトナカイの気持ちになって
    夢中で、この物語を読んでいた。
    いつの間にか、ボクのまわりは暗くなっていて
    夕飯をたべることも忘れていた。
    
    もうすぐ、この物語のクライマックスだ!

(音楽 明るく)
ナレーターA 登場して
    トナカイは、大きな森をかけぬけ、
    沼地や草原を、飛ぶようにはしりました。
    空には、美しいオーロラが輝いていました。
    やがて、盗賊の娘がもたせてくれた食べ物もなくなろうとする頃、
    ふたりはようやく ラップランドにつくことが出来たのでした。

(トナカイ・ゲルダ登場)
トナカイ さあ、この小屋にラップランド人の魔法使いがいるはずです。
     この人ならきっと、雪の女王のお城がどこにあるか、
     知っているでしょう。
     さあ、小屋のドアをたたいてごらんなさい。

ゲルダ  こんにちは!こんにちは!(ノックの音、BGMで)
     どうしても教えて頂きたいことがあるんです。
     どうか、このドアをあけてくださいな。

ラップランド人の魔法使い
     どうしたね。 
     こんなに寒いのに、このドアを開けろというのかい。
     いったい、なにを聞きたいというんだね。

トナカイ この人は、ゲルダちゃんといいます。
     遠い国から、雪の女王につれていかれた、
     カイちゃんという男の子をさがして、やってきたのです。
     わたしのご主人、森の娘が、
     あなたはりっぱな魔法使いだから、
     きっと雪の女王のお城を知っている。といいました。
     そして、きっと、よい知恵をさずけてくれると。
     どうか、おねがいです。
     この子をたすけてあげてください。

ナレーターA そういうと トナカイは、
       盗賊の娘がもたせた手紙をさしだしました。
       それをよんで、ラップランド人の魔法使いはいいました。

ラップランド人の魔法使い
       いいかい、よくお聞き。
       あんたのご主人も あんたも、
       私に、この小さな娘を助けてくれと言う。
       この力のない、弱い娘に力をかせというのだろう。
       だが、みてごらん。この娘を。
       この娘の本当の姿を、よく目を開けてみてごらん。
       この子が自分自身の力で光り輝いているのが見えないのかい。

       私は、世界中の風をあやつり、
       どんなところへでもはこんでいってあげられるが、
       そんな魔法より、あの子の力のほうが、ずっと強いんだよ。
       だから、あんたのご主人も、あんたも、
       そしてきっとこの私も、
       ついつい、この子をたすけてやりたくなるのさ。

ナレーターA そういうと、魔法使いは、
       ふわ~っと 大きくうでをふりあげました。

       すると、優しい風がトナカイとゲルダを空高くまいあげ、
       あっという間に
       雪の女王の城のそばまでたどりつくことができたのでした。

トナカイ   さあ、あそこが、雪の女王の城の入り口です。
       わたしはもうここからはお供することが出来ません。
       本当の愛の力を身につけた者でないと
       ここから先へは進めないのです。 
       私は、森のご主人のもとにもどります。
       そして、あなたと、カイちゃんがもどってくるのを
       楽しみに待っていますよ。
          (退場)

ゲルダ    トナカイさん ありがとう。
       きっとまた会いに行くからね。
       本当に、ありがとう 
       わたし きっと、カイちゃんをみつけだしてみせる。
       カイちゃんは、きっとここにいるわ。私にはわかるの
(歌う) 
  よんでいる 胸のどこか奥で 
  いつも心おどる夢をみたい
  悲しみは かぞえきれないけれど
  そのむこうで きっとあなたに会える
               
  くりかえす あやまちの そのたび 
  人はただ蒼い空の青さを知る 
  はてしなく 道は続いてみえるけれど 
  この両手は 光をいだける

(音楽 続いて 音楽の間にナレーターABCDゲルダをかくすように並ぶ)

ナレーターA ゲルダは ありったけの力をふりしぼった
ナレーターB ゲルダは ふきすさぶ雪の嵐に立ち向かっていった。
ナレーターC ゲルダの耳には おそろしい風のうなり声しかきこえなかった
ナレーターD ゲルダの目には 真っ白な雪が、
       おそろしい怪物にしかみえなかった

(音の合図でそろえて ゲルダ ナレーターの間をぬうようにして退場)

全員(大きな声で、そろえて!)
   でも、ゲルダは負けなかった。決してあきらめなかった。


ナレーターA ゲルダは祈った
ナレーターB その祈りは、天にむかって
ナレーターC いつしか、たくさんの天使の姿となって
ナレーターD ゲルダを、雪の嵐からまもってくれたのだった。

(音の合図で)
全員(ささやきをそろえて)
     そして、いつしか、
      あたりは しいんと静まりかえり
      ゲルダは
      雪の女王の城の入り口に

      たどりついたのだった。

(ナレーター 後方にひかえて 暗転)

カイ=少年(本を手に登場)
    そのころ いったいカイ少年が何をしていたかというと、
    雪の女王の命令で女王の城にある氷のかけらで、
    いろいろな言葉をつくらされていたんだ。
    それは
   「物思いの氷あそび」
    といわれていた。

(↑注:訳文では「理知の氷あそび」でしたが、
   漢語は声のみで伝わりにくいので変えました)
     
    女王の城は、雪と氷でできていて、
    オーロラの光にてらされた凍った湖があったんだ。
    その湖を女王は「物思いの湖」とよんでいた。

雪の女王(陰) 
    おまえが、もし、この言葉を、
    その氷のかけらでつくりだすことができたなら、
    ここからだしてあげよう。
    そうでなければ、いつまでも、ここにいることだね。
    わたしは、ちょっと
    南の国の高い山のてっぺんまでいかなければならない。
    帰ってくるまで、そうやっておいで。

カイ  女王が帰るのなんか、待っていられるか。 
    ここに書いてある、カイがつくれない言葉って、
    いったい、なんなんだよ

ナレーターA  カイがつくれなかった言葉 
        それは「リーベ」「愛」という言葉
ナレーターB  凍ってしまった心には けっしてつくりだせない言葉
ナレーターC  このままでは カイは帰れない
ナレーターD  このままでは カイは凍った心のまま

(音の合図で) 
全員 (ささやき声)
        カイは、この氷の城で、ひとりぼっちのまま

カイ(少年)  いや、ちがう。カイは一人じゃない。
        ほら、みてごらん。
        あそこに ゲルダがやってきた。
         手も足も、寒さで真っ赤にして
         疲れ果てて ぼろぼろだけど、
         大きな目だけがきらきらとしている
         あのゲルダが、この氷の城にたどりついたんだ!。

(音楽MAX)
ゲルダ     カイちゃん。とうとうみつけた。

(音楽切なく)

       こんなに、つめたくなって、かわいそうに。   
       カイちゃん。 
       かわいそうな カイちゃん。

ナレーターA   ゲルダの大きな目から 涙がぽろぽろとこぼれた
ナレーターB   それは とてもあたたかい涙だった
ナレーターC   そのあたたかさは カイの心をとかし
ナレーターD   永遠にとけることはないといわれた 
         氷の湖もとかしていった
(音の合図で)

全員(暖かい声で)
      そして、ほらみてごらん 
      あの言葉、カイが作れなかったあの言葉が 
      組み合わされていく!

(画面「ICH  LIEBE  DICH」の文字がアニメーションで作動)

カイ    ゲルダちゃん ボクはどうしてここにいるんだろう

ゲルダ   はなせば きっと ながいながい物語になるわ
      いつかゆっくり話しましょう 
      いまは はやくおうちへ帰りましょう

カイ    うん そうしよう 
      なつかしいなあ。 僕たちのあの家 あの町。

(歌う  「白のレクイエム」:荻田浩一 作詞)
( 音楽がはじまったら 全員登場 カイとゲルダをかこんで)

カイ    かけだした 坂道の 
      やわらかな 陽だまりと 
       なつかしい 風のかおり 
      いつだって 覚えてる 
      ボクはまだ、おさなくて 
      気づかずに すごしていた
      そよかぜに ゆれていた 
      こもれびの あたたかさ

ゲルダ   とまどいも ためらいも 
      かぎりなく あるけれど
      かけだした そのさきは 
      ふるさとへ つづくはず
 
トナカイ  もしもまだ まようなら 
      この場所へ かえっておいで
      なによりも たいせつなものが 
      ここに あるから

(音楽つづいて)

カイ  ボクは、もう泣かない。
    この物語の中にボクの分身を、たくさんの友だちをみつけたから。
    そして、本当の勇気をみつけたから

ナレーターA クリスマスといえば プレゼント
ナレーターB 今日のこの物語は わたしたちからのプレゼント
ナレーターC さびしいときに おもいだしてほしい
ナレーターD 絵本のなかにすんでいる 私たちのことを

(音の合図)
全員   そして、おもいだしてほしい
     だれかのために流した涙の 暖かさを
     そしてきみはけっして 
     ひとりぼっちじゃないってことを

(音楽かわって オリバーより「勇気をだして」)
(歌詞が出ます。会場もいっしょに歌いたいですね)

(歌う)さあ、勇気を だして
    さあ ボクらは なかまなのさ
    言葉など いらない 
    目と目で かたりあえる
    さあ、元気をだして 
    とおくまで ゆこう
    喜び 悲しみを わけあう 
    仲間に 成ろう

(当日は階段場の客席通路に出演の子供が広がりました)

(おんがく 変わって「いつも何度でも」客席通路にて)
(歌詞を出しました。お客様もいっしょに)

はじまりの 朝の静かな窓 
ゼロになる からだが 耳をすませる 
海のかなたには もうさがさない
かがやくものは いつも ここに 
わたしのなかに みつけられたから。

(暗転  映像フィナーレのこして)

そのまま「しずかなクリスマス」合唱

つづいて舞台にもどり、オルガンサウンドにて「きよしこのよる」

静かに暗転。

画像:メリークリスマスの文字とサンタクロースが飛んでいくアニメ

終了。
(この間に出演者は裏を回って会場入り口にスタンバイ)

お客様を笑顔と握手で送りました。
子供の笑顔が、最高のクリスマス・プレゼントとなりました。


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