|
テーマ:ニュース(100145)
カテゴリ:牛さん
【20ヶ月齢以下の牛由来の牛肉】
【全月齢から特定危険部位(SRM)の除去】 って見ただけでは大丈夫そうな錯覚をさせるけど アメリカとカナダの国内体制を合わせて考えると???ってなってしまいます。 20ヶ月齢以下の牛っていうのもアメリカとカナダでは少し内容が違ってくると思います。 カナダは、2002.7に日本より約半年早く固体識別番号が始まっていて各牛に固体識別番号、出生農場のみを管理義務化しています。 生年月日に関してはは2005年に任意になりました。 ところがアメリカは2004年に固体識別番号を導入しましたが全て任意なので普及しているようには思えません。 一応、2009.1にを目処に完成予定だそうですが… なので20ヶ月齢以下の判断基準はというと カナダは日本同様の固体識別で対応できます。 問題はアメリカの生産記録または生理学的熟成度(A40以下)となっていることです。 生産記録といっても2通りあります。 ・各固体ごとの月齢証明(生産農家の出生記録) ・これはアメリカの特徴的な飼い方ですがシーズン毎に生まれた群れで管理(群れの最初に生まれた牛に出生日を合わせる) 生理学的熟成度について牛枝肉の格付制度を利用したものでテレビでも問題になっていたのでご存知かもしれませんが… 年間2700万頭もの牛枝肉を格付けする約160名の検査官が格付し確認します。 そして約9割が20ヶ月齢以下、ランクA40以下というのは1割弱なんだそうです。 この生理学熟成度Aというのは腰椎や仙椎の骨化で評価します。 例えば腰椎であれば棘突起上部にある軟骨が加齢によって骨化する進行具合をみて評価していくのです。 これを人の目により評価していくのです。 先にも書きましたが約160名の検査官が年間2700万頭ということは一人で年間約16.8万頭見ないといけない状態でです。 それを「牛の月齢判別に関する検討会報告書」では ・A40の評価決定ポイントは高い精度での判別が可能。牛枝肉の生理学的熟成度を客観的に判別する基準としては適当。 ・A40を基準として採用し得るか否かの判断は、統計学的分析による数値だけでなく、米国産牛肉のBSE感染リスクの程度の評価と合わせて判断すべき。 きゃぁぁぁ!! きっと昔ならコレを書いている最中で頭がパンクしているわ(>_<) 何がなんだかわからなぃ~(T_T)って言ったりして。 これならアメリカ産の牛肉食べなきゃいいじゃないって思っていたでしょうね。 半分、今でも思っているけど… だけど私達が直接店で購入する以外にも飲食店で食べる牛肉がアメリカ産なら?って考えてしまうと… 別に牛肉に神経質になっているつもりはないけど、今回だけは少し自分でも調べて納得して食べるなら食べたいと思ってみたけど… アメリカのBSE感染リスクって?って調べてみたら……… さぁて、もう一度頭を整理しなおしてから後で書き込みたいと思います。 ちょっと独りよがりな内容でつまらなかったらゴメンね。 なんか昨日までの内容から一変してしまって知恵熱でそう(^_^;) 次はコーヒーブレイク的な話にしようかしら?? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[牛さん] カテゴリの最新記事
|