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不登校・ひきこもり・ニートを考える

不登校・ひきこもり・ニートを考える

学生になっちゃえ!パート2

2005年06月15日


以前、対処案として『学生になっちゃえ!』というコラムを書きましたところ、ニート・ひきこもりに悩む人から

「わたしはすでに4年制の大学を卒業しており、いまさら学生になれと言われても……、学ぶ気もなく学校へ行くのは、もったいなくも思い……」

といったメールをいただきました。









だから『不登校・ひきこもり・ニート』周辺の人は、融通が利かないと言われるのよ。










大学など、何度在籍してもルール違反ではあるまい!!




学校へ行かないのに学費がもったいないですと!?










いままで、死ぬの生きるのと言っていたのに?









わたしが、『学生になっちゃえ!』と言うのは、





1に、世間体!



















2に、『学生』という身分を金で買えということです。









大学では、通信教育部がある大学も多い。有名大学なら、慶應義塾大学なんかもある。

ほとんどが書類選考のみで入試はありません。学費も安い。

『不登校・ひきこもり・ニート』の人にとって、スクーリングなどが難しい場合もあるでしょう。

よって、場合によっては「卒業しよう」とは、考えなくてもよろしい。


本当にやりたいことが見つかるまで、

やる気が起こるまでの腰掛けでいいんです。


通信教育部では、カッコ悪い?










だから腰掛けだって言ってるでしょ!









だいたい死ぬの生きるのって言ってるクセに、ケツの穴のちっちぇーこと言わないの!










そもそも、悩みが『不登校・ひきこもり・ニート』なんでしょ?

でも、大学にせよどこかの学校にせよ、籍を置いているってだけで、根本解決にはならないわけですよ。


ただ、その空白の時間を埋めようっていう案なんです。


わたしが『学生になっちゃえ!』っていうのは、『不登校・ひきこもり・ニート』の人が、面接に行くとき、自分の空白の時間を説明できないと言って、バイトや就職の面接を恐れることがあるからです。

だったら、“空白の時間”を取り合えず埋めとくという方法もあるということですね。

中退で全然いいんですよ。

あくまで“取り合えず”の方法なんですから。



学校にお金さえ払えば、学生という時間と身分が買える。
中には、レポートさえ出せば、卒業も売ってくれる学校もある。
中退しても、“その後いろいろとやってました。”ということで、面接官の悪印象を薄める効果がある。

また、ひきこもりの人が出てくるためには、精神科医の斎藤環氏によると、平均『3年3ヶ月』かかるとのことです。

その約3年3ヶ月という空白の時間をどうするか?

約3年3ヶ月後に、彼らは出てくることになるんですが、次のステップの準備をしておいてもいいでしょう。


この『学生になる』というのも、その方法のひとつではありますね。







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