あいうえお道場/職業訓練編

2006/09/13(水)05:28

露出はゆっくりとするもの

エロい人(46)

眠い目をこすりながら、土曜日に観た2本目のビデオについて書くか。なにも早朝、新聞がポストにバサリと入った時間帯にエロ日記を書くこともないのだが、オフクロが「おしっこ!」とトイレ誘導をさせるので、無理しり起こされて、気持ち悪い。夜間3回くらい、起きるので、私の睡眠は、母と同様にまとまった深い眠りがないのです。 ということで、2本目は『露出バカ一代』というタイトルであった。先日の、カメラ長回しマターリ映像はよかったが、今回は勝手が違った。まず、女の子が明るい。今風のコが軽い気持ちでAVやってみました、ってかんじ。スタッフも若い。下着で街を徘徊というものでなくて、いきなり全裸、そして舞台は横浜や新宿・歌舞伎町といった繁華街。すばやく脱いで、走れ!とオシムのごとく。女は繁華街を走り、カメラも必死で走る。「よし、クルマに乗り込め」と一同、バンに乗り込み、「逃げろ!」とこの繰り返し。女性は何人か出ていて(というのも、私は飛ばし飛ばし観ているので詳細はわからぬ)、夜間の繁華街の路上において男女全裸で駅弁というショットもあった、ようだ。(この作品、じつは10分くらいしか観ていない) カットが短く、女性が入れ替わり、露出行動はゲリラ的。この手法は若い人向きなのかなあ。正直な感想を言うと、制作者のオコチャマなセンスを感じた。「よし、逃げろ!」って鬼ごっこじゃないぞ。社会や警察権力に反逆する気概も感じられない。(それが道徳としてよいかどうかは別として)きわどい行為をするが、結局は逮捕されるのは恐いというチキンな精神が見え隠れするのだ。また、露出は露出の過激さよりも女の羞恥心の刺激に目的があり、羞恥心を刺激するには時間を必要とする。エロオヤジが飲んだくれた繁華街において全裸で走るよりも、ビキニ姿の格好でスーパーでゆっくり買い物するほうが、ずっとエッチなことなのだ。 作り手のエロに対する若さが、深みを欠いたという評価は、私がジジイだからなのか。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る