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テーマ:日常の雑談(3155)
カテゴリ:日常
今朝、家を出たのは7時。外気温は0℃だった。 手袋をしているのに、指先がじんじん痺れる。 ポケットに手を入れても、冷えは布を通り抜けてくるみたいで、容赦がない。玄関のドアを閉めた瞬間から、空気が肌に触れるというより、刺さってくる感じがした。 まだ眠気の残る頭のまま、駅までの道を歩く。 吐く息が白くて、足音だけがやけに響く。冬の朝は、音が少ない。 東北や北海道は、きっともっとずっと寒いのだろう。ニュースで見る雪景色を思い出しながら、「あれに比べたら」と思ってみる。でも、ここはここで、また別の種類のつらさがある。 夏は息苦しいほど暑く、冬は思い出したように底冷えする。 この土地の極端な気候に、毎年ちゃんと順応できないまま季節が巡っていく。 そして帰る家も、なかなか手強い。 二重サッシじゃない窓から、夜の冷気が遠慮なく入り込んでくる。暖房をつけても、部屋全体があたたまるまでに時間がかかる。 頼りになるのは、こたつだけだ。 こたつの中に足を入れて、ようやく「ああ、生き返る」と思う。上半身はまだひんやりしているのに、足元だけがぬくもりに包まれている、そのアンバランスさが、なんとも冬らしい。 外で冷え切った指先は、家に帰ってからもしばらく自分のものじゃないみたいだ。マグカップを両手で包んで、少しずつ感覚を取り戻していく。 今朝の通勤は、みんな少し無口で、足早だった。 その無言の列の中で、ただ「寒いなあ」と思いながら歩いた時間が、妙に心に残っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年02月02日 08時19分37秒
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