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カテゴリ:日記
花見を終え、風呂と夕食も済ませて、コウセイと遊んでいました。
コウセイが「おーかきしよっ!(お絵描きしよ!)」と言って落書き帳を持ってきました。 仕舞っていたペンを渡すと緑を手に取りました。 コウセイは、緑か水色を最初に手にします。 そしてお絵描きをすると思いきや、私にペンを渡し 「ガイキンマン書いてー。(バイキンマン書いて)」 「アンパンマン書いてー。」と要求してきます。 主なキャラクターは下手ですが何となく書けています。 「今度はー、テッカ巻きちゃん!」 『そんなの知らないんですけど・・。』 困った私は「今度はコウセイが書いて。」とコウセイにペンを渡しました。 「はい!」と良いお返事のコウセイ。 「父ちゃんの顔、描ける?」 「かお?」 「そう、父ちゃんの顔、描いて。」 「とうちゃんのー?」と言って紙に向かいました。 そして大きな円を描きました。 紙の大きさから判断して輪郭だと思いました。 『え?うそ、ホントに描いてくれるの?』 「目は?」 「目ーー?」 大きな円の中に小さな円を1つ描きました。 「こっちの目は?」自分の目を指差しながら言いました。 「こっちの目ーー?」 隣にもう一つ円を描きました。 「今度は鼻描ける?」 「鼻はーここっ♪」 調子に乗ってきたようです。 目の間、そして大きい円の中ほどにゴチャゴチャを描きました。 「口は?」 「口ー?」 少し首を傾げて、下の方に横線1本引いてくれました。 この時点でも充分顔に見えます。 コウセイもペンを置きました。完成ということでしょう。 嬉しいです。 コウセイが初めて描いてくれた私の顔ですから。 額に入れて飾りたい勢いです! 「ありがとうねー、上手に描けたねー!」と誉めながら、絵を眺めているとパーツを1つ描き忘れていることに気付きました。 「あー、耳忘れてる!」 「耳は、ここあるよ、ホラ」と言って再びペンを取り目の横に描いてくれました。 『それは耳でなくて眼鏡のフレームでは? まぁ良いか、ちゃんと眼鏡まで描いてくれるなんて・・。』 でも私、眼鏡掛けてないんです。 目から輪郭へ繋がった線、耳だと信じます。そしてこれは私だと信じます。 「お父さん描いて」って言ったんだもの。 「お母さん、コウセイが描いてくれたよー」 コウセイを誉めながら妻に見せると 妻は「わースゴイ!いいなぁ、お母さんも描いてー。」と頼みました。 すると、コウセイ画伯は「イヤダ」と仰ったのです。 恐らく私の顔を描くのに気力を使い果たしたのだと思います。言い方を替えると"飽きた"のでしょう。 妻は「ケッ、だれがご飯食べさせてあげよーるん?」と言って苦笑しておりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.10 13:51:08
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