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音の棲む場所より

楽に寄すー浪漫歌曲集ー

シューベルト・シューマン・ブラームスの歌曲集より 

♪音夢鈴迷訳にてお届けいたします♪


シューベルト歌曲集より
「楽に寄す」

甘やかな 芸術よ
心が病んでいる そんな時も
人生の荒波の前にあっても
この心にともる
暖かい愛の光よ
それは私を 別世界へと誘う

はらはらとこぼれる ハープの溜め息
それは 甘く清らかなる旋律
その音は 私を天国に誘う
甘やかな 芸術よ
今 
心からの ありがとうを 
あなたに 贈ろう


「春への思い(信仰)」
(メンデルスゾーンにも同詩による歌曲あり) 

おだやかな 風はめざめて
昼も夜も そよぎ渡る
その風は そこここに
あらゆる物へと 吹き渡る
おお さわやかな香りよ 新しいひびきよ

さあ あわれな私の心よ 
なにも おそれるな
今こそ きっと
何もかも 変わってゆくにちがいない

日ごとに 
世界は 美しくなっていく
まだ この先 どうなることかなど
誰も知らない
花は いつまでも 
同じように 咲きつづけるだろう
いちばん遠く・深い谷にも 
やはり 花は咲く
さあ あわれな私の心よ 
悩みは忘れよう
今こそ きっと
何もかも 変わってゆくにちがいない


シルヴィアに(シェークスピア「ヴェローナの二紳士」より)
 
★シェークスピアの独逸語訳(当時大流行だったらしい)に曲をつけたもの♪
 劇中ではセレナーデ(窓の外で女性をたたえる歌)として
 楽師たちによって歌われます。
 なので英語(古語)→独逸語→音夢鈴迷訳・・という
 なんか、とんでもないことになりそうですが・・ではでは。
 
シルヴィア姫を知ってるかい
誰もがみんな あこがれる
美人なうえに、しとやかで
みんなが、たたえるその人は
まさに天からの贈り物

(こっそりとうちあけるように)
シルヴィア姫を知ってるかい
彼女はきれいなだけじゃない
とってもやさしい人なんだ
恋の神様、キュービッドだって
きっとその瞳に 恋するだろう

どうかシルヴィア姫よ、聞いておくれ
あなたにをたたえる、この歌を
シルヴィア姫よ、受け取って
あなたという地上の天使に
私がささげる花束を 
(第4幕 第2場 ミラノ大公屋敷の外にて)


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シューマン (-リーダークライス(歌曲集)よりー)

異郷より

稲妻が紅に燃えている
・・その彼方
わが故郷から 雲は流れる

だが そこには
父も母も 死して姿なく
もはや 私を知る者もいない

なんと早く・・
あぁ 
なんと早く静寂は満ちてしまうのか
静寂・・
そう、そこに私もやすらう
私もまた、そこにやすらうのだ

頭上をわたって行くのは
ただ、森の孤独だけ

鳴り渡る
うるわしき森の孤独・・・

そうして、やがてここでも
私を知る者は だれ一人いなくなる
だれ一人・・・。



間奏曲(インテルメッツォ)

いとしき麗しい人よ 君の姿を
心の底に、思い描くよ

胸に残るその姿は
生き生きと 楽しげに
ありありと よみがえるよ

私の心は 静かに歌いだす
いにしえの美しい歌を

静かな歌
だが、それは大気をも震わせ
君のほうへ、と流れてゆくよ

いとしき君の姿を
心の底にいだいているよ
その瞳は僕を見つめているよ、
今も 
そして、いつまでも


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ブラームス歌曲集より

子守唄

Guten Abend, gut' Nacht
Mit Rosen bedacht
Mit Naglein besteckt
Schlupf unter die Deck'
Morgen fruh, wenn Gott will Wirst du wieder geweckt
Morgen fruh, wenn Gott will Wirst du wieder geweckt

Guten Abend, gute Nacht,
von Eng'lein bewacht,
die zeigen im Traum
dir Christkindleins Baum;
schkaf'nun selig und suess, schau' im Traum's Paradies,
schkaf'nun selig und suess, schau' im Traum's Paradies.

おやすみ ぼうや
バラと ちいさな お花で きみの
ねどこが できたよ
あさが きたら きっとやさしく
かみさまの手が きみをなでるでしょう
 
お眠り ぼうや
みつかいたちに みまもられて
やさしいゆめを
みどりもえる ゆめのこかげは
きみのための ゆりかごよ

(うぅう・・・かなり意訳・・・改良の余地あり?・・・)

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マルクス 歌曲集より

森の幸い(Waldseligkeit)
(同じ詩にリヒャルト・シュトラウスも曲をつけています)

森はざわめき 
木々のいただきに夜が訪れる
静かなる幸いに満ちて 
森はひそやかにささやく
安らぎの中
ざわめく樹木の下に 
今、ぼくはただひとり

ただひとりだけで、
ここに佇んでいるのだ
この「森の幸い」とともに・・・

(言葉より音のほうが雄弁な歌曲・・・かなぁ・・)



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