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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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巨椋修(おぐらおさむ)

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2008年06月14日
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カテゴリ:対処案

ときどき思うんですよ。





オレたちは好きで生まれてきたわけじゃない。




どういうわけか……




たまたま……




運良く(運悪く?)




頼みも頼まれもしないのに……




生まれてきてしまった。




親を選んで生まれてきたわけじゃない。




親だって、こんな子を生むつもりで産んだんじゃない。




そしてたまたま生まれた家庭や親、




その環境で育ってきただけなんです。





生まれ落ちた赤ちゃんに




その後の人生について、




まだ何の『責任』も『自由』もないんだよ。




生まれてきたばかりの赤ちゃんに、





「その後の人生は、この子の責任である」





とか





「お前は自由だ」





なんて言う人がいるとしたら、




それはちょっとおかしい。(笑)




誰かがいて、その人が生まれて成長して、いまがあるわけなんだけど、




その人自身は、その親のところに生まれたいと思っていたわけではなく、




その親の元で成長したいと思っていたわけでもない。




だから、その親のことに関して、その人に責任なんてないんだよ。




その親から生まれたことに、そして育ってしまったことに責任を感じることはないんだよ。




親も子も、いいように付き合うしかない。




だからさ。




いま生きていて、苦しんでいる人に言いたいことは





「親のせいで、生まれてきたんじゃない」




「生まれてきたことに、あんたに責任はない」





たまたま、生まれてきてしまったんだってことだね。





生まれてきたことも





産んだこともさ






それが悪いってことじゃないと思うんだ。





だからさ





子は親を






親は子を





許してあげてもいいんじゃないかな。














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Last updated  2008年06月14日 12時59分43秒
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