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松本健一さん主催、なってるハウス(←ライヴハウスの名)で行われた即興ワークショップに参加した。
・クジをひく。 ・クジの番号が 2で割れる数が当たった人=1組目。 ・クジの番号が 3で割れる数が当たった人=2組目。 ・クジの番号が 2でも3でも割れるない数に当たった人=3組目。 という風に班分けして、1組4~5人で、即興演奏を行う、 それが本日のルールだった。 (毎回違うので、遅れて行った私は、今日などんなルールなんだろう?とキョトキョトしてしまった) 1組目のセッションの最後の方で、その組に参加していたトロンボーン奏者さんが、一瞬、他の人の様子を伺うような目をしてから、大きな、意思のはっきりした音で、ロングトーンを出した。 その音が素敵だった。透明感があって毅然としてて・・。 そしたら、管のみんな(確か1組目の構成楽器はみんな管楽器だった)が、 次々と呼応していって、次第に大きなロングトーンのハモリになっていった。 ・・きれいだった。 私は、こういうのが好きなんだ。 そういう決まりだから、そうした、ってんでなくて、 自然発生的に、誰かの音に他の人が呼応して、 何かが起こっていく・・みたいな瞬間が。 私は、といえば、即興に行き詰っていて(という程やってないのだがぁ(^_^;)) ピアノという楽器にコンプレックスを持っていて(だって、12音階しかでないじゃん(T_T))あの場に参加したのだが、果たして、1組目の管楽器の皆さんの音を聞いてて、この場に私が仮にピアノで居たとしたら・・う~ん、どーしてよいかわかんないぞ、と悩んでいたのです。(悩むという程深刻じゃないか・・でもまあ) ところが、2組目になったら、ある人(本来管奏者の方だったと思う)が、ピアノで、音を出した。 それが、とても新鮮だった。 そりゃー1組目が全部管だったら、違う楽器が鳴りゃ新鮮な感じがするに違いないのだけど、新鮮だった。 あ、ピアノっていい音する楽器じゃない。 それから、さらに聞いてて、 ピアノってとっても色彩感の出る楽器だな、とも思った。(これがともすると両刃の剣・・でもあるのだが) 管にも、色彩ってもちろんあるけど、管は感触を豊かに表現しうる楽器だなあ、とも思った。 で、3組目で実際に自分が参加してピアノを弾いたわけだけど・・。これでいいのかな?という迷いが常にあった。 誰に対して何を「良い?」と聞いてるのか? 聞いている人に対して?一緒に演奏してる人に?主催のまつもとさんに? じゃ、自分に対しては??? ただひとつ自分がわかってるのは、 迷いのない時=考える間もなく何かに反応して音を出している、というそれこそ即興状態の方が、 (他人がどう聞くかはともかく)自分の気持ちがいいって事。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/01/20 01:02:33 AM
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