その場にふさわしい音楽。。
納棺式に出た。そこで流れていた音楽(BGM)は、色々、こういう場にふさわしいような感じの曲を適当に集めたもののようだったが、その中で、やたら悲しげな情感あふれる旋律の曲が、ちょっと耳について不快に感じてしまった。と、いうより、正直にいうと、「やめて~!」と、言いたいくらいだった。なんか、しみじみ、「悲しい場面では悲しい曲」って必ずしも正解じゃないんだなあ、と、改めて思った。まあ、当たり前と言えば、あたりまえのことだけど。かといって、その時は、故人の趣味から言っても、陽気な音楽を聞きたかったわけではない。なんか、感情をかき乱さない、淡々とした音楽が流れていてほしかった。まあ、これは、その時、その場面、その人、によって、ひとりひとり違うものかもしれないが。あらためて、その場にふさわしい音楽って難しいな。と、思った日だった。