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テーマ:暮らしを楽しむ(383614)
色鉛筆レビューです。メーカー別に12色セットを比べみます。
ファーヴァーカステル、カランダッシュ、ステッドラー、ホルベイン、三菱、ダーウェント、サンフォード。有名メーカー目白押しですね★ ※色鉛筆カラーチャートを新しくしました!(10・1) ※混色の情報を書き直しました! こうして塗り比べてみると、各メーカーの個性がわかって面白いですね。 比べてみて、気が付いたことを以下にまとめました。 ●ホルベインアーチスト(日本) 鮮やかでクリアな色。やや明るめで、メリハリのある配色。 ●ファーバーカステル ポリクロモス(ドイツ) 落ち着いた、深い色。特に赤系はアンダー気味な配色でクラシカルな印象。 ●カランダッシュ パブロ(スイス) 明るく、透明感がある。ポップな配色だが、彩度が低く落ち着いた色味。12色入りでグレーがはいるのはカランダッシュだけ。 ●サンフォード カリスマカラー(米国) 濃く、とてもはっきりした色。色自体は少しアンダー気味。 ●三菱UNI ペリシア(日本) ポリクロモスの少し彩度をあげた感じ。明暗のメリハリがある配色。 ●ステッドラー カラトアクアレル(ドイツ) 明るく、クリアな色。12色入りで、茶系が1色で、その分ビビットカラーの色相を増やしたラインナップになっている。 ●ダーウェント カラーソフト(イギリス) 全体にやわらかくやさしい色。特に赤がコーラル系で、暖かい印象。 こんな感じです。私は個人的には、カランダッシュやダーウェントのような、個性的な色合いに魅力を感じますが、ぬりえをするには、ステッドラーあたりの素直な色が向いているような気がします。 続いて、3色比べです。12色比べに対して、色の面積が大きくなるので、印象も少し変わります。また、重なった部分で、混色の具合もわかるかと思います。 ※詳しい混色比較はこちら ●色名は、メーカーによって異なっていますが、ホルベインとリラ、カリスマは同じ色名「スカーレット」で塗っていますが、ずいぶん色が違いますね。リラはだいぶ落ち着いた色です。カリスマカラーは、鮮やかな印象がありましたが、発色が鮮やかなだけで、色自体は意外に落ち着いた色なんですね。ホルベインの方がずっと鮮やかで明るい色です。 ●ペリシアとファーバーカステルは印象が似ていますが、ファーバーカステルの方がさわやかというか、クリアな色ですね。 ●似ているといえば、カランダッシュとリラ(レンブランド)も似ています。カランダッシュの、少しグリーンかかったブルーがすごく好きです。 ●ステッドラーはやはり、クリアで軽やかな印象ですね。この中では、唯一の水彩色鉛筆です。やはり、ドライの状態での混色は、他の油性色鉛筆と比べると劣る感じです。 ●ダーウェントは明るめの色ですね。黄が弱いのかな。赤もRoseですし。黄の強めなカランダッシュに比べるとクールな印象です。 ●混色にも特徴がありますね。 ファーバーカステルやカランダッシュ、リラは、キレイに色が重なりながら混ざる感じです。下に塗った色はにじみません。繊細な画面が創れます。 対して、ホルベイン・ペリシア・カリスマカラーは、下の色が溶けて混じるる感じ。重厚なしっかりとした画面が創れます。 以上、メーカー別で色を比べてみました。 カランダッシュやダーウェント、リラ、カリスマカラーなどは、非常に個性的なメーカーカラーですよね。そうした好みがはっきりわかっていれば、その色鉛筆を選ぶのがいいと思います。 母の場合は、はじめての色鉛筆ですし、好みもわからないので、比較的素直な色彩の色鉛筆を選ぼうかなと思っています。 1、ファーバーカステル ポリクロモス 2、ホルベインアーチスト 3、ステッドラー カラトアクアレル …かなぁ。 混色の比較はこっちの記事です。 額縁画材の通販王国ガレリアレイノ FABER-CASTELL(ファーバーカステル) ポリクロモス色鉛筆 60色(缶入)110060 (18000) 【RCP】★当日出荷可能です。【土・日・祝除】(時間によっては発送日は異なります) 【ホルベイン】 アーチスト色鉛筆24色セット/基本色 新メタルケース OP920 ステッドラー カラト アクェレル水彩色鉛筆 24色セット (karat aquarell) 125M24 ~色鉛筆関連記事~
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最終更新日
2020.11.20 10:20:52
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