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2026年03月14日
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カテゴリ:障がい福祉

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あなたは、ストレスに対してどれくらい柔軟に対応できますか?
引越しや進学、就職、結婚など、人生には様々な変化が訪れます。時間と共に環境に適応できればストレスを感じることも少ないですが、そういった変化に適応できすにいると、トラウマや精神疾患に陥るケースもあります。
そういった変化に対応するには、
ストレスへの耐性
を身につけなければなりません。実は、人間の脳は経験によってストレスを対処(回避)し、受け流す仕組みを備えているのです。
ストレスに対する脳の反応は4つ
1 ホメオスタシス(生体恒常性)
私たちの体は、体温や血圧といった体内環境を常に一定に保っています。この安定した状態を保とうとする機能は
ホメオスタスシス(生体恒常性)
と呼ばれ、健康を維持するうえで重要な役割を担っています。ホメオスタシスは主に3つの機能によって成り立っています。
・自律神経   体の働きを調節する
・内分泌    ホルモンの分泌をつかさどる
・免疫     外部の異物から体を守る
体がストレスを受けたとき、これらがバランスをとりながら健康状態を維持するのです。
しかし、ストレスを受け続けるとホメオスタシスに負担がかかり、この3つの機能がバランスが崩れます。そうなると病気や不調といった健康被害が現れ、心身ともに疲弊してしまうのです。
実はホメオスタシスは
成長によっても変化
することがわかっており、たとえば思春期の場合、成長ホルモンが大量に分泌されてホメオスタシスのバランスが崩れ、不安定な気持ちになったり体調を崩したりすることがあります。
また、運動をすることで肉体的変化が起こるのと同じように、ホメオスタシスも外的要因や日々の行動・体験などによって
変化しやすい
と考えられているのです。
2ニューロプラスティシティ(神経可塑性)
人間は、ストレスを経験することによって体内環境が変わっていきます。
ストレスを感じたとき、脳内ではそれを「ストレス」として受け止めるかどうか、またどうやって向き合うかを判断します。この能力を
ニューロプラスティシティ(神経可塑性)
といい、成長や状況変化に伴い脳神経が新しい環境に適応しようとするのです。
たとえば、交通事故で頭を打ったとしましょう。手術が必要になったものの幸い命に別状はなく、しばらく安静にすることになりました。しかし後遺症で手足を動かせなくなり、治療後に
リハビリテーション
が始まります。このリハビリこそが、ニューロプラスシティを刺激するのです。
ニューロプラスシティ(神経可塑性)とは、
機能的・構造的変化
を指します。
・脳内の神経細胞間のシナプス伝達の効率の変化
・シナプス新生
・神経細胞の樹状突起・軸索の側芽伸長
リハビリをすることで、これらの神経可塑性を変化させことができます。リハビリによって残存する神経回路を変化させられれば、失われた機能をある程度取り戻すことができるのです。
3アロスタシス(動的適応能)
アロスタシス
とは、外部からのストレス(変化)によって体内環境が崩れないように、安定性を維持する反応です。一見ホメオスタシスと似ていますが、アロスタシスはホメオスタシスを維持し、急性のストレスなどに対して適応していくプロセスという位置付けになっています。
強いストレスがかかると、アドレナリンやコルチゾールなどの脳内分泌物が多くなります。そういった分泌物から体を守り、
適応しようとする
のがアロスタシスです。
ストレスを受けることによって身体は新しいホメオスタシスの基準値を作り、新たなストレスに対する「備え」をしようとします。一旦新しいホメオスタシスの基準がつくられれば、同じストレスを経験しても対処できるようになります。人は、過去の経験から学ぶ力を体内にも持ち合わせているのです。
アロスタティックロード
問題は
「アロスタティックロード」
です。
アロスタティックロードとは、アロスタシスによる機能調整を継続しようとする反応のことで、体に負担がかかりすぎてしまうと発動します。
たとえば、会社に高圧的な上司がいるとします。ちょっとしたことでも怒られて、みんなの前で声を荒げて注意するといった上司のもとで働く場合、社内がピリピリしますし会社にも行きたくなくなりますよね。こういった状況だと、人は身を守るために交感神経が優位な状態になります。そうなるとホルモンの分泌量が増え、ささいなことでも敏感に反応するようになります。
この体の反応自体は正常なものですが(→アロスタシス)、交感神経優位な状態が長く続くと自律神経のバランスを崩し、体調悪化を招くおそれがあります。この
「アロスタシスを長く続けようとする反応」
がアロスタティックロードなのです。
長期間強いストレスにさらされ続け、ストレスに耐えようとすることで正常な体内機能が逆に体を壊すことにもつながるアロスタティックロード。これを防ぐためには、肉体も精神もしっかりケアして身体への負担を減らすことが大切です。
アロスタティックロードを引き起こす4つのストレスタイプ
アロスタシスがアロスタティックロードとなるには、主に4つのケースが考えられます。
・ストレッサー(ストレスの要因)が多数あり、何度も被る
・ストレスに適応できない
・ストレス状況を割り切れないor引きずってしまう
・脳内分泌物が過剰反応を起こす 
このような状況を避けるためには、上手にストレスと向き合っていく方法を学び、実践していかなければなりません。
ストレスの対処には「アクティブリカバリー」
ストレスとうまく付き合っていくためには
「アクティブリカバリー」
が効果的と言われています。
アクティブリカバリーとは、主に肉体の疲労回復に行われるリカバリー方法ですが、ストレスの対処にも活用されています。
アクティブリカバリーに決まった定義はなく、一般的には最高心拍数を100%と考えたとき、
70%の心拍数を最低30分間キープできる運動
が良いとされています。運動はランニングや水泳、ヨガなどなんでも構いません。楽しいと思えるメニューだと脳の筋肉が活発化するため、楽しんで運動することが大切でしょう。
アクティブリカバリーは、ただ休むよりもリラックスした状態が作り出せることがわかっており、運動によって肉体をリカバリーできれば
脳のリラックス
にもつながります。そうやってリカバリーを続けていくことで、徐々にストレスへの耐性が備わっていくのです。
もし「いきなり運動をしろと言われても難しい」という方は、まずは
散歩
を日課にしてみましょう。近所を歩いてみたり、寄り道をするだけでもいい運動になるはずです。
散歩に慣れたら、より健康を意識した
ウォーキング
をしてみるとさらに効果が上がります。コツコツと定期的に続けることで、きっとポジティブな効果を実感することができるでしょう。
小さな行動がストレス解消のカギ
いかがでしたか?
脳をはじめ、体内環境はホメオスタシスによって常に安定状態を保とうとします。外部からのストレスによってバランスを崩さないためにも、上記のようなストレス発散法を取り入れることが大切です。
小さな行動
で構いません。
毎日を振り返ってみて、ストレスへの対処ができないかどうか探ってみましょう。もしあなたがデスクワークなら、椅子に何時間も座りっぱなしにならないように気をつけた方がよさそうです。1時間に1回は立ち上がり、軽いストレッチをすると効果的ですよ。
そういったこまめなストレス発散が、アロスタティックロードを防ぎ、健康的な生活を送るコツなのではないでしょうか。
ウォーキングの習慣化でメンタル改善!運動のメリットとは
「職場と家の往復しかしてない」
「家にいる時間が増えて退屈」
「休みの日はダラダラしてしまう」
あなたには当てはまるものがありますか?
メリハリのない生活を続けていると、気分が落ち込みやすくなってしまいます。そんな状況を打開する方法の一つが
ウォーキングの習慣化
です。
ウォーキングの習慣化によるメリットや、習慣化のためのコツについて解説します。
ウォーキングとは「健康を目的とした散歩」
のことです。文字通り、歩くことで健康増進を図るのです。
ウォーキングは有酸素運動なため脂肪を燃焼させます。脂肪が消費されることで
体脂肪の減少や高血圧の抑制に効果的
とされています。ヨーロッパでは、
成人の約30%の
人が定期的にウォーキングをしているという報告があり、特にフィンランドでは約68%の人がウォーキングを行なっており、北欧においてウォーキングはもっとも人気のあるスポーツの一つとされています。
スポーツやトレーニングの場合、技術を習得するのに時間がかかる上、その負担の大きさから継続することが難しいのが現状です。その点、歩くという行為なら多くの人が実施可能であり、気負わずにできるというメリットがあります。
楽しくウォーキングするための5か条
120分以上歩いても疲れないペースで
2一日30分を目安にウォーキングをする
3過度なウォーキングは禁物
4夏場は朝夕、冬場は昼間に歩く
5こまめな水分補給
疲れてやめてしまってはウォーキングの効果が発揮されないので、20分以上歩いても苦にならないペースが望ましいです。無理のないペースで継続して歩くことが大切です。最低でも30分以上、できれば休憩を挟んで
60分、70分
と続けられるとより効果的です。
また、疲労が蓄積すると代謝効率が悪くなり逆効果です。オーバーワークにならないように、
週2〜3回
くらいの頻度でウォーキングができるとよさそうです。
加えて、ウォーキングを行う際は、暑過ぎず寒過ぎずといった
過ごしやすい時間帯
を選ぶといいでしょう。気持ちよくウォーキングをすることでいいイメージが根付き、次もやろうという意欲にも繋がります。ウォーキング前はもちろん、こまめな水分補給は忘れずに。
敷居が高いと長続きしない
先述しましたが、ウォーキングのメリットとして
敷居の低さ
があります。これは
習慣化
させることに大きな意味を持ちます。
例えば、今までフットサルをしてこなかったような方が、フットサルを習慣化させるためには、技術の習得だけでなく、道具の準備、フットサル場の手配など様々な障害を乗り越えなければなりません。いつでもどこでもできないものについては習慣化させることが難しいのです。
その他にも、特定の行動を習慣化させづらくなる要素はいくつかあります。
・楽しくないと感じる
・集中力が続かず、すぐに別のことを取り組んでしまう
・終わりが見えず、続ける意義を見いだせない
・わざわざ時間を取る為のメリットがない
このような点を一度でも感じてしまうと、多くの方は物事の習慣化が続かなくなり、結果として失敗に繋がってしまいます。
ウォーキングの習慣化によるメンタルへのメリットとは
道具や場所の確保をせずに始められるウォーキングは、誰でもすぐに取り組むことができます。ウォーキングを習慣化させることにより、次のようなメリットがあります。
メリット1:気分転換になる
1点目は
「気分転換になる」
ことです。
大学の研究によると、運動をすることは年代・性別間で共通して「楽しいと思う」「精神的ストレスの解消や集中力が付く」という効果が期待できるとされています。
スマホを見ながら歩いていると見ることができない景色を、見ながら歩くことで考え事がクリアになったり、今まで気づいていなかった発見ができますので、気分転換になるでしょう。
メリット2:同じコースで出会う仲間ができる
2点目は
「人との繋がりができる」
ことです。
ウォーキングをある程度習慣化させると、同じ時間帯でよく出会うウォーキング仲間ができることがあります。
同じ目的の仲間ができることで、より習慣化がしやすくなるだけでなく、挨拶を通じて気分が明るくなり、メンタルにもいい影響を与えてくれます。
メリット3:スタイルが良くなり、自分に自信がつく
3点目は
「自分に自信がつく」
ということです。
ウォーキングは立派な運動の1つですので、カロリー消費によるダイエット効果が期待できます。中々外に出られない状況から太ってしまい、太ってしまった自分の姿を他の人に見られることにストレスを感じている方も少なくないでしょう。
ウォーキングにより健康的なスタイルを手に入れ、自分に自信をつけることで、弱まっているメンタルを高めることができます。
ウォーキングを習慣化させるコツ
ウォーキングを
習慣化させる
ことができれば、日々の健康はグッと身近なものになります。
日常的に運動をしていない方にとってはウォーキングを習慣化させることはハードルが高いと思うかもしれませんが、やり方次第で習慣化にさせることができます。
以下、運動が苦手な方がウォーキングを習慣化させるためのコツをご紹介します。
1何が何でも継続させると自分を追い込まない
まず、
目的は持ちつつも目標を持ちすぎず気軽に取り組む
ようにしましょう。
ウォーキングに限らず、何か物事を習慣化させようとする際には、目的が重要になります。ウォーキングであれば、「気分転換や人間関係の交流を経て、メンタルヘルスケアに繋げたい」のか、「スタイル改善に繋げて自分に自信を持ちたい」のかによって、歩くコースやスピード、方法も変わります。
一方、毎日何時間・何キロ以上必ず歩くといった
具体的な目標を最初から設定しない
ようにしましょう。
最初から高い目標を立ててしまうと、自分のメンタルを追い詰めることに繋がってしまい、習慣化に失敗しかねません。最初は歩くことを楽しんでみる程度のスモールスタートに留めることで、無理なくウォーキングに取り組めます。くれぐれも
自分を追い込まない
ことが大切です。
2仲間と一緒に取り組む
ウォーキングの習慣化のためには、
仲間と一緒に取り組む
と効果的です。ウォーキングは1人ですぐに始められる点が魅力ですが、同時に1人であることで楽しさを感じられず、習慣化に失敗してしまう可能性があります。
仲間をつくってウォーキングに取り組むことで、マンネリ化を防ぐことはもちろん、正しいウォーキング方法を習得できるため、無理ない習慣化が期待できます。
他にも、運動をしながら他の人とコミュニケーションを取ることで、気分が明るくなり、「また今度もウォーキングをしよう」というマインドセットが可能になります。
適度な運動を習慣づけてメンタル改善を
メンタルの落ち込みに悩んでいる方は、
ウォーキングを習慣化
させることがおすすめですが、どんな人でもいきなりできる訳ではありません。運動が苦手だと、それだけで習慣化は難しくなってしまいます。
ウォーキングに限らず、物事を習慣化させるためには、メリットを理解することに加え、しっかりと目的を持つこと、何人かで取り組むことが重要です。
ウォーキングを習慣化させ、メンタルヘルスの改善に向き合ってみてはいかがでしょうか。



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最終更新日  2026年03月14日 19時02分25秒
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