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不登校・ひきこもり・ニートを考える

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2008年07月24日
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カテゴリ:周辺事態
秋葉原に続いて、八王子でも通り魔事件が起きました。


容疑者は、菅野昭一(かんのしょういち))33歳。


職業、会社員。


犯行の理由は


「仕事関係で2、3日前からむしゃくしゃしていた」


「仕事関係で悩み、事件直近に親に相談したが最後まで聞いてくれなかった。大きな事件を起こせば自分の名前がマスコミに出て(家族に)犯行を示せると思った」


と、いうものです。


約一ヶ月前に起こった【秋葉原通り魔事件】の犯人が、携帯サイトに


「目標、ワイドショー独占」


という書き込みをしたのと、同様の自己顕示欲と、親への不満があります。



同じように、7月16日に起こった【愛知バスジャック事件】もまた、親への不満が、犯行の原因のひとつでした。


つまりここで【秋葉原通り魔事件】【八王子通り魔事件】【愛知バスジャック事件】の共通点として、親への不満、親への鬱憤があげられるということになります。



親への不満があり、その不満を親にではなく、無関係の人に向けるという共通点。



さらに、もうひとつ。


この三つの事件は、すべてコピーキャットなのです。


コピーキャットとは、模倣犯、猿真似の意味で、決して尊敬される言葉ではありません。




【秋葉原通り魔事件】の犯人は、【神戸連続児童殺傷事件】、別名【酒鬼薔薇事件】や、【西鉄バスジャック事件】と同い年であり、マスコミよると、この年に生まれた人に、共通する“何か”があるのでは?


と、いうものもありますが、約120万人いる彼らの同年代だけが大きく他の世代と違っているとは思えません。



むしろ、彼らの同年代に、印象深い【神戸連続児童殺傷事件】が、最初にあり、その犯人に、負けまいと事件を起こしたのが【西鉄バスジャック事件】の犯人。



同年齢で、その二つの事件の影響を受けて、真似をしたのが【秋葉原通り魔事件】の犯人。




【西鉄バスジャック事件】を模倣したのが、【愛知バスジャック事件】の犯人。




【秋葉原通り魔事件】を猿真似したのが【八王子通り魔事件】の犯人ともいえるでしょう。






つまりは、ひとつの事件から次々に負の連鎖を起きたともいえます。



そして、自我が確立していない、つまり幼い未熟な人間は、そういった事件の模倣をしてしまう傾向があるようです。



それは、十代の自殺でもっとも多いのが、有名人の自殺やいじめ自殺、その時代で流行している自殺などを“模倣”した【連鎖自殺】であることからもわかります。




幼稚であるが、自我や自己愛は人一倍強い。



誰かに認められたい。認められるだけの実力はあるはずだと思っているのですが、その実力はなく、実力を試すこともしない。



あるいは試した結果、思うようにならなかった。



しかし、悪いのは自分ではない。



自分が認められないのは、社会や世間が悪い、社会や世間のせいで、いまの自分はダメなのだ。


と思ってしまう傾向があるようなのです。



自分がダメなのは、自分以外のみんななのですから、当然、その復讐の相手は、自分以外の誰でもいいわけです。



こういった犯人が口を揃えていう言葉。



「誰でもよかった」



は、自分以外の誰でもいい“誰か”に、責任を転嫁させた結果起こります。




特に、今回の【秋葉原通り魔事件】の犯人は25歳。


【八王子通り魔事件】の犯人は33歳。


両人ともたっぷりと【おとな】の年齢なのです。


それにしては






あまりにも未熟!


あまりにも幼稚!






しかし、【秋葉原通り魔事件】も、【愛知バスジャック事件】も、【八王子通り魔事件】も、これらは『不登校・ひきこもり・ニート』の周辺事態であり、これらの事件に共感している『不登校・ひきこもり・ニート』の人たちはとても多いのです。


また、【八王子通り魔事件】の容疑者は、少年時代不登校であったのも事実です。



『不登校・ひきこもり・ニート』系の人たちも、自我や自己愛が強い傾向にあり、同時に精神的に不安定で思ったようにいかず、苦しんでいる人たちが多いのです。



今回の一連の事件を通して、わたしは、【親子の問題】と、【犯罪の負の連鎖】について考えざるをえませんでした。



こういった人たちは、やはりまた出てくると思います。



そして、社会がこういった人たちを出ないような世の中にするというのは、遠い未来のような気がします。



では、自分たちの周囲で、少しでもこういった悲しい犯罪者を出さないようにするには、どうすればいいのか?



おそらく、各家庭や家族、各親子、各個人で、できることや、しなくてはいけないことがあるような気がしています。



また、わたし自身、そういった思いもあって、このブログを書いていたりするのです。










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Last updated  2008年07月24日 12時31分43秒
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