おぐぱっぱんち

2007/02/06(火)19:16

イヤだー、帰らないーーっ

小学生の女の子が2人居る妻の友人宅へお邪魔しました。 コウセイにとっては初めて同然のお宅なので、場見知り&人見知りはどうかと思っていました。 ところが、最初からテンション高め元気いっぱい遊び始めました。 お姉ちゃん達はコウセイのことを気に入ってくれていて、楽しみに待ってくれていたそうです。 お姉ちゃん達のお陰でゆっくり話もできたし、楽しい時間を過ごすことができました。 ママゴトをして遊んでもらったコウセイはご機嫌でした。 2時間ほど経ったころ妻が「そろそろ帰ろう」と切り出しました。 「コウちゃん、帰ろうか!?」 「イヤっ!!」 『ハイと返事する状況ではないわな・・、さて何で釣ろうか』 一応、「ご飯の準備をしないといけないから」と普通の理由を言って説得してみたのですが、聞くわけがありません。 「家に帰ってみかん食べようか!」 「イヤンかえらない!」 「それじゃ、バナナ食べる?」 「イラナイ!かえらない!」 「車に乗ったらビスケットあるよ!」 「ビッケットいらない!」 「それじゃ父ちゃんと母ちゃん帰ってもいい?」 「うん、バイバイ!」 みんなに笑われました。『失敗だった・・』 「あ、お庭にボールがある!」 「ん?ボールいるーー!お外出るー。」 『ヨシ!とりあえず外まで連れ出せる。』 外に出ればこっちのものです。 ところが強引に乗せてみると、チャイルドシートで仰け反り一向にベルトができません。 勿論大泣き声付きです。 強烈な抵抗に遭ってしまいました。 仕方なく、しばらく外で遊ばせたのですが一向にテンションが下がりません。 私は車を動かし、帰るフリをしました。 慌てて駆け寄ってくると思いきや・・。笑顔で手を振っていました。 『・・・!?』 「お母さん乗って!」 「コウちゃん、帰るからー、バイバーイ」 コウセイはキョトンとしていました。 本当に出発し、近所を回ってくることにしたのです。 車を出して妻と話しました。 「今頃泣いとるじゃろーか?」 「いいや!喜んどる!」 「どうする、顔を真っ赤にして口開けてポロッポロッ涙流してたら」 「絶対ない!」 一回りして戻ってみました。 楽しそうに遊んでいました。妻の予想が当たりです。 さて、そろそろ本当に帰らないと迷惑になるので乗せないと・・。 次なる手を考えているとき友人が「買い物して来たら?」と言ってくれました。 お言葉に甘え、近所のスーパーで食材の買い物に出かけました。 「2人で買い物なんていつぶりかなー♪」 「しばらくないなー」 ゆっくり、買い物を楽しんで(?)迎えに行きました。 すると「オサンポ♪オサンポ♪」と言いながら嬉しそうに出てくるではありませんか! そして車にも進んで乗りました。 ずっと「オサンポ♪」と言って嬉しそうにしています。 みなさんにお礼を言って出発しようとしたとき「みんないくのーー!!」と叫びはじめました。 どうやら車でオサンポという場所にみんなで行くのだと思っていたようです。 帰宅後2人で散歩しました。 コウセイはお散歩の最中も「オサンポ行こうなぁ」と言ってました。 「今お散歩してるんだよー。」

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