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2009/07/31(金)00:10

ポジティブ・シンキングの限界と落とし穴

スピリチュアル(174)

一般的に多くの人が、ポジティブな生き方を目指そうとする傾向が圧倒的に強いと言えるでしょう。しかし、OHANA瞑想教室の瞑想の中ではネガティブな面を扱います。 ほとんどの人が、「ネガティブな思考を持たないこと」「ネガティブな表現を控えること」「愚痴や苦悩を口にしないこと」「いつも穏やかに、愛に満ち溢れた日々を送ること」「どんなに辛いときも笑っていること」などを想い浮かべるのではないでしょうか。しかし、ここに大きな落とし穴が存在するのです。ポジティブな思考や表現ばかりを繰り返すことは、本当に望ましいことでしょうか?そうしていることで、本当に幸福を得られるのであろうか?心から満たされているのでしょうか? 実は、ここに挙げられたようなポジティブなあり方を長年続けてきた人のエネルギー構造がどれだけ滞り、どれだけ歪んでいるかを知る必要があります。 本来、ネガティブとポジティブの間に垣根は存在しません。人間の分離・分裂した意識が優劣や善悪と言った判断を下しています。 宇宙の真理を読み解くプロセスには、いくつものトリックが仕組まれています。その中で表情を変えながらも、この陰陽にまつわるトリックは常にその柱となります。 陰と陽を分離させてしか認識できない者に、宇宙の愛や法則を理解する日はやってきません。また、宇宙の愛や真理に触れることなく、真の悦びや真の豊かさを体現することもありません。 豊かな人生というものは、良いことずくめの人生ではありません。陰陽のあらゆる感情を味わい表現しながら、ネガティブな感情やトラブルさえもどこかで楽しめる感性を養ってこそ、真の豊かな人生を手に入れることができることでしょう。  

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