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May 17, 2004
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私の生涯のベストワン映画は(今のところ)「ローマの休日」である。
この作品は映画の王道である。

あのほろ苦い予定調和は何度観ても飽きない。

「第三の男」や「天井桟敷の人々」などは邪道である。
チャップリンは、その才能が嫌みなだけである。

その点、この「ローマの休日」は作り手の作為があっさりと隠れていて、良いころあいなのである。

そして(このあとはストーリーになるので、まだ観ていなくて、このさき観たいひとは見ない方がよい)ストーリーとしては、遊びざかりの王女が外遊先のローマでこっそり宮殿を抜け出し、新聞記者と一夜の恋に落ちる、というもので、全く持って分かり易い、こうやって書いても一行で足りる。

私が好きなシーンは、結局王女は宮殿に戻るのだが(ここも、自分の背丈の倍以上もある門を一人で開けるところは感動する)戻った早々口うるさい「ばあや」に「自分の立場も考えて」とか「王女としての自覚をもって」とかいう意味のことを(正確な台詞はわすれた)言われるのに対し「だから、帰ってきたのです!」とオードリーが毅然と言い返すシーンである。

このシーンは何度観ても泣けるシーンである。

そしてラスト、新聞記者として王女との記者会見を終えたグレゴリーペックが一人宮殿を歩いていくラストシーンである。ここもグッとくる。

まあ、とにかく好きな映画なのであるが、何故今さら思い出したのかというと、このあいだの「皇太子発言」に同じにおいを感じたのである。
あのオードリーの毅然とした態度がかすかにかぶって見えたのである。

彼(皇太子)は私と歳が近い。
この映画は観たのだろうか





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Last updated  May 17, 2004 10:51:58 PM


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