元心理カウンセラー＆保健師のつれづれなるままに

今日は嬉しい日曜日
だって
まりちゃんは大好きなじいちゃんとお出かけするのですから、、、
お天気は晴れ、とっても気持ちの良い朝です。
嬉しくって、２時間も前に起きたまりちゃんでした。
ご飯を食べて、母ちゃんが作ってくれた白いフリフリの襟がついたピンクのワンピースでおめかしして、じいちゃん家（ち）に飛んでいきました。
「じいちゃん、おはよう～～」
「お～まりちゃんね。今日は綺麗か服着とるね～～もちょっと待っとっかんね、ね」
朝ご飯を食べ終えた、腰の曲がったじいちゃんは、ゆっくりゆっくり支度をします。
ばあちゃんが「服が曲がっとるよ」と言って、まっすぐ直します。
じいちゃんも、いつもの仕事の時に着る服と違い、めったに着ることのない、いっちょうらの背広を着ています。
「じいちゃんもおしゃれしとるね」とまりちゃんが言います。

ばあちゃんは、とっても世話の行き届いた人です。
玄関から出かけようとすると
「じいちゃん、ほら　ハンカチもお金も忘れんごとね」といって、じいちゃんに持たせます。
「ありがと　ありがと、ほなら、ばあちゃん、言ってくるばい」とニコニコしてじいちゃんが言います。
「ばああちゃん、行ってくるね～」と手を振りながら、まりちゃんが言います。

じいちゃん家（ち）から坂道を上って、ちょっとくねくねした道を２人でバス停まで行きます。
バスは１時間に１本しかありません。
お母さんの持たされた小さなリュックを背負って、頑張って歩きます。
バス停は、まりちゃんの足で１０分位かかるところにあるのです。いつものじいちゃんの仕事場へに入り口を通る過ぎて、、、
いつもは、きついけど、今日は嬉しいので、そんなにきつくありません。
じいちゃんの顔を見ると、いつものニコニコ顔がちょっと引き締まっているように見えました。

時刻表を見てきたので、待つことなく、バスはすぐきました。
じいちゃんと仲良く席に座っておしゃべりをしているうちに、展覧会のあるデパートに着きました。
まりちゃんは嬉しくて嬉しくて、早く会場にはいりたいな～～思いました。
展覧会の会場は、街中の中心にあるデパートの中にあります。
綺麗なお洋服や、髪飾りなどもある、デパートの中の商品に目をきょろきょろしながら。迷子にならないようにじいちゃんとしっかり手をつないで彫刻展の入り口に来ました。
さ～～間もなくです。　　どんな作品があるのかな～～
じいちゃんもまりちゃんも目が輝いています！！、、、中に入るのが嬉しくて楽しみ～～　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　続く