ダックスの気まぐれ日記・コラム。 　【楽天ブログ編】　東京の経理サポートのブログ

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• 今日の研修会

  今日も研修会に参加。東京税理士会の研修です。テーマは「『同族会社の行為計算の否認』の税務執行と判例の実相」講師は中央大学の大淵義博先生です。同族会社の行為計算否認規定とは、同族会社が租税回避行為を行った場合に、それを否認する法的根拠として適用される法律です。この規定の解説は長くなりそうなのでまた今度にします。（眠いｚｚｚ）最近、研修が続いていますが知識を売り物にする商売である以上必要なことだと思っています。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトなどのご紹介。

  2005.10.19

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• 今日の研修

  午後から月次決算書作成セミナーに参加してきました。月次決算書（試算表）はどこの会社でも作っていると思いますが、どのようにすれば理解が進むか、利用価値が上がるかについての研修で目から鱗の連続。月次決算書にＭＧのストラック表や資金別貸借対照表などを取り入れたオリジナルな月次決算書は、確かに分かりやすいですし、パートさんでも社長に説明できるという話のとおり的確な経営数値の説明に役立つもののようです。少しでもお客様のお役に立てるように、日々工夫していく必要性を感じました。ストラック表などはすぐに取り入れよう。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－昨日の新聞には大手自動車部品メーカ「デンソー」が25億円の申告漏れを指摘され、重加算税を含め9億円の追徴課税を納付したという記事が。人材研修子会社に対する経費水増しや、子会社に派遣した社員の労働時間の過小計上で子会社に利益移転をするなどのほか経理処理のミスなどで25億円の申告漏れだとか。大企業では会計監査もあり、不正も起こりにくいような気がしますが、実際はそんなことはないのですね。これも、法令遵守の問題でしょうか。（税法も法令ですね）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトご案内

  2005.10.18

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• 栢野さんのセミナーに参加して元気を貰う

  今日の夜は、栢野さんのセミナーに参加しました。大田区産業プラザの会場は満員に近い盛況ぶりです。栢野さんは「小さな会社☆儲けのルール」の著者で多くの経営者の方との交流を通して集められた豊富な事例をセミナーでも紹介され非常に熱気のこもった話を聞くことができました。２次会ではさらに、身近にお話を聞くことができ、またセミナーに参加された交流会の方ともお話をすることができ有意義な時間が持てました。みんな、頑張っているんだなあ。自分も頑張ろう！お話をさせていただいた方の中に、私のブログを読んでくださっている方おられてさらに感激です。（地元のゴルフ練習場の受付の方には「ブログ読んでますよ」　といわれたことはあります。）セミナーに参加するチャンスを与えていただいた税理士の大先輩宮坂先生に感謝します。ありがとうございました。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－自宅に帰ってきてパソコンの電源を入れるとハードディスクを認識しません。どうやら壊れたようです。別のパソコンからブログを書いていますが自宅のメール環境がストップしています。セミナーで「ＨＤデータ復旧センター」の事例を話されていましたが、いま正にデータ復旧が必要な事態に！ハーﾄﾞディスクは消耗品ですね。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトのご案内。

  2005.10.17

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• 来年のこと

  この季節になると仕事柄、来年の確定申告が気になってきます。毎年少しずつ新しいことを取り入れているので、来年はどんな企画をしようかなあ、と朝から考えていました。所得税の確定申告は時期的に集中し、記帳代行的な業務も発生するので勢い深夜残業の連続になります。業務改善と新規顧客の開拓でいい方法はないかと考え、夕方には一枚のチラシができました。今年は早めに動こう。それ以外にも明日訪問するお客さまの準備などをしているともう夜になっていました。明日は、大田区産業プラザで栢野さんのセミナーです。久しぶりに「小さな会社★儲けのルール」を読み返しました。儲けのルール７の「成功するためには長時間労働が不可欠」に妙に納得。しかし、私の場合は時間の使い方を工夫しないといけません。狭い分野に集中して投入し研究すること。最近はいろいろなことに興味が分散気味なので原点に戻らねば。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトのご紹介。

  2005.10.16

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• 読書日記

  空き時間で読んでいた本ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデルを読み終えました。この本では、1850年当時のカリフォルニア・ゴールドラッシュと現在のゴールドラッシュともいえるＩＴ革命のつながりについて何が起こっていたのか、そこから何を学ぶべきかといったテーマが読みやすく書かれています。1848年にカリフォルニアの農場で金が発見され、その採掘で一旗あげるために多くの人が未開の西部を目指しました。その人たちは1849年のゴールドラッシュにちなんで「フォーティナイナーズ」と呼ばれているそうですが、彼らのほとんどは大金持ちになることは無かったようです。このカリフォルニアゴールドラッシュで確実に儲けたのが経済の動きを読んで的確に行動できた人たちでした。・金採掘に必要な道具を転売して儲けたサム・ブラナン・金採掘者が必要とした丈夫な服を作ったリーバイ・ストラウス・金採掘者が必要とした輸送手段（駅馬車）や送金・通信　を提供したウエルズとファーゴ・そしてビッグフォーと呼ばれる鉄道王たち、その中でも　スタンフォード大学を設立したリーランド・スタンフォード彼らに共通していることは、金を掘ることでなくその当時の経済・社会が要請するモノ・サービスを提供したこと。この本では、さらにゴールドラッシュが現在のＩＴ革命とどのように繋がっているかを説明しています。いろいろと考えさせられる興味深い本です。経済的成功を達成するにはどう、行動すべきか。みんなと同じように考え、行動することでは成功しない。少なくとも集団に埋没することだけは避けなければ・・・。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトのご紹介楽天でおなじみの栢野さんのセミナー＠東京都大田区産業プラザ詳しくはこちら。私も聞きに行きます！

  2005.10.15

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• ホームページを更新する

  今日もいいお天気でしたね。暑いぐらいです。午前中はお客様のところで打合せをしてからは、事務所に戻って明日の客先訪問の準備です。夕方になり、自社ホームページの更新作業。Ｙａｈｏｏ！の検索結果が10月から変更され登録サイト優先からページの表示に変わったことにより、弊社ホームページの訪問パターンも若干変わってきたようです。サーチエンジン対策は私どものお客様の方が遥かに進んでいますのでアドバイスもいただいたりして感謝です。多くの方に来てもらえて、少しでもお客様のお役に立てるようにホームページも改良するとともに、提供する経理サービスも進化させねばと決意も新たにしています。あるお客様に「もっと早く奥野さんのホームページを見つけることが出来たらよかったのに」と仰っていただけたことを励みに頑張っています。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトのご紹介楽天でおなじみの栢野さんのセミナー＠東京都大田区産業プラザ詳しくはこちら。私も聞きに行きます！

  2005.10.14

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• シンプルに考えるだけでいいか

  今日は久しぶりにいい天気で気持ちのいい一日でしたね。さて、今日は「シンプルに考えること」について書いてみます。ものごとをシンプルに考えることは、一般的にはいいこととされています。複雑に考えすぎて行動に移せないよりも、シンプルに考えて割り切って行動したほうがいいこともあります。しかし、シンプルに考えるだけで、その先の思考をストップさせると本質をつかめない可能性があります。ものごとを断片だけでみて判断してしまうと間違った判断をしてしまいますし、ある人の一面だけをみてその人の全てがわかったように振舞うことは誤解の元です。シンプルな結論を導き出すために、考えられる様々な角度から観察し検討を加えることが大事だと最近感じています。シンプルさを求めて思考を停止させることのないよう気をつけています。これは、税務の課題を検討するときにもあてはまります。法律の条文で「こういうことが規定されている」だから大丈夫とすぐに結論を出すのではなく、法令だけでなく通達や参考文献、裁決事例や判例までを検討して、やっと条文の規定していることの本質がつかめることがあるのです。（税法がこんなに複雑怪奇なものでいいのかと疑問に思うことも　ありますが、それは別の機会に）全ての規定についてこんな調子であるわけではありませんが、思考停止状態は怖いですね。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトはこちらから

  2005.10.12

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• 簡単に儲かる話はない

  ホームページでメールアドレスや電話番号を公開しているといろいろなメールや電話がかかってきます。その中には、真剣なビジネスの話もありますが、結構怪しげな電話もかかってきます。今日かかってきた電話などは、某ビジネスで毎月○○○万円の売上、粗利も３０％もとれていい話なので、やってみませんかという誘い。まあ、普通のビジネス感覚を持っている方でしたら？？？がつく内容です。大手も多く競争の激しいビジネスに素人が参入しても勝ち目はありません。（よっぽど情熱を傾けてやれば別ですが。副業的にやる程度では無理でしょう。）丁重にお断りしました。いろいろ考えるきっかけには、なりますね。

  2005.10.11

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• 新しい試み

  今日の日経新聞朝刊に「ミュージアム　『民』参入の行方」という記事がでています。この記事に、11月にオープンする長崎歴史文化博物館の運営をディスプレー業界大手の乃村工藝社が受注したという記事がでていました。学芸部門も含めた全面的な民間委託は全国的にも初めての試みのようです。私も、旅先ではその土地の博物館や美術館に立ち寄ったりしますが展示内容が何十年も変わっていないような施設があったり、あまりやる気の感じさせない施設も結構あります。公立ミュージアムの運営は単に入場者数だけを稼げば良いというだけではなく、地域ミュージアムの持つ公共性をどう考えるかなど、課題は多いでしょう。記事では、学芸員も安定した公務員ではなく1年契約の契約社員を登用したりと新しい試みも行われるようです。受注した乃村工藝社には注目していきたいと思います。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－お勧め会計ソフトのご紹介

  2005.10.10

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• 合資会社という選択

  合資会社という法人形態があります。株式会社や有限会社という法人形態に比べてその数ははるかに少ないのですが、スモールカンパニーに向いている会社組織として支持を受けています。今日、本屋さんにいくと「株式会社よりも断然有利な合資会社起業マニュアル」　　日向咲嗣・井上栄次著が並んでいましたのでつい買ってしまいました。合資会社のメリットや設立の仕方、設立後の事務手続きなどの実務的なことが分りやすく書かれています。久しぶりに合資会社関連の本を見かけたので嬉しくなりました。合資会社は形にこだわらない実質的な考え方のできる起業家に支持されており、私もそういった方々を応援したいと思っています。「こんなページ」も作っています。来年には合同会社という新しい会社形態も加わり起業の幅が広がることは素晴らしいことですね。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトのご紹介

  2005.10.09

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• 二子玉川へ

  午前、午後とお客様を訪問です。決算の打合せや経理処理についてのご相談などをしていると夕方に。日本橋から二子玉川の焼き鳥屋さん「炭寅」へ。ここは友人が九州旅行の際、福岡で見つけたおしゃれな焼き鳥屋の東京店です。鳥の「たたき」や「つくね」が美味しいかったですね。久しぶりに焼酎も飲み良い気分。二子玉川はあまりなじみのない場所ですがおしゃれな感じがする良い街ですね。昨日の吉祥寺とは違った雰囲気です。また行きたいですね。

  2005.10.08

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• 吉祥寺へ

  日本橋で仕事の打ち合わせを終えて夜は久しぶりに吉祥寺へ行きました。以前、三鷹に住んでいた関係で懐かしい街です。それにしても吉祥寺は学生が多いですね。事務所のある八丁堀界隈とは大違い。今度は昼間に遊びに行こう。昔の会社の上司で今は社会保険労務士のＫさんに、いろいろお話を伺う。非常に研究熱心な方で就業規則や社会保険のことなど面白い話を聞くことができました。ありがとうございます。明日の準備のため事務所に戻ると八丁堀は雨になっていました。終電の１本前の電車で家路に。さあ、明日も頑張ります。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－楽天でおなじみの栢野さんの講演会が東京都大田区の産業プラザで開催されます。10月17日（月）18:30より詳しくはこちらのページをご覧下さい。まだ、若干の余裕があるかも知れません。（私も行きます！楽しみです。）－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－使いやすい会計ソフトのご紹介

  2005.10.07

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• ありがたい日々

  楽天でおなじみの栢野さんの講演会が東京都大田区の産業プラザで開催されます。10月17日（月）18:30より詳しくはこちらのページをご覧下さい。まだ、若干の余裕があるかも知れません。（私も行きます！楽しみです。）月末月初はお陰さまで比較的忙しくさせていただいています。しかし、事務所キャパ的にはまだまだ余裕の状況です。いろいろお声を掛けてくださる方に全力で応え続けられるようがんばります。私たちの会社のコンセプトとして「専門的な知識とやる気をもった担当者がダイレクトにお客様と仕事をさせていただく」ということがあります。そのための方法や考え方は日々進化させる必要を感じています。まだまだ発展途上ですがよろしくお願いします。

  2005.10.06

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• 値上がりしていた

  今日、吉野家に行き豚丼を食べると10円値上がりしていました。といっても元が十分安いので10円上がっても文句を言うつもりはありませんが、その謳い文句が「たれの味極まる」みたいなことを書いてあって少し無理しているかなという感じ。少し味が濃くなったような気がしましたが。下手な定食や弁当に比べるとリーズナブルで納得感がありますのでまあ、しょうがないなあといって納得できるレベルです。会社の周りはオフィス街ですのでつい、こういう手軽なものに走ってしまいます。

  2005.10.04

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• 今日の新聞から

  今日の夕刊はいろいろ、興味を引く記事が多かったですね。「業況感2期連続改善」日銀短観が発表されたようで、改善なんてことが大きくでていますが、よく読むと大企業、特に製造業のこと。中小企業の非製造業ではマイナス１１で決して良くありません。がんばりましょう。「カネボウ粉飾　会計士3人起訴」会計士が逮捕起訴される一方で監査法人は立件を見送るなど不思議なこと。担当会計士の一存でこんなことができるのでしょうか。「平成電電が民事再生法」あれ？こないだまでテレビで広告をしていたような・・。テレビで宣伝を繰りかえしたほか、高利回りをうたい事業に投資する匿名組合への出資を個人から募って・・・。負債総額1200億円。「偽の携帯計画　弁護士事務所などに捜索」いんちきなＩＰ携帯電話の事業計画で風説の流布。うまい儲け話にはご注意を。「ダスキン7億円申告漏れ」元会長の特別背任がらみで前埼玉県知事の長女の会社へのコンサル料だけでなく（交際費課税）、子会社への人件費・賃貸料などが寄附金と認定。（寄附金課税）法人税の基本的な勉強にはなりますね。

  2005.10.03

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• 新しい気づき

  今日から10月。いろいろな意味で変化のある時期ですね。初秋までののんびりモードから気持ちを切り替えて頑張っていきたいと思います。今日は税理士のＭ先生が会社にいらっしゃいました。活動的で意識の高い先生の話は非常に刺激的で新しい気づきを貰うことができました。ありがとうございます。モチベーションを高めることは私のような零細経営者には欠かせません。明日も頑張ります！

  2005.10.01

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• ９月も終わり

  暑い日が続いた９月も今日で終わり。真夏を思わせる日もありましたが、気がつけばしっかり秋ですね。９月も嬉しいこと、楽しいことがありました。全てのことに感謝です。そして、１０月から１２月にかけては一年中で一番好きな季節。街がおしゃれで美しくなる季節です。あまり浮かれてもいられませんが、生きていることを楽しみたいですね。

  2005.09.30

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• ネットでの販売

  今日は午後から良い天気になりましたね。さわやかな一日で気分が良いです。自社のインターネットのサイトで会計ソフトを販売しているのですが、販売を本業としていないためいろいろ、勉強をかねてチャレンジをしています。つまり、売り方の勉強です。値段の設定やホームページのキャッチコピー、サーチエンジン対策など、いろいろな取り組みをしています。残念ながら満足のいく結果は残せていません。というよりも商売にはならないレベルです。今は、会計ソフトの価格をサイトに表示せずお客様に問い合わせていただくという方法をチャレンジ中ですが、これは全くＮＧ。全く売れなくなってしまいました。問合せていただいたからには損はさせないという意気込みで始めたのですが、その価格問合せが来ないのです。会計ソフトといったキーワードでサーチエンジンから来られる方は確実におられるのですが問合せをしていただけません。やはり、購入前にアクションを起こすということは相当にハードルが高いようです。逆に、価格比較を行って購入する意思が固まっている方は、購入の申し込みをすることはそれほどハードルが高くないということでしょう。価格を問合せいただいても、売り込みはしません！と書いているのですが少し怪しいサイトと思われているのでしょうね。いろいろと勉強になります。

  2005.09.29

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• 今日の研修会

  今日の夜は、日本税務会計学会の月次研究会を聞きにいきました。日本税務会計学会とは税理士なら誰でも参加できる会で会費は無料（？）です。東京税理士会の認定研修にもなっているので、よく聞きに行きます。今日は「会計参与制度と中小企業の会計指針」神田支部の中島孝一先生の発表でした。会計参与制度とは来年施行される会社法で規定される制度で取締役や監査役などと同じ会社の「機関」の一つです。会計参与の役割は、取締役と共同して計算書類（決算書など）を作ったり、株主総会で計算書類について説明したりすることです。会計参与は、税理士、公認会計士などがなることができるとされていますが、会社法制現代化の中でなぜ、突然このような制度ができたかは私にはわかりません。会計参与が会社内部の立場に立つ以上、それなりに責任も重くなり会社のコンプライアンスによっては金融機関や会社債権者からの訴訟リスクもあります。（棚卸に立ち会うことといったレベルにまで関係してきます。）逆に、会社側から会計参与の就任を要請された顧問税理士がこれを断った場合は、業務範囲の縮小、報酬の減額も覚悟しなければならないといったシビアな話もでました。この会計参与が計算書類を作成する場合によって立つ会計の指針が「中小企業の会計指針」ということで、今後何回かに分けて研修が行われる予定です。来年の会社法施行にむけていろいろ、忙しくなりそうです。

  2005.09.27

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• 利益計画

  秋分の日も過ぎて大分涼しくなってきましたね。月刊「税理」という税務雑誌に毎号、様々な業界のモデル利益計画を策定する「利益計画」というコーナーがあります。これは、中小企業診断士の方が、いろいろな業界について業界の分析から始まり、Ａ社（顧客企業）の利益改善のためのモデル利益計画を策定するという記事で、毎号興味深く読んでいます。（今月は学習塾）この「モデル利益計画」策定で効果的に使われているツールに「ＳＷＯＴ分析」と「戦略マップ」があります。ＳＷＯＴ分析は会社を取り巻く内部環境・外部環境について強み・弱み・機会・脅威というマトリクスで分析するツールです。そして、戦略マップとは会社の目的達成のために会社の経営を財務の視点、お客様の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点で分けて考え、それぞれの要因を因果関係を考えて矢印で結んで目標を達成するためにはどうすればいいのかをビジュアル的に説明するものです。戦略マップは、楽天で有名な澤根先生が「戦略マップ」という書籍を書かれています。（私はこの本で初めて作り方を知りました。）利益計画というと数字の羅列になりがちなのですが、戦略マップを活用すれば利益目標の具体化に役立てることができると思います。（おそらく進んだ事務所では決算報告会などに取り込んでいるので　しょうね。）活用に向けて目下準備中です。（まだ最下層の「学習」のレベルですが。（汗））

  2005.09.26

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• チラシからアイデアをもらう

  法人様向けの経理支援会社を運営している関係で会計事務所、税理士事務所、社労士事務所向けのサービスを実施している会社のチラシ、ＤＭがよくきます。ポストに投函されている怪しいチラシは即ゴミ箱直行ですが、会計事務所等向けのコンサルチラシはすべて目を通すようにしています。中には怪しげなものもありますが、多くは私にとっていい刺激を与えてくれます。先行する先輩方が何を考え、どういうビジネスモデルを作ろうとしているのか。市場をどう考えていらっしゃるのかなど、いろいろ考えさせていただけますのでありがたいチラシです。（とは言うものの、参加したり購入したりする機会はあまり　ないのですが・・・。）

  2005.09.25

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• 昭和史発掘を読む

  最近、昭和の時代、特に戦前の歴史に興味が湧いてきて何冊か本を読んでいます。今読んでいるのは、松本清張の「昭和史発掘」。全部で９巻もあるので読み終えるにはかなり、時間がかかりそうです。（基本的に電車の中で読むことにしています。）もともとは１９６４年頃に出版された本だそうですが、今年新装版となって登場したそうです。まだ２巻目なので、感想をいうレベルではありませんが遠かった大正から昭和初期の時代が身近に感じられます。全部読み終えたら、感想を書きたいと思います。今日は、午後から調布にある深大寺へ。目的は深大寺蕎麦を食べること。雨の深大寺は風情があって良いですね。

  2005.09.24

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• 新川日記

  三連休初日ですが、仕事場へ足が向きます。まだまだ発展途上ですのでやることはいくらでもあります。のんびり休むという感じではありません。お陰さまで新しい出会いもあり、仕事の広がりが楽しみです。といっても、昼食後は日本橋の丸善あたりまで散歩をしたりする余裕はあります。（まだまだ厳しさが足りない（汗））それにしても、中央区は道路工事やらビルの建設などやたら、工事が多いです。ガードマンさんのレベルもかなり低下しているようでクレーンの吊り荷の下に、歩行者を歩かせたりと危険な場面も。（これって法律的に大丈夫なの？）怖いので気をつけようっと。

  2005.09.23

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• 個人情報の過剰防衛

  今日の日経新聞の生活欄に個人情報の防衛に敏感な人たちの記事がでていました。個人情報の流出で不愉快な電子メールやダイレクトメールを受取ることも多くなってきましたので、個人情報流出の防衛を考える人も増えているそうです。お店の顧客情報登録を拒否したり、電話番号やメールアドレスの記載をしなかったり虚偽の番号を記載して防衛するだけでなく私設私書箱の利用やネットオークション代行業者の利用も増加しているそうです。驚いたのは、住所の表示に、独自の部屋番号のようなコードを追加して情報漏洩元を探索する手がかりをわざと残す人もいるそうです。こういった情報漏洩に関する意識の高まりは個人情報保護法の導入とあいまって情報を取得する側にも新たなリスクを生じています。情報管理が杜撰な場合、どのルートで漏れたかを消費者サイドで探知される可能性もあります。（あくまでも漏洩した側が悪いのですが。）情報漏洩ルートを設定し、故意に引っ掛ける犯罪もでてきそうです。ご注意を。とは言うものの、事務所のあるマンションではポストにカギをつけていないところも多く、このあたりは人により温度差が相当大きいですね。

  2005.09.22

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• 中国語講座発音編が終了

  仕事の合間に週1回習っている中国語の発音講座が終了しました。7月からの講座で中国語に独特の発音にだいぶ慣れてきたところです。来週からは会話編に入り、いよいよおもしろくなりそうです。この税理士は仕事に関係ないことばかりをやっている！なんて思わないでくださいね。（実際、関係ないのですが。）仕事への集中のバランスとして、何かをやらないと気がすまない性分なのです。いつかは、仕事に結び付けたいとも思っています。アメリカの金利が上がってきましたね。原油高による物価上昇などいろいろ理由はあるのでしょうが米国ドル建てのＭＭＦで金利と為替差益で、そこそこ収益が上がった時代を思い出しました。（そんなに昔ではないですよ）日本の金利はいつまで低金利なのでしょうか。

  2005.09.21

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• 動物絵師

  東京は夕方から久しぶりの雨。少しずつ秋が近づいているのを感じます。動物絵師の三浦さんから新しい動物モチーフの絵葉書を送っていただきました。三浦さんはかわいらしい動物をモチーフとして絵を描いていらっしゃるアーティストで、不思議な魅力のある絵を描かくアーティストとして注目されています。仕事で疲れたときに眺めていると癒されます。今日は、お客様の来社、お客様への訪問と休み明けらしく忙しくなりました。明日もがんばるゾ！

  2005.09.20

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• 光あふれる日

  今日は本当に良い天気でしたね。空も青くて日差しもきつい。街には光があふれているという感じで、心がうきうきしてくるような天気です。こんな日は車で遠出をしたいところですが仕事その他のことも考え近場の自由が丘へ。初めてスイートフォレストというデザートのお店が集まっているスポットへ。美味しそうなデザートが目白押しですが食べたのは一種類だけ。家族連れとカップルが多かったですがちょっとした食のテーマパークのようなものです。そこそこの混雑具合です。そのあと、自由が丘のラーメン屋さんで生まれて初めて「つけ麺」を食べる。つけ麺とは、ラーメンのスープと麺が別々に出され、麺をスープにつけて食べるラーメンのことです。麺は冷たく、スープは熱くで食べやすい。この時期にはちょうど良いラーメンであることを発見。その後、日比谷線で事務所に直行。書類作成や残務をして明日に続きます。三連休のようですがあまり実感がないですね。昨日も仕事ですし。でも今は仕事を通して前進していることが実感できますし、流れを更に加速させるためにも頑張ります。

  2005.09.18

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• 厳しい価格競争

  大阪ではタクシーの価格競争が激化しているそうです。某テレビ番組での特集。３年前に規制緩和された大阪ではタクシーの数が増加、これが価格競争に火をつけたようです。初乗り５００円タクシーのワンコインタクシーが増加、最大手のタクシー会社もワンコインタクシーに参入するらしい。運転手の長時間労働も常態化し疲れた運転手さんたちの姿が悲しげでした。安全性や快適さも差別化になりうるタクシー業界で価格だけで競争をすることは消耗戦です。本来、価格競争は強者の戦略でこのままでは弱小タクシー会社は淘汰されていくことでしょう。最大手のタクシー会社が価格戦争に参入したことが物語っています。私は大阪に住んでいるわけではありませんが、この価格戦争に新しい動きは見られるのでしょうか。こんなタクシーもあります。ジャズタクシー価格だけでない差別化を目指してみませんか。

  2005.09.17

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• 秋葉原へ

  秋葉原にヨドバシカメラがオープンしたので見に行きました。日本最大の売り場だそうです。金曜日ですが開店初日ということで大変な混雑ぶりです。それぞれのフロアは広いし、さすが日本一です。気に入ったのは８階のレストラン街。店舗の数も多いしラーメンやパスタの店が多いのもいいですね。それと７階には大きな本屋さんが入っており集客についてもよく考えられています。秋葉原の駅周辺をぐるっと一周しました。駅から昭和通方面は新しいビルや筑波エキスプレスの開通で随分変わりましたね。今までのアキバのイメージとは少し違います。中央通り方面まで足を伸ばしましたがこのあたりは、昔ながらのアキバがありました。スマートさと雑多さが混ざった独特の街になっていくのでしょうね。夜は税務会計学会の研究発表会を聞きに税理士会館へ。新会社法関係についての研究でした。ここのところ立て続けに会社法関連の研修にでています。お客さまの身近な疑問に答えられるよう勉強です。

  2005.09.16

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• 会計に関する指針

  日本税理士会連合会から「中小企業の会計に関する指針」の小冊子が送られてきました。この指針は日本税理士会連合会と日本公認会計士協会、日本商工会議所、企業会計基準委員会が共同で取りまとめた中小企業のための会計指針です。会社の決算書は、企業会計原則や商法などを拠り所として作成しますが上場企業のような厳密な基準を適用することは中小企業にとってはコスト的な面で難しい部分もありました。そこで、中小企業が適用しやすいように考慮された会計基準として中小企業の会計に関する指針が公表されたのです。中小企業では、本来、商法の規定により作成される財務諸表が、どちらかというと税法の視点から作成されることが多かったように思います。どこまでこの指針が徹底されるかは分りませんが、税法の専門家であるとともに会計の専門家でもある税理士が作成する決算書はこのあたりを十分踏まていくべきですね。（税理士試験には税法科目と共に、「簿記論」「財務諸表論」という会計の　科目があり、企業会計原則やら商法施行規則、財務諸表等規則による　会計は「財務諸表論」の科目で勉強します。）

  2005.09.15

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• 日々雑感

  市川善彦さんの「儲かる経営計画書のつくり方」を読んでいます。市川さんは楽天日記では「よびりん」さんという名前で超有名な方で、私も日記リンクをして読ませていただいています。経営計画書の作り方というと難しい経営数値が出てきそうなイメージがあるかも知れませんがそれは、この本は社長としての心構えや覚悟について多く書かれています。経営者として何をすべきか、どう考えるべきかなどは、迷いながら答えを出しています。とてもそういう部分では経営指導なることができるレベルではありません。お客さまの経営者から学ぶ日々です。いつかは経営者の方に経営アドバイスができればと感じています。日々進歩を実感できるといいのですが。

  2005.09.14

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• 今日の研修会

  今日は午前中、東京税理士会の研修に出てきました。タイトルは「公益法人制度改革と税務会計」講師は中田ちず子先生です。今現在、社団法人や財団法人などの公益法人の経理を担当する機会がありませんが知識としては持っておく必要性を感じています。公益法人とは、民法34条に規定されている社団法人や財団法人をいい、これらは利益獲得を目的とする普通の会社とは違い基本的には営利目的でない法人です。このため、会計についても企業会計原則ではなく「公益法人会計基準」とよばれる会計原則に基づいて財務諸表が作られます。また、税法においても公益法人である財団法人、社団法人だけでなく学校法人、社会福祉法人、宗教法人などが「公益法人等」として規定され、さらにＮＰＯ法人やマンション管理組合法人、法人である政党なども「みなし公益法人等」として普通法人とは違った税法の規定がおかれています。公益法人等に対して、法人税法では（１）収益事業課税・・・公益法人等は法人税法に規定する収益事業　　　　　　　　　　　　に対してのみ課税され非収益事業は非課税。（２）みなし寄附金・・・公益法人等の内部で収益事業から公益事業　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　に振り替えられた資産や収益事業の利益は　　　　　　　　　　　　寄附金であるとみなされて一定限度で損金　　　　　　　　　　　　算入が認められます。（３）軽減税率　　・・・公益法人等（みなし公益法人等を除く）は　　　　　　　　　　　　普通法人などに比べて軽減税率が適用されます。といった規定があり、また公益法人等に対して個人や法人が寄付をした場合の寄付金控除や損金算入についても規定がおかれています。というわけで、普通の会社とは少し異なる税法規定があるため違いを知っておく必要があるのです。午後は会社法関係の研修だったのですが用事があるためテキストのみ入手。おっと、13日は「月刊ＳＯＨＯドメイン」誌の発売日です。本屋さんで購入しましたが、近々誌名と内容が変わるそうです。ネットショップとアフィリエイトを中心とした誌面になるそうでＳＯＨＯというスモールビジネスに捕らわれることなく幅広い内容を目指すそうです。同誌のＳＯＨＯ支援的な紙面作りに共感していたのですが・・。今後の発展をお祈りします。

  2005.09.13

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• まだまだ暑いですね

  今日も暑くなりましたね。日差しは秋というのにこの蒸し暑さはなんでしょうね。夜は支部の勉強会に参加する予定だったのですが急用が入って行けず。結構おもしろそうなお題がでていて興味深いのですが残念です。明日も頑張るぞ！

  2005.09.12

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• 選挙の日

  今日は選挙の日。郵政民営化が大きな争点となっていますが勿論それだけではありません。一見好景気に沸く東京ですが巨大な財政赤字や急速な少子高齢化の進展など課題山積の日本です。ということで、当然選挙には行きましたがそれ以外にもやることが。車のオイル交換に行った後は、仕事で使うものを調達にホームセンターへ行ったりと...。少し気持ちに癒しを求めて午後、サザエさん美術館こと長谷川町子美術館に行ったのですがなんと、閉館中のようです。残念。その後、事務所へ行き仕事を続行。午後には激しい雨に見舞われるなど慌ただしい一日でした。

  2005.09.11

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• 中国語クラスの飲み会

  今日の夜は毎週通っている中国語クラスの飲み会。水曜のクラス以外にも土曜クラスや上級クラスの方たちとの合同で中華料理をいただいてきました。皆さん仕事で中国に行かれる等して中国語を学ぶ目的が明確ですね。近い将来役に立ちそう位ではモチベーションの維持に問題がありそうです。とはいえ、紹興酒も飲んで楽しい会になりました。上海にリニアモーターカーが走っていることは初めて知りました。びっくり。

  2005.09.10

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• パススルー課税って（その２）

  アメリカでＬＬＣが普及した理由の一つにパススルー課税（構成員課税）が選択できるためといわれています。アメリカの税制は詳しくないのでよくわかりませんがパススルー課税のほうが税金が安くなるから自分で確定申告をしてでも選択するわけです。昨日の話を少し考えていたのですが日本でＬＬＣにパススルー課税が選択できたらどうなるのでしょう。例えば、１億円の売上げで、役員報酬以外の経費が５千万円だとすると単純に５千万円の利益が出るわけです。この５千万円の利益に対する課税をめぐって法人課税か構成員課税かを考える必要があります。極端な例ですが（１）５千万円の利益を全額配当としてだす場合。　　　この場合、法人に対して法人税等がかかってきて　　　さらに配当を受けた構成員に配当所得に対する　　　所得税・住民税がかかってきます。　　　いわゆる「二重課税」の状態です。　　　所得税の配当控除という制度がありますが控除率が　　　低くあまり効果はありません。（２）経費５千万円には役員報酬が含まれていないので　　　５千万円の役員報酬をだし、会社利益は0とする場合　　　この場合、会社の利益は０ですので調整項目がないと　　　すれば法人税等は０です。　　　構成員には５千万円の役員報酬に対する給与所得税・住民税　　　がかかります。これには、給与所得控除がありますので　　　若干の所得減にはなります。（３）パススルー課税が選択できたとして５千万円の法人利益が　　　個人の事業所得になる場合。　　　この場合、パススルー課税ですので法人課税はなく構成員に　　　対して事業所得の所得税・住民税が課税されます。　　　さらに、事業税に該当する事業の場合には「事業税」も　　　かかってくる事が考えられます。（１）は二重課税になることから税金が多くなることは理解できると思います。大企業でしっかり利益もだして配当もする会社や、優良オーナー企業にとっては大きな問題だと思います。（１）と（３）を比べると（３）のパススルー課税が有利なのは明らかです。一方でスモールカンパニーではどうでしょうか。多くは、利益を役員報酬で役員に取り込んでいることが多いのではないでしょうか。その場合は、（２）と（３）の比較になりそうですが、直感的にみて（２）の方が有利なような気がします。給与所得控除もありますし。単純にパススルー課税が有利？ということに考え込んでしまうところです。もちろん税務はこんなに単純ではありません。５千万円の役員報酬が過大役員報酬であるとして経費性を税務署に否認される恐れもありますし、その他いろいろな問題はあります。あくまで単純化した上での話です。パススルー課税を研究されている方、ご意見を頂戴できれば幸いです。

  2005.09.09

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• パススルー課税って

  有限責任事業組合の制度がスタートして１ヶ月ほど。パススルー課税で節税ができるかも？ということで人気ですが、まだまだ具体的な例が少なく実際のところどうなのかなと疑問が湧いてきます。有限責任事業組合（ＬＬＰ）に適用される課税方式はパススルー課税と呼ばれ、ＬＬＰ自体には課税は行われず出資者である組合員に対して課税が生じます。組合員が個人の場合は、「所得税」が課されるわけですがこれは民法上の任意組合と同様の扱いとなるようです。すなわち、組合の事業内容により「事業所得」「不動産所得」「山林所得」として認識されます。（所得税では所得の区分は税金計算上重要なんです。）ＬＬＰで損失が生じた場合は、その組合員の他の損益通算できる所得と相殺ができて節税になるというものです。ＬＬＰでは損益配分を組合員の合意で自由に設定できますので特定の人に損益分配を集中させて、損失が生じた場合の損失額を有効活用しようという考えを持つ人もいるかもしれませんが税法はこういう課税逃れは最初から手当てしています。つまり、出資比率以上の損失は必要経費に入れない規定が租税特別措置法で規定されています。法人が組合員である場合の様々な論点もちらほらと雑誌に掲載されています。組合が支出した交際費・寄付金、受取った配当金や利息の扱い、減価償却方法の問題、そしてその根本となる組合自体の損益認識方法など。（このあたりは専門的なので別の機会にします）こういった個別論点は解説がどんどん出てくるのでしょうが気になるのは、ＬＬＰだけでなく組合員自身も確定申告をしなければいけない点です。ＬＬＰにおいても当然、決算をして損益計算書や貸借対照表といった決算書を作りますが、これに加えて組合員ごとの決算書や税務申告用の資料も作ることになります。そして組合員においても決算書を作ることになりますが他に事業所得があるときはこれに合算するようなことが必要です。そして、税金を計算して確定申告。これらの事務処理は結構面倒であることが予想されます。会計事務所などの専門家に依頼することが考えられますが（業界の人間としてはありがたいです。）これらのコストも見込んで考えておく必要があると思います。スモールカンパニーでは、出資者である社長に役員報酬をだして給与所得課税で２０００万円までなら確定申告もなしで終り！というケースと比べるとどうでしょう。（節税だけで組合を作るわけではないと思いますが）

  2005.09.08

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• 学びの秋

  今日の夜はエクステンションセンターでの中国語講座。入門クラスなので発音を中心としたクラスですが難しくなってきました。そんな講座もあと2回を残すのみ。秋（９・１０月スタート）の新しい講座へと続いていきます。発音だけでは仕方がないので次の会話クラスに進む予定です。早稲田大学のエクステンションセンターでは語学だけではなく興味深いビジネス講座もいっぱいあるので、時間とお金が許せば受けてみたいですね。といっても持てる時間は限られていますし本業の税務関連の勉強は最優先でしなければなりませんし、仕事も冬から春にかけては忙しくなるのは目に見えていますし...（うーん、悩ましい。）新聞の夕刊には中央大学の経営研究所や明治大学のリバティアカデミーといった公開講座の案内もでています。その気になればいくらでも勉強する場はあります。

  2005.09.07

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• アンガー・マネジメント

  今月の「スタッフアドバイザー」誌で興味深い記事がありました。最近、子供だけでなく大人の間にも突然「キレル」人が増えているそうですが、この「怒り」のコントロールを目的とした「アンガーマネジメント」がアメリカで注目されているそうです。キレルとは、感情をコントロールできずに少しのきっかけで罵倒し、最悪の場合には暴力沙汰にまで及ぶような攻撃的行動です。職場においても「パワーハラスメント」のひとつとして上司が突然怒鳴り声を上げ、大勢の前で罵倒するようなことがあります。根性系の会社でそういったことが文化になっている会社もあるのでしょうが、一般的には上司が切れて問題行動を起こす会社には様々な問題点が潜んでいることがあります。アンガー・マネジメントでは、「怒り」の感情のコントロールやストレスのコントロール、コミュニケーションなどをとおして、怒りの感情をそのまま相手にぶつけるのではなく、自分が怒りを感じた原因を考え、相手の行動に問題がある場合には、その相手の行動について、一定のテクニックを使って言葉でフィードバックするのです。日本の職場でも小規模企業においてはトップが怒りの感情をコントロールできずにキレテしまい、結果として何も問題解決にいたっていないケースがあるように感じます。社員の問題行動は「叱る」必要はありますが感情に任せてキレたところで、問題解決にならないのですから、その感情をコントロールするマネジメント手法があることは知っておいたほうがいいでしょうね。そういえば、昔見た「ビバリーヒルズ高校白書」というテレビ番組で、カッとして相手を殴りたくなったときに「とにかく長く息を吐け！」といったアドバイスをしているシーンがありました。ふーっと息を吐くと自然と怒りの感情は治まるもんだと。これも一種のアンガー・マネジメントなのでしょう。

  2005.09.05

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• 東京に帰る

  週末は所用で東京を離れていました。東京は人が多いですね。そして平和ですね。アメリカではハリケーン「カトリーナ」がアメリカ史上最大の災害となってしまいました。あの世界のリーダーであるアメリカの今回の災害は、被害が大きいというだけでなく貧富の差が大きいことからくる矛盾が一気に露呈した災害です。日本で同じような被害がでた場合はどうなるのでしょう。貧富の差はアメリカほど大きくないと信じたいですが、お金がないために非難できないなどということのないように、準備しておく必要があります。（政府や役所に頼るとだけでなく、個人レベルでも準備することです）

  2005.09.04

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• 防災の日

  今日は防災の日。特に避難訓練などもしませんでしたが、テレビ報道ではアメリカのハリケーンのニュースや防災の日の訓練の様子が繰り返し報道され、防災意識は高まりました。さて、今日から９月。気合を入れていきましょう！

  2005.09.01

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• 8月も終わり

  さあ８月も終わりです。帰省などもあり何かと慌ただしい一ヶ月でしたが、セミナーや研修会をはじめ様々な出会いもあり充実した一ヶ月でした。この流れを加速して、いい方向につなげていきたいですね。まだまだ、積極的に社外に出て行っている訳ではないのでチャンスは大いにあると思います。９月の目標は、「具体的に動くこと！」

  2005.08.31

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• 8月も終わる

  夜、帰るころになり激しい雨が降り始めました。土砂降りに近い雨です。しかし、この日記を書いている今、雨はあがり、ずいぶん涼しくなっています。8月も明日で終わり。例年8月は夏休みの帰省などであっという間に過ぎていきますね。今月の総括をするにはまだ明日を残しています。明日がいい日でありますように。

  2005.08.30

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• 税法的センス

  会社経理のサポートをする上において、単に会計の知識だけではなく税法（税金の法律です）の知識が必要な場面があります。すなわち、何気なく会社が行う取引であっても、税務的にはいろいろ意味をもつ取引というものがあります。その場合に要求されるセンスが「税法的センス」なんです。（もちろん会社の取引には商法はじめ、様々な法的意味が必ず　ありますが今回は省略！）会社が行った取引について「会計仕訳」を連想するとともに「税務的仕訳」も同時に連想し、どういうインパクトが税務上あるのかを考えることが税務的センスといえます。月刊「税理」という雑誌に、多税目取引の落とし穴というケーススタディがでており毎回、税法的センスを高めないとなあと考えながら読んでいます。今月のケーススタディは典型的な例が出えいましたので簡単に紹介します。「会社が所有管理している駐車場を取締役に無償で貸し付けた場合」会計的には金銭の移動が無いので仕訳の計上をどうするか迷うところですが、税務的に考えると法人税、所得税、消費税に関する論点が生じています。（すべてについての税金が生じるという意味ではありません。）法人税では「時価課税」が原則ですから金銭の授受がなくても税務的な仕訳は発生します。税務的仕訳としては未収入金　＊＊＊　　／　　雑収入　＊＊＊　　（時価で取締役に駐車場を時価で貸付）役員報酬　＊＊＊　　／　　未収入金　＊＊＊（ただで取締役に貸すので役員報酬に．．．）といった税務仕訳が想起されます。役員報酬については過大な役員報酬は損金（税務上の費用）にはならないという規定がありこの部分も考慮する必要があるでしょう。また、所得税ということでは役員報酬が生じているわけですからこれに対する源泉所得税の徴収義務が生じています。いわゆる経済的利益に対する課税です。さらに消費税ですが、上の税務仕訳では雑収入が計上されており駐車場の貸付ですから、消費税の「課税売上」では？と迷うところです。しかし、この場合は取締役に物品をただであげた訳ではなく無償で駐車場を貸してあげたという「無償の役務提供」に該当するため、消費税法上の「みなし譲渡」には該当しないため消費税はかからないということになります。これらについては、税法とその取扱通達に規定がありますのでそのあたりまでを会社の取引から連想できるようになることが税務的センスです。判りにくい話をしてしまいました。経理サポートの一端を少しでもご理解いただけるかなと思います。

  2005.08.29

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• よさこい祭り

  午後から原宿で行われていた、スーパーよさこい東京祭りを見てきました。よさこい祭りは、土佐高知の祭りですが最近では、各地で行われているようです。今日の原宿はそれほど暑くもなく、お祭り日和でしたね。以前、旅行で高知に行ったときに夜商店街のあちこちでよさこい祭りの練習が行われており、生きいきとした楽しそうな踊りに魅了されたものです。今回の東京よさこい祭りでも、各グループが工夫をした踊りを披露していました。やはり、本場高知から来たグループは踊りも、表情も素晴らしいものでしたが、それ以外の地域の踊り子の方々も一生懸命踊って楽しそうです。

  2005.08.28

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• ネット関連の本を買う

  今日土曜日も基本的には仕事ですが、のんびりモードです。昼ごはんを食べた後は散歩がてらに、日本橋の丸善まで本を買いに行きました。ネット販売関連の知識もいろいろな場面で必要ですので、「売れるサイト」関連の本を購入。サーチエンジン対策（ＳＥＯ）がよく言われますが、ネットショップにとってはコンバージョンレートも重視すべき指標です。コンバージョンレートとは、サイトを閲覧した人のうちどれぐらいの人が商品を購入するかという指標でパーセントで示されます。通常、売上は「数量×単価」で求められますが、ネット販売の場合は「クリック数×コンバージョンレート×単価」で売上が立ちますのでこのレートをいかに上げるかがポイントになります。まだ半分しか読んでいませんので続きはまた今度．．．。

  2005.08.27

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• 今日の研修会

  今日は東京税理士会が主催する法律講座研修です。タイトルは「民法改正と税務」講師は立命館大学助教授の本山敦先生です。タイトルには税務とありましたが純粋に民法のお話です。総論として民法改正の経緯と概要の説明があり、その後各論とし物権編、債権編の改正について説明がありました。その後、今回のメインともいえる債権編の改正のなかの保証債務についての説明がありました。今年の民法改正により民法は古い文語体で書かれたものから口語体で読みやすいものになりました。ひらがな表記になっただけでなく、難しい法律用語を普通の言葉に置き換えたり（ワープロで出てこない文字有）古い表現を現代的にしたり（産婆→助産師、木戸銭→入場料など）。それとともに内容面で実質的な改正もありました。今回の研修で大きく取り上げていただいた保証債務については商工ローンの「包括根保証」契約により多くの人々が苦境に立たされた社会問題を受けて改正されたものです。保証債務というのは、債権者が債務者にお金を貸した場合に取りはぐれないように、第三者に人的保証をしてもらい、債務者が借金を返さないときは保証人がこれを弁済する義務を負うという契約です。本来民法は、契約自由の原則の下、契約書を書面で交わさなくてもその契約は有効になりますのでこの、保証債務の契約も書面なしでも有効だったようです。今回の民法改正では、保証契約は書面でしなければ、その効力を生じないとしています。また、商工ローンで問題となった包括根保証契約では、極度額の定めが無いことを保証人が理解しておらず、たとえば１０万円の借金の保証をしたと保証人が思っても実際は極度額が決められていないため、いつの間にか債務者がその債権者から１０００万円の借金をしていても保証人は、これを保証しているとは知らず、債務者が破綻したときに突然巨額の保証債務の履行を求められ苦境に立つ事態が頻発したのです。今回の民法改正では、保証契約の書面化だけでなく、根保証契約において保証人がどの範囲まで保証するのかという極度額を定めなければならないことや、元本確定期日は５年までであること元本確定事由についての規定がなされました。詳しくは、条文を読んでいただきたいと思います。民法については、さらに勉強が必要だなと感じました。

  2005.08.26

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• 合同会社・ＬＬＰセミナーに参加

  今日の夜は、合同会社・ＬＬＰコンサルタント木下和子さんの「合同会社・日本版ＬＬＰセミナー」に参加してきました。合同会社、日本版ＬＬＰについてその特徴や活用法などの解説を分りやすく説明していただきました。セミナーでは質疑応答もあり、今月より始まったＬＬＰについての質問が多くありました。ＬＬＰについては会社ではなく、「組合」ですので発展しても株式会社にはなれませんが、構成員には「法人」がなれるため実務的にはどうなるのだろうととか、いろいろあります。私も、合同会社、日本版ＬＬＰの理解を深めていきたいと思います。合同会社のご説明はこちらから。－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－東京に台風が近づいています。被害がでなければいいのですが。

  2005.08.25

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• 日々の気付き

  ６月決算の仕事が山場を迎えています。もう一息、頑張ります。今日は、ナレッジバンクの伊藤さんが事務所に見えられました。伊藤さんは、経験を生かした相続税物納コンサルティングを手がけておられ、不動産関連のコンサルから契約書のチェックまでを守備範囲とされているそうです。オフィスダックスのホームページを見て声をかけていただきました。今後ともよろしくお願いします。最近、いろいろな方とお会いする機会が増えてきました。様々な場面で様々な気付きがあります。ありがたいことです。私も、多くの気付きを提供できる存在になりたいですね。

  2005.08.24

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• 情報拡散機能

  昨日届いた東商新聞（商工会議所の機関紙）に、興味深い記事が出ていましたので紹介します。「アジアの情報拡散器　－　台湾の役割」博報堂研究員の小山さんが書かれた記事です。この記事によれば、1990年代に台湾において日本のテレビドラマや音楽、タレントファッションなど日本のものなら何でも好きという人たちが増加しましたが、その後、その流れは中国やシンガポールさらにはマレーシアやタイにまで広がる現象となりました。これには台湾の果たした役割が大きいということです。台湾は言語的には台湾独自の言語が存在しますが、外へ向かって情報発信する際の言語が公用語としての「北京語」であることが、大きく関係しているようなのです。そして、台湾や中国大陸だけでなくアジア地域の華僑、華人、中国系生活者に見られる情報に対する態度は、日本人のそれに比べて、積極的な態度をとることに特徴があります。情報とは自分の身を守るために必要不可欠なものという意識です。こういった状況の下で、台湾に入った日本の音楽、ファッションなどの情報は、台湾における対外的公用語である北京語で再発信され中国やマレーシア、さらには他のアジア諸国に広まっていったということです。台湾の情報受信基地としての役割だけでなく、受け入れた情報を北京語という共通語的な言語媒体で中国語圏に発信する情報発信・拡散機能、拡散情報ＨＵＢ・情報ドライバー機能にも注目すべきと説明されています。中国系の方たちは独自のネットワークを持ち、世界中で活躍していますがそれを支える共通言語の存在は大きいと思います。今までは金にまつわる情報が中心でしたが生活文化情報の伝播にも重要な意味を持ってくるのでしょう。なんといっても、世界で最も話されている中国語ですから、その影響力は大きいですね。そんな流れに乗り遅れまいと中国語を習い始めましたが、いまだ発音練習の域を出ず。気長に続けます。

  2005.08.23

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