ゴモラでございます

2016/09/29(木)22:07

飯坂温泉って泉質はいいケド嫌な思い出なのよねぇ(芭蕉談)

放浪日記(125)

おはようございます。 以前、福島県の磐梯熱海温泉の萩姫の話題をしたのですが、福島の温泉といえば、思い出に残るのが、「飯坂温泉」です。 2014年頃に訪れているので、その時のことを少しばかり思い出したいと思います。 会津若松駅を出て、JR福島駅へと参ります。 そこで、福島交通飯坂線に乗り換えます。 福島県福島市の福島駅から飯坂温泉駅に至る福島交通の鉄道路線であり、福島北郊の温泉地である飯坂温泉への足であるとともに、通勤・通学路線となっており、多くの利用状況を確認することができました。 目的地の飯坂温泉は、福島県福島市飯坂町にあり、宮城県の鳴子温泉(今年2016年に入湯済み)、秋保温泉(残念ながら、通過のみ)とともに奥州三名湯に数えられています。 町民の生活居住地区を抜け、典型的な温泉町様式の建物等を歩いていきますと、浴衣姿のカップルがそぞろ歩きしており、湯の街であることを改めて感じさせられます。 鯖湖の湯という松尾芭蕉も入ったという温泉施設を目指します。 他にも、多くの個性的な温泉施設があるので時間があれば、湯巡りなどしたいのですが、如何せん、時間の限りがあるので断念せざる得ません。 飯坂温泉で一泊しようと事前に予約を試みたのですが、やはり、年末年始は、どの旅館、ホテルとも満室です。福島市内のネットカフェで耳栓、アイマスクでの仮眠では、疲れが取れません。 若いときは、なんとか、我慢できるかもしれませんが、年をとるにつれ、きちんと、横にならないと辛くなってきました。 年末年始の放浪については、事前の計画的な旅程を組んで、先行的な宿泊地の確保に努める必要があることを今更ながらに痛感しています。 さて、福島県飯坂温泉の鯖湖の湯です。 伝説によると、日本武尊の東征にまで遡るといわれ、この地で湯治したといういわれが残るそうです。 また、西行法師もこの湯を訪れ、ここで「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さばこ)の見ゆる 山の彼方か」と読み、そこから「鯖湖の湯」という名が定着したそうです。 夕暮れ時に参りまして、やや、薄暗くなって写りが悪いであります。 松尾芭蕉もこの湯に入り、明日、どこに行こうかな~気持ちいいから一句詠んじゃおうかな~でも、メンドいからやーめた♪なんて思っていたかと思うと、素敵ですゥ! 実は、「おくのほそ道」によると、雨に降られた芭蕉らは、温泉に入って貧家に宿をとったそうです。 土間に莚を敷き、囲炉裏のそばで寝たが、雨漏りがあり、蚤と蚊に悩まされ、芭蕉の持病が再発するなど散々であったそうです。 芭蕉(´・ω・)カワイソス あとぉ、全体的なイルミネーションが超キレイなの! チョット~すんごいロマンチックなんですケド~などと、汚いオッサンが呟くぐらいに、ロマンチックが止まらんかった! 芭蕉もこの景色を見たら、機嫌が直ったでしょうにね。 だから、カップルで来い!(かなり、ボッチは浮いていました) さぁ、独り淋しく、福島市へとトボトボと帰ります…

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