荻野都　「おぎのおとのおと」

日食観測用メガネを買おうとしたら、

すでに、どこにも売ってない！　

誰かまだ売っている所を知っていたら教えて～。

昔は、下敷きで透かしてみる、とか言ってたのにな。 

さて、

訪れる人が居てくれるか甚だ疑問ではあるが
（それでも、カウントが１０７１になった。善意の訪問者に感謝。）、

自分のＨＰの壁紙を変えてみた。

で、今の壁紙は、

くらげである。（良かったら見てね♪壁紙のくらげさん・・）

一応、季節と気分の変わり目には、変えるようにしている。

限定バージョンで、日食の壁紙にしようと思ったのだが、

著作権に触れない画像を簡単にゲットできなかったので断念。

くらげは、自分で撮った写真だからＯＫ。

でも、「どこがくらげだ～」と言われそうだ。なんだか私のピアノみたい。

いや、多分、「どこが○○だ～」と言われそうなところ・・なんだけど・・。

「ジャズです。」といっても、ライヴとかを聞いて下さった方から、

「ジャズ？現代音楽かと・・。」という反応があったり、

「フリージャズです。」と言っても、

（伝統的？な）フリージャズの人からは、絶対「ンなのフリージャズじゃねえ。」と言われそうだし、
（でも、広義のフリージャズだと自分では思っている。）

「即興です。」と言ったら、インプロ（即興）界の人からは、
「インプロではない。」と否定されそうだし、
（確かに、色々な形だけど、テーマがあったり、キメがあったり、完全即興ではない。）

まあ、どのジャンルに当てはまるか、なんてことは、重要なことではないかもしれないが。

大事なのは、その演奏の持つ説得力（うまく表現できないけど真実性みたいなもんというか、人の心にせまる何かというか）だ。

そのためには、自分で、何をどのように表現したいか、ということが見えてないと。

そういう意味でも、若干、くらげみたいだ。

骨が無い・・とか、どこにいくんだ～みたいなところ・・？

くらげ自身には、自分の行きたい方向が見えているのだろうか？

先日、久しぶりに　セッションのハウスでお会いした超先輩プロドラマーさんに、

「フリー（ジャズ）、やってる？」と聞かれて、

「ええ、まあ。まずは、スタンダードを練習しようかと。」と答えたところ、

「それは、それとして、自分の道を進むんだよ。」

と、言われた。

私の道ってなんだろう？

そもそもそんなものが私にあるのか？

夢では（いや、現実でも）よく、道に迷う。

あせればあせるほど、目的地に　つけない。

夢の場合は、支度に時間がかかって、とか現実的な展開の時もあるけど、

例えば、街中で、地上を歩いていたはずなのに、

道がいつの間にか地下に降りてしまい、

四方は、切り立った崖。なんて奇想天外なことも。

ちょっと、ちょっと、

私は、地上を歩いてたんですけど、何よ、この道は！

なんて、エッシャーの絵の中に入り込んでしまったような、

わけのわかんない世界でじたばたするのである。

あげくの果てに、焦って、ロッククライミングを試み、

敢え無く、バランスを失って、墜落～

宙を身体が舞う恐怖の中で、目が覚めて、

あ～夢で良かった、なんてこともある。

さて、皆既日食が日本で見られるのは、４６年ぶりとの事。

東京では部分日食ですけどね。

でも、日食時は、少し薄暗くなって、少し涼しくなるそうなので、

その変化を感じられるのを、楽しみにしている。（晴れてくれ。）

次に日本で皆既日食が見られるのは、北陸・北関東などで、２６年後の

２０３５年だそうである。

その時まで、私は生きているだろうか？

生きていたとしたら、音楽は続ける事ができているだろうか？

自分の道を見つけられているのだろうか？

日本は、世界は、地球は、どうなっているのだろうか？

ぐずぐずした気分で、飲みに行ったら、

飲み屋のトイレにこんな言葉が貼ってあった。

「道は、自分が踏み出した一歩の後にできる。」

言葉は違うが、そんな意味だった。

トイレで啓示？。いかにも私らしいじゃん。。 

「まずは、歩め。」

道は、その後ろに自ずとできるであろう。

はいはい。心得違いでした。

しかし、総選挙で日本はどうなる？

（一票あるってったって、「どうする」、じゃなくて、「どうなる」だよね・・・。やっぱ、感覚としては。でも、非力な個人でも一人一人が社会を構成してる一員って事は自覚してないとね。すぐふんずけられるような存在でも。）

明日の日食は見られる？