2005/05/27(金)03:20
うつ病はもう嫌だ/心の病は自慢にならぬ
今回の大うつ病はこれまでにない長期化となっている。2002年に2ヶ月の休職をして以来3~4回の再燃で、うつというものは再燃するたびに苦しさは増してくるのだ。
『また。やってしまった。』
という強い自責の念。職場にどのつらさげて出勤すりゃいいんだ!という思い。欠勤からくる経済的な困窮。打開策のない今後の身の振り方等、さまざまな迷いが同時にクリックされて小さなメモリは簡単にフリーズする。
悲観的になるな!
と他人に言われようが、もしも私をとりまく状況を開示すれば、これは病気になっても仕方ないと同情してくれる人もあろう。
しかしながら同情されても病気は治らないので、ひたすら精神科医の診察と処方に頼るほかないのである。
今日の受診によって本日から木・金・土・月とアナフラニールの点滴をすることとなった。ほとんど入院患者のキュアである。担当医は私がいつまでもぐずぐずしているので思い切った処方をした。点滴の効き目はめざましいのだ。
医療のサイドからのアプローチは万全だと思うが、うつ病にはキーパーソンとなる人とのカウンセリング的なアプローチも2番手として重要だ。家族や友人、職場の人といった人とのやりとり、外出などだが、現在の私は孤立していてピアカウンセリングできる相手がいない。フィリピーナとの繋がりではこのへんの微妙な心のやりとりができない。
孤立しているうつ病患者は1日をどう過ごしていいかががわからない。それで前回に書いたように出会い系サイトのサクラの皆様とメールのやりとりをしたりというわけのわからん行動に出たりする。もう退会したが。しばらくサクラ攻による撃はやまないだろう。
突然だが、40歳になった今、私の願いは平々凡々とした暮らしを築くことだ。平凡に生きることがこれほど難しいとは青年期には思いもよらなかった。
もう4年目になるこの日記だが、うつ病日記としての役目はそろそろ終わりとしたい。主に音楽のレビューを書いて音楽好きな人から知る人ぞ知るブログになればいいなあと感じている。