|
カテゴリ:音を紡ぐ
金糸雀と書いて 「かなりや」 と読むのですって。 えぇ。 きん・しじゃく(師匠?爆)じゃなくって・・です。 (↑yukaちゃん面白すぎだから・・) この「かなりや」と共に 「赤い鳥」に寄稿されたのがこちら。 「たそがれ」 唄を忘れた 金糸雀は 赤い緒紐で くるくると いましめられて 砂のうへ かはいさうにと 妹が 涙ぐみつつ 解いてやる 夕顔いろの ゆびさきに 短い海の 日が暮れる (大正8年9月号掲載) 編集者によると「かなりや」と同じときに 房州海岸 から寄稿されたもの・・とか。 そして、氏の御葬儀の折 堀口大学氏によって詠われたのが こちらほか、たくさんの「うた」だったそうで。 「カナリアは つひに黙すか 50年 歌ひ続けし 謡(うた)のカナリア」 (参考資料:「西条八十」中公新書) 「歌」と「謡」を使っているところ これを「オンだけで(文字なしで)」伝えるむずかしさに こちらも本番ではとりあげず。 いつもながら 演奏中にお伝えするのは もがいて、あがいて その先に見えた「澄んだ大きな空」だけでいい。 そのように演奏したい・・と思っています。 これらの「うた」たちは、そんな「空」のもとで 音を紡いでいる私の 「内側」にひそむ「魂のかたはれ」 都会派をきどったクールで偽悪家な Mrダンディ:西条氏の内側にも ひっそりと生き続けていた 限りないやさしさと、 やりきれない「哀しみ」があって。。。 その中で、綴られた 「多面体」のようにきらめいている言葉の数々 そのひとつひとつを 立体的に浮かび上がらせる存在として 「音」 をさがす「模索の旅」は 「後世の凡人(←私です~♪)」にとって 驚きと発見と そして不安と逡巡に満ちたものでした。 お客様がわかってくださった・・。 それは「空気」が物語ります。 そこにはもう「言葉」はなく・・ でも伝わる何か。 そんな美しいものを お客様からたくさんいただきました。 本当にありがとうございました。 威敬の念とともに感じる 「詩」と「音」の巨人たちのおりなす 時空をこえたシンクロニシティ 伝えることが・・ちょっぴりだけど・・ ・・・・えと・・・・ できた・・かな?と思えた そんな月カフェの「秋の昼下がり」 これを、もうすこし ことことと煮詰めて 精製して あらたな美酒としてお届けしたい そんな26日「かん芸館サロン」を目指しております。 yukaちゃんリクエストにより ヒロミーナ姫関係者さまにお願いしまして いただきました。 演奏中はこちら おぉお!めずらしく「演奏中の指」が・・・(爆) これは証拠写真となるでしょうか? 某門下でございますが 「ハイフィンガー」なんて「演奏法」は教授されてませんよ~♪ それにそんな「名称」もレッスンで聞いたことありませんよ~~♪ (ね?センセ?・・・・と天国に向かってつぶやいてみる) で・・終演後に皆様と共に なんかね。。。 終演後、皆様ほんとうにたくさんお声かけくださり。 なので、目線があっちとこっちになっておりますが(爆) それに「すべてのサイズがちんまり」ということも まるわかりな一枚となっておりますが(あははは~~滝汗) 以上 演奏中の「心のかたはれ」打ち明け話と リクエストにお答えしての お写真公開でございました~~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[音を紡ぐ] カテゴリの最新記事
|