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テーマ:日常の雑談(3094)
カテゴリ:食べ物
敦賀で食べ損なった鯛寿司を考えながら、ふと頭に浮かんだのが「北陸って酢締めの押し寿司が多いなぁ」ということでした。富山の鱒寿司、敦賀の鯛寿司、そして各地にある鯖寿司。気づけば、旅の途中で口にしているのはどれも酢の効いた寿司ばかりです。 なぜだろうと考えてみると、やっぱりこの土地の暮らしに理由があるようです。冬は雪で閉ざされ、魚を長く持たせるには塩や酢での保存が欠かせなかったこと。豊かな日本海で獲れる魚を無駄にせず、美味しく食べ続けるために工夫されたこと。さらに、若狭のサバが「鯖街道」を通って京都へ運ばれたように、都との結びつきの中で洗練された文化になったこと。 思えば、祝いの席に欠かせない鯛も、富山で愛されるマスも、みんな「めでたい魚」。それを押し寿司に仕立てることで、美味しいだけでなく、見た目にも華やかで日持ちする、まさに一石三鳥の料理になったんだろうなと納得しました。 こうして考えてみると、一つの駅弁からその土地の気候や歴史、文化までが見えてくるのだから面白いものです。次に北陸を訪れるときは、押し寿司を食べ比べしながら、その背景にある物語まで味わってみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年09月16日 13時52分51秒
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